中国の徳と孝文化のふるさとが「10年の経験」を公表

Peking University's Boya Strategy Group 2019年10月11日 13時11分
From 共同通信PRワイヤー

中国の徳と孝文化のふるさとが「10年の経験」を公表

AsiaNet 80965(1935)


【運城(中国)2019年10月10日新華社=共同通信JBN】中国共産党塩湖区委員会広報局によると、中国北部・山西省の運城塩湖区は9月29日、社会統治における幾つかの現地政府の実践と調査を「青書」の形式で初めて公表した。

青書執筆チームのメンバーで北京大学のボヤ(Boya)戦略グループ副代表であるリ・クォドン氏は、青書が「The Practice and Innovation of Salt Lake District in Chinese Virtue and Filial Piety Culture(中国の徳と孝の文化における塩湖区の実践と革新)」と題され、歴史、実践、革新、展望の4つの章に分かれていることを明らかにした。

リ・クォドン氏は「青書は塩湖区での過去10年間の幾つかの好ましい実践を評価、要約、深く分析し、将来の発展の可能性、方向性、進路も反映している」と述べた。

古くは「河東」として知られる運城は中国文明が誕生した地域の中心に位置している。そこは舜帝、そして徳と孝の中国文化の伝説的な古里である。中国には舜が両親に施した孝について数多くの物語がある。

伝説によると、堯帝が引退したときに舜の徳は天と地を動かし、人々は舜を後継者として推薦した。彼らは舜について専門家集団による調査と民主的な査定を行った。その結果、舜は誰からも高く評価された。

塩湖区党委員会の副書記で地区長のシュエ・ヨンチ氏は記者会見で「徳と孝の文化に支えられた行動規範と道徳的な思考は、今日の世界の社会統治においても現実的かつ戦略的な意義がある」と述べた。

塩湖区は2010年以来、徳と孝文化の基準を設定し、際立った代表的事例に合理的な褒章の仕組みを構築して徳と孝文化の実践ネットワーク体系を継続的に改善、それを中国で一定の影響力と普及性のある価値を生み出した、社会における全ての活動へのテーマ、目標そして道標としている。

塩湖区は徳と孝文化発展に向け、「6種1体」のプラットフォームを立ち上げた。具体的には高齢者向けデイケアセンター、徳と孝講義ホール、徳と孝文化の壁、地域図書館、徳と孝文学・芸術普及チーム、そして徳と孝ボランティアサービス・チームである。それについて人々は快活に「食事、授業、壁、本、演劇、家族」と呼んでいる。

都市コミュニティーが制作した400以上の徳と孝のリスト、そして農村部の草の根市民が制作した117の徳と孝の文化の壁は「広い地域に影響を及ぼして社会全体を教育する人物を選ぶ」役割を果たしている。同時に、一年を通して農村部とコミュニティーで活動している445の徳と孝文化実行チーム、そしてこの地域の都市部と農村部のさまざまなボランティアサービスで活発に活動する約7万人のボランティアを擁する591のボランティアサービス・チームもある。

徳と孝の文化を実行することで、塩湖区は年配者を尊敬する習慣や農村文化と経済の活性化を促進した。

ソース: The Publicity Department of the Salt Lake District Committee of the CPC, Yuncheng city

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(写真説明:山西省運城の海州区にある関帝廟の春秋楼)



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