ロッカクアヤコ:「色彩の手探り、小さな発見」

ギャラリー・デライブ(Gallery Delaive) 2019年08月16日 11時43分
From 共同通信PRワイヤー

ロッカクアヤコ:「色彩の手探り、小さな発見」

AsiaNet 80097(1516)


【アムステルダム2019年8月16日PR Newswire=共同通信JBN】
*2019年6月8日-8月25日:展示はあと10日間

ヤン・ファン・デル・トグト美術館は、日本の画家、ロッカクアヤコの展示「色彩の手探り、小さな発見」を開催している。ロッカク氏はまた、新作の展示のほか、同氏が過去数年に制作した作品の回顧展も提供する。

▽技法
ロッカク氏は美術の教育を受けておらず、独学でその独特の技法を生み出した。その手法は、アクリル絵の具を用い、キャンバスまたはボール紙に素手で直接描くというものである。同氏は、事前に定義されたアイデアなしでペイントを開始し、構図が徐々に現れ始めるまで自然に来るものを描く。小さな花、動物、頭蓋骨が浮かび上がる、夢のような色彩のランドスケープである。同氏の作品には共通して、目が大きく手足の長い、日本の漫画スタイルの少女たちの印象的な存在が登場する。ロッカク氏は、これらの少女たちは作品の中に自らの性格を表現する方法だと考えている。

身長わずか156cmのロッカク氏はしばしば、ときには最大幅7mの大きなキャンバスを前にした実演制作で自らの技法を披露する。「自分よりもはるかに大きなものに絵を描くのが好きだ。このような巨大なキャンバスの端から端まで体を左右に動かすと、様々な色が私の身体の中を流れ出すような感じがする」。ここ数年、ロッカク氏は様々な新たな技法と素材を試し、ウールとボール紙を使ったインスタレーション、アクリル板を重ねた彫刻、手で絵を施したルイ・ヴィトンのアンティークトランクをつくり出してきた。

▽ロッカクアヤコ
世界市民ロッカクアヤコ(千葉県出身、1982年)は、ベルリン、ポルト、東京、アムステルダムを転々として居住し、作品を制作している。ロッカク氏は2002年、アクリル絵の具を用い、ボール紙に直接素手で描く初めての作品を仕上げた。その後、同氏の作品は評論家から注目されるようになった。2003年と2006年に同氏は、東京で世界的に有名な芸術家、村上隆氏(東京出身、1962年)が主催する若い芸術家向けの展示会「Geisai」で受賞した。

ロッカク氏は2007年にギャラリー・デライブ(Gallery Delaive)で初の個展を開催して以来、アジア、欧州、米国の様々なギャラリーと美術展示会で展示を行ってきた。ロッテルダムのクンストハル美術館、スロバキアのメレンスティーン・ダヌビアーナ美術館で個展を開催した際は、何千人もの来場者が集まった。美術批評家はロッカク氏を現在最も将来性のある若い芸術家の1人とみている。

本展示はアムステルダムのギャラリー・デライブとの協力で実現した。

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▽問い合わせ先
Gallery Delaive at info@delaive.com
+31(0)20-6221295

ソース:Gallery Delaive

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