箕面市は、約1万3,000人の子どもたちが投票した結果をもとに、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞 第10回記念ベスト・オブ・ベスト」大賞受賞5作品を決定しました。
この賞は、子どもの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざして2010年の国民読書年に創設したもので、子どもが支持している本を子ども自身が選ぶ、全国でもたいへん珍しい取り組みです。開催10回目の今回は、特別企画として過去9回の受賞作から「ベスト・オブ・ベスト」の大賞作品を選びます。
今後は、子どもたち自身の運営のもと、授賞式を11月2日に行います。
1.受賞作品
箕面市は、約1万3,000人の小中学校の子どもたちが投票した結果をもとに、「箕面・世界子どもの本アカデミー賞 第10回記念ベスト・オブ・ベスト」にノミネートされた本の中から、「絵本大賞」「作品大賞」「ヤングアダルト大賞」「主演男優大賞」「主演女優大賞」の受賞5作品を決定しました。
【絵本大賞】
としょかんねずみ
ダニエル・カーク/作 わたなべてつた/訳
【作品大賞】
おれがあいつであいつがおれで
山中恒/著 杉基イクラ/イラスト
【ヤングアダルト大賞】
君の膵臓をたべたい
住野よる/著
【主演男優大賞】
グレッグのダメ日記 「グレッグ」
ジェフ・キニー/作 中井はるの/訳
【主演女優大賞】
怪盗レッド① 「アスカ」
秋木真/作 しゅー/絵
2.「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」について
(1)概要
「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、子どもの読書意欲を高め、読書活動をさらに推進することをめざして2010年の国民読書年に創設した賞です。世界中には「大人が選ぶ」子どもの本の賞はたくさんありますが、それらの賞とは違い「子どもが本当に支持している本を、子ども自身が選ぶ」という全国でもたいへん珍しい取り組みです。
開催10回目の今回は、特別企画として過去9回の受賞作から「ベスト・オブ・ベスト」の大賞作品を選びます。
箕面市では、市立小中学校への専任学校図書館司書の配置を平成4年から始め、平成10年には全小中学校への配置を完了しました。「箕面・世界子どもの本アカデミー賞」は、図書館司書が日頃から子どもの読書活動をサポートし、全国に先駆け子どもの読書活動を推進してきた箕面市だからこそ実施できる取り組みです。平成24年度からは、私立小中学校も参加するなど、読書活動が広がっています。
(2)授賞式
11月2日(土曜日)に、箕面市立メイプルホールの大ホールで子どもたち自身の運営による授賞式を開催し、受賞作家によるスピーチなどを予定しています。
その後、憧れの受賞作家などによる市内小・中学校への訪問(オーサービジット)も予定しています。
問い合わせ先
子ども未来創造局 中央図書館
担当:大迫
電話 072-722-4580(直通)
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