Citrix、従業員エンゲージメントと生産性の新時代を先導

仕事に集中し、最大限のパフォーマンスを発揮するために シンプルかつインテリジェントなエクスペリエンスを提供

2019年5月21日、ジョージア州アトランタ – Citrix Systems, Inc.(NASDAQ:CTXS、以下Citrix)は、アトランタで開催されたカンファレンスにて、デジタルワークスペースソリューション機能強化の発表を行いました。Citrixは、昨年 デジタルワークスペースソリューションを発表し、仕事をよりシンプルかつ整理することを可能としました。同ソリューションは、デバイスやネットワークを問わず、統一的で複雑な状況に合わせたエクスペリエンスを提供することが可能であり、次世代のインテリジェンス機能によって仕事をよりシンプルなものにしています。

今日の従業員エクスペリエンスに改善が必要であることは明らかです。日々の仕事を処理するために、複数のアプリとテクノロジーが使われ複雑化している状況は、生産性を損なう原因となります。新しい デジタルワークスペースソリューションは、この問題を解消します。

Citrixの最高製品責任者であるPJ・ハフ(PJ Hough)は、次のように述べています。「今日の働く環境は集中を妨げるノイズにあふれています。Citrixは、人々が仕事に集中しパフォーマンスを最大限発揮するために、ノイズとなる障害を排除するという一点を念頭に置いてソリューションを設計しました。」

■複雑さの緩和
仕事をスムーズに処理するには、適切なツールが必要です。問題は、ツールが多すぎるために、適切なツールを見つけて使用することが困難になっていることです。

ハフは次のように述べています。「今日の従業員は、1日の仕事を終えるために11種類もの異なるアプリを使用しています。従業員は必要な情報を探すために週に約10時間も費やしており、ほとんどの機能は使われないか、作業をより複雑にしています。過度な負担と複雑さは従業員エクスペリエンスの妨げとなり、従業員エンゲージメントの低下につながります。これは変えなければなりません。」

Citrix® Workspace™を導入することで、企業は従業員が好むすべてのアプリとコンテンツへのシングルサインオンアクセスと統一されたエクスペリエンスを提供できます。この機能により、Salesforce、Workday、SAP AribaとSAP Concur、ServiceNow、Microsoft Outlook、G Suiteなど、150以上のエンタープライズアプリケーションが統合されます。

また、Okta、Ping、Radius、GoogleIDをはじめとする最も広く利用されているアイデンティティおよびアクセス管理プロバイダーとCitrix Workspaceセキュリティコントロールの統合が予定されており、これらのアプリをネイティブで利用する以上のキュリティを提供できるようになります。

■よりスマートなアプローチ
Forrester Research, Inc.によれば、「労働力の生産性で最も重要な目標は、仕事をする人々のパフォーマンス向上であり、従業員のモチベーション、顧客エクスペリエンス、売上の達成はパフォーマンスに依存しています」(「Transform The Employee Experience To Drive Business Performance, Executive Overview: The Employee Experience Playbook」、2018年2月12日)。

Citrix Workspaceに組み込まれた機械学習とシンプルなワークフローにより、企業は、業務を編成するだけでなく、よりスマートに仕事を処理することが可能となり、結果として従業員エクスペリエンスを向上することが可能となります。

Citrix Workspaceには、広く普及しているSaaS(アプリケーションアズアサービス)のマイクロアプリが既に100以上組み込まれており、優先されるタスクや関連タスクをプロアクティブにユーザーに表示する為、従業員は少ない手順で作業を完了でき、効率も大幅に向上します。

また、Citrix Workspaceでは、従業員は、メールの検索やスケジュールの確認、複数のアプリケーション操作などの複雑な操作をすることなく、優先すべきタスクがスマートフォンやタブレット、PC上に表示され、業務を完結することができます。

■制約のない仕事環境
多くの人は、1日に平均で4か所以上の異なる場所で仕事をしていると言われています。様々な場所に移動することも珍しくなく、デバイスでは、メール、文章作成、ツイート、インスタントメッセージなどのアプリケーションを約2分ごとに切り替えて使用します。また仕事環境はオフィスにとどまらず、自由に働くことが求めれられており、テクノロジーツールが私たちの環境に合わせる必要があります。

Citrix Workspaceを導入することで、企業は、従業員が好みのデバイスを使い、あらゆる環境でシームレスに作業ができる優れたエクスペリエンスを提供できます。Microsoft TeamsやSlackのような最も一般的に使われているコラボレーションツールとの新たな統合により、統一した環境を従業員に提供することが可能となり、従業員は利用環境に合わせてツールを切り替える必要がなくなります。

またGoogle Cloud Marketplaceから提供されるCitrix SD-WANアプライアンスの仮想インスタンス、ならびにCitrix ADCとGoogle Cloud Platform(GCP)、Kubernetes、Istioアーキテクチャによるサービスメッシュ、およびオープンソースCNCFツールとの統合を通じて、企業は従業員の居場所にかかわらず一貫した信頼性の高いアプリケーションエクスペリエンスを提供することができます。

ハフは次のように述べています。「私たちは個人の日々の暮らしのシンプルさと便利さを職場にもたらし、仕事のフォーカスを、人を苛立たせるアプリケーションから重要なアクションへと移すことにより、企業の組織全体にわたって従業員のエクスペリエンスを高めようとしています。」

■Managed Desktop as a Service
計画中のDesktop as a Serviceを通じ、Citrixは強力なパートナーエコシステムとともに、企業IT部門によるクラウド内での統一されたセキュアな環境構築をこれまで以上に容易なものとします。企業の従業員はこの環境において、それぞれのデスクトップやすべてのSaaSアプリケーション、クラウドサービス、ファイル共有、クラウドベースのオフィス向けアプリケーション、および企業のリソースにアクセスし、いつどこでも、どの機器を使用している場合にも業務を完了することが可能となります。このサービスは、まずMicrosoft Azure上でのマネージドデスクトップとして提供される予定です。

■職場のセキュリティを拡大
セキュリティは後追いであってはならず、意識せずとも実行されなければならないものです。ユーザーが使用する機器やアクセス行動に関する深い理解、およびCitrix Analyticsを支えているインテリジェントな機能に基づき、企業は柔軟性や選択肢に対する要求とセキュアな環境を維持し、またユーザーエクスペリエンスを損なうことなくセキュリティポリシーを動的に適用することの間のバランスを取ることができます。また、このソリューションでは、セキュリティ違反と自動化されたその解決がすべてログに記録され、セキュリティ専門家による監視や、計画中のSplunkとの一体化を通じた他のアナリティクスプラットフォームへの書き出しが可能です。

SaabのGroup CIOであるマッツ・ハルティン(Mats Hultin)氏は次のように述べています。「SaaBは真のコラボレーションが良いソリューションを生むと確信しています。しかし私たちの日々の仕事には機密情報が関わります。したがって、一方ではオープンでなければならず、他方では業務を提供する相手のデータを保護するため極めてクローズドであることが求められます。Citrixを使用することにより、これら2つの要求の間でバランスを取り、お客様のニーズを満たすとともに会社の競争力を高めるため、チームが互いに連絡を取り、共同で作業を行うことが可能になりました。」

■マルウェアへの注意
企業や組織内において使用されるSaaS、ウェブ、およびモバイルアプリケーション、およびそれらへのアクセスに使用される機器が増加し続けていることに伴い、システム攻撃やデータ盗難に対する企業の脆弱性が高まってきています。Citrixはデジタルワークスペースソリューション内で提
供されるアプリケーションとコンテンツを保護する新たな機能を開発し、以下のような脅威に対する防御を行っています。

・キーロギング
・スクリーンキャプチャ/セッション記録

これらの新しい機能は、Citrix® Virtual Apps and Desktops™へのパーソナルな機器とマネージされた機器の両方からのすべての接続を対象とし、エンドポイントとブラウザのセキュリティを守るとともにCitrix Workspace™内で行われるすべての作業を保護します。

IDC Security Products and Identity and Access Managementリサーチ部門のリサーチ担当バイスプレジデントであるフランク・ディクソン(Frank Dickson)氏は次のように述べています。「ネットワークの周辺部が分断化され、インターネット自体が暗号化によって把握しづらくなってきていることに伴い、機器、 アプリケーション、およびデータのセキュリティを確保するうえでは、エンドポイントが2番目に重要なコントロールポイントとなっています。しかし分散化はセキュリティには寄与しないため、エンドポイントにはその本来の性質によって特に困難な問題が伴います。このため目的に特化した洗練されたツールが主流となっており、革新的なソリューションやセグメントごとに合わせたチャネル戦略が普及しています。」

■さらに優れたエクスペリエンス
ウェブのトラフィックの半分以上は、ユーザーエクスペリエンスを損ない、業務トランザクションの低速化を招くBOTによるものです。Citrix ADCを通じて提供される、先進的な機器のフィンガープリンティングやシグネチャなどを含む新しい挙動ベースのBOT検出機能に基づき、企業には以下のようなメリットが得られます。

・パスワードスプレー、クレデンシャルスタッフィング、コンテンツスクラッピングなどの攻撃を軽減
・売上やデータの損失を軽減

また計画中のCitrix Analytics Machine Learning(ML)エンジンへの強化に基づき、企業はネットワークのレイテンシを監視することによってパフォーマンス上の問題を発見し、パフォーマンス
低下に見舞われているユーザーグループを容易に特定し、それらのユーザーのエクスペリエンスを改善する対応策を実行できるようになります。

■統一されたビュー
ハッカーがそのインテリジェンスのレベルを高めていることに伴い、それと戦うソリューションもまたインテリジェンスを高めなければなりません。このことを念頭に、CitrixはMicrosoft Graph Security APIからのリスクインジケータとユーザーおよびエンティティインベントリをCitrix Analyticsに組み込みました。この一体化によってセキュリティ管理者にはCitrixとMicrosoft両方のソリューションにわたり、統一された形で脅威インテリジェンスを把握し、セキュリティ違反の信号の幅と精度を高めるとともに、両方の環境にわたって脅威軽減の対策を取ることが可能になりました。

■より良い働き方
ハフは次のように述べています。「テクノロジーはイノベーションのエンジンです。しかしこのエンジンは多くの場面で立ち往生し、生産性や進歩の障壁となっています。Citrixは、お客様がテクノロジーの管理に割く時間を削減しながら、テクノロジーの活用を通じて魅力ある従業員エクスペリエンスを実現し、そのことによって業績に変化をもたらすために必要とされる、エクスペリエンス、セキュリティ、および選択肢の提供をその使命としています。」

Citrix の製品は、フォーチュン 100 企業の 99% 、フォーチュン 500 企業の 98% を含む 40 万を超える企業や組織 で活 用 されています。Citrixの詳細については www.citrix.co.jp をご覧ください。

■Citrixについて
Citrix(NASDAQ:CTXS)は、皆様のより良い働き方を推進し、安全な環境でイノベーションを活性化し、お客様との関係を深め、生産性の向上を加速させる統合型ワークスペース、ネットワーキング、アナリティクス・ソリューションを提供しています。Citrixのお客様は、柔軟な働き方を実現し、IT部門は複雑なクラウド環境下においても、様々なテクノロジーを保護、管理、モニターする単一のプラットフォームを活用することが可能です。Citrixの製品は、フォーチュン100企業の99%、フォーチュン500企業の98%を含む40万を超える企業や組織で活用されています。Citrixの詳細については www.citrix.co.jp をご覧ください。

©2019 Citrix Systems, Inc. 、Citrix、Citrixのロゴ、およびその他のマークはCitrix Systems, Inc.の所有物であり、米国特許商標庁およびその他の国で登録されている場合があります。 その他のすべての商標はそれぞれの所有者に属します。

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コーポレートコミュニケーションマネージャー
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