広州とパナマが互恵協力の有望な未来を目撃 中南米・カリブ諸国で一帯一路構想が深化

The People's Government of Guangzhou Municipality 2018年11月23日 16時38分
From 共同通信PRワイヤー

広州とパナマが互恵協力の有望な未来を目撃 中南米・カリブ諸国で一帯一路構想が深化

AsiaNet 76422 (2184)

【パナマ市(パナマ)2018年11月22日新華社=共同通信JBN】11月21日、中国・パナマ友好関係に関するストーリー共有セッションがパナマ市で催された。2018年G20サミットを控え、地元政府、中国南部の広州市政府および関連組織が共同で開催した。中国とパナマをつなぐ一帯一路構想(BRI)がもたらす互恵的協力と発展の共有に重点を置き、両国の政界、実業界、学術界の名士がこのイベントでビジネスおよび人的交流に関するストーリーを共有し、2000人を超す中国人とパナマ人がこのプラットフォームを通じた持続可能な協力への期待を表明した。

中米の地峡部の宝石であるパナマは、南米を北米に、太平洋を大西洋に接続する。海のシルクロードを通じた2国間の友好関係は、船舶Sea Witch(海巫号)が中国人を初めてパナマに運んだ1854年に始まった。

明らかに、広州とパナマ間、中国と中南米・カリブ海諸国(LAC)間の深化しつつある関係は、急増するビジネス交流と、相互支援に根差した1世紀に及ぶ友好関係にかかっている。

両国は、2017年の外交関係樹立の結果、経済・社会協力と交流において過去にない機運を目撃している。両国民には具体的な恩恵がもたらされた。両国の大使館が開設された。北京-パナマ市の直行航空便が開設された。パナマは事業を拡大しインフラストラクチャーの構築に参加する中国企業の流入を目にしている。パナマは同国の鉄道プロジェクト実施の可能性調査に関して中国との協力協定に調印した。

現在、中国・パナマの友好協力はより広範にわたって成果を上げつつある。広州花都区のXinzhuang Elementary SchoolとパナマのChinese-Panamanian Cultural Center(Sun Yat-Sen Institute)は、今年7月に姉妹校になった。

エンリケ・ラウ・コルテス博士はセッションで「第2、第3および第4世代の中国系パナマ人がパナマの成長に多大な貢献をした。彼らはあらゆる業種でエリートになりつつあり、非常に有能なため、病人は中国人医師に診てもらうまでは不治の病だと診断されてはならない。これは職業を持つ華僑の人々が現地で高く評価されていることを示す格好の例である」と述べた。同博士はInternational Affairs Research Association of Panamaのプレジデントであり、彼の祖父は1世紀以上前にパナマ運河が開業した当時、この地に足を踏み入れた。

広州は、より大きな相互接続性と持続可能性に向けて、教育・科学研究の面でLACとの革新と技術の交流が拡大することを期待している

1世紀にわたって獲得されてきた豊かなリソースは、より包括的な広州・パナマの関係を可能なものにしている。Huadu Panamanian Associationプレジデントのリュウ・ヤンリエ氏は「300万人のパナマ住民のうち、20万人が元は広州・花都の出身である」と述べた。

太平洋の東端にある花都にはパナマ村があり、村民の半数がパナマに滞在中である。過去1年間で、広州はパナマとの盛んな文化・ビジネス交流を目にしてきており、これには専門家教員をパナマの学校に派遣することも含まれる。既に広州市はパナマ人が中国と中国文化のより深い理解を得るための極めて重要な入口となった。

中国宣伝部のチァン・チェングオ副部長はイベントで「LAC諸国はいずれも一帯一路の建設に不可欠な貢献者である。パナマは21世紀海のシルクロードが同地域へと拡張するにつれて重要な接続者としての役割を果たしている」と述べた。

中国が改革開放の新たな局面にある中、LAC はBRIを推進し互恵協力の有望な未来を受け入れつつある。近年、中国・LAC間の貿易は年率平均30%を上回る伸びを記録し、現在中国は同地域の第2の貿易相手国となった。

広州とパナマはいずれも今般の発展において恩恵を得る。2017年、広州・パナマ間の貿易額は9.8%増の3億2000万米ドルとなり、このうちパナマからの輸入額は64.1%増の1500万米ドルだった。

LACとアジア市場をつなぐものとして、パナマ運河は人々にとっての相互接続性の恩恵を立証するものである。1世紀以上前、パナマ運河の建設に海外の広東人は多大な貢献をした。2014年、広州に本社を置くCOSCO SHIPPING Specialized Carriers Co., Ltd.は新たな船門用の重量部品の輸送により運河の拡張に加わった。

COSCO SHIPPINGの担当者は「現在、われわれにはパナマへの海上輸送路がある。2国間貿易が拡大する中、当社の船舶はパナマ、ウクライナ、ブラジル、アルゼンチンを含む米州諸国の100以上の港に停泊することを認められている。2017年、COSCO SHIPPINGはパナマのコロン自由貿易区(Colon Free Trade Zone)のLNG輸送ドック建設に加わった」と述べた。

中国とパナマ、さらには中米との関係についての戦略的展望は、Panama Canal Authorityの中国・パナマ関係と国際経済の専門家であるエディー・タピエロ氏の新著「The Silk Road and Panama」の中で描かれている。同氏の見解では、一帯一路構想(BRI)は、LACが逃してはならない、この地域が明確な変化を作り出すのに役立つ機会を象徴している。

Renmin University of China(中国人民大学)のシニア・リサーチ・フェローであるワン・イーウェイ教授はセッションで「相互接続性は、小さな市場をより大きな市場に接続することを目指しているBRIのキーワードだ」と述べた。

ソース:The People's Government of Guangzhou Municipality

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