11月20日(火)「大江戸グルメと北斎」

すみだ北斎美術館 2018年11月06日 17時00分
From 共同通信PRワイヤー

すみだ北斎美術館

11月20日(火)「大江戸グルメと北斎」展のご案内

11月20日(火)ー2019年1月20日(日)「大江戸グルメと北斎」展 開催

すみだ北斎美術館は、11月20日(火)から2019年1月20日(日)まで、「大江戸グルメと北斎」展を開催いたします。本展では、北斎一門の作品を中心とした浮世絵から、現在の食文化のルーツである江戸時代の人々の食のあり方をご紹介します。
「和食」は、ユネスコ無形文化遺産登録5周年を迎え、さらに世界から関心を集めています。この和食文化は江戸時代に大きく花開きます。農業や漁業が盛んになり、経済が発展し、成熟した社会の到来は人々に食を楽しむという余裕をもたらしました。また、さまざまな技法や工夫をこらした料理書や高級料理屋が登場し、食という営みは文化として磨かれていきました。北斎は、食の生産の現場や食材、ファストフードやスイーツ、高級料理からグルメを楽しむ人々まで、当時の食文化の様子を描いています。本展では、浮世絵だけでなく、江戸時代の料理のレプリカや当時のレシピなどもまじえて展示を行います。料理に対する工夫や料理名のこだわりなど、江戸時代に生きた人々の食の営みを感じていただけます。

展示構成および本展の見どころ
◆1章 江戸グルメ繁栄の背景
江戸時代後期には、庶民も含めて食文化は豊かに育まれていきます。その背景には、農業や漁業など、食を支える産業の発展がありました。本章では、江戸グルメ繁栄の背景にある、食の生産にまつわる江戸の人々の営みを紹介します。


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葛飾北斎「千絵の海 総州利根川」(前期) 


◆2章 江戸の食材
北斎一門は、魚や野菜など、食材を精緻に描きだした作品をのこしています。本章では、食材に向ける北斎一門のまなざしを通して、江戸の様々な食材をご紹介します。


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葛飾北斎「鮟鱇図」すみだ北斎美術館蔵(前期)


◆3章 江戸の料理帖
江戸後期には、様々な豆腐料理を紹介する『豆腐百珍』など、珍しい料理を紹介するレシピ本が大流行します。本章では、調理をする人が描かれた作品や、江戸の料理本とそれにもとづく江戸料理の再現レプリカの展示から、当時の調理の雰囲気をお伝えいたします。


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「鶏卵様」(再現レプリカ)東京家政学院生活文化博物館蔵(通期)


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葛飾北斎『北斎漫画』 九編「士卒英気養図」(通期)


◆4章 江戸の人気料理
江戸時代には、寿司や蕎麦など現在でもおなじみのグルメの誕生に加え、高級料理店も誕生します。本章では、せっかちな江戸っ子にぴったりのファストフードから、江戸のスイーツ、あこがれの料亭まで、当時の人気グルメをご紹介します。 


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歌川国芳「縞揃女弁慶 安宅の松」味の素食の文化センター蔵(前期)


開催概要
○展覧会名:「大江戸グルメと北斎」
○会期: 2018年11月20日(火)~2019年1月20日(日)
◎前期:11月20日(火)~12月16日(日)
◎後期:12月18日(火)~2019年1月20日(日)
※前後期で一部展示替えを実施
※休館日:毎週月曜日
※年末年始12月29日(土)~12月31日(月)
※2019年1月1日(火)休館
12月25日(火)、2019年1月15日(火)休館
12月24日(月)、2019年1月14日(月)開館
○主催:墨田区・すみだ北斎美術館
○お問い合わせ:すみだ北斎美術館
○観覧料:
一般1,000円<800円>、 高校生・大学生 700円<560円>
中学生300円<240円>、 65歳以上700円<560円>
障がい者300円<240円> ※< >は団体料金


展示が実際に味わえる?!
江戸グルメを気軽に楽しむコラボCaféを開催
企画展開催期間中、本企画展「大江戸グルメと北斎」展でご紹介した江戸の再現料理を実際に味わえるコラボCaféを開催します。展示作品を目でお楽しみいただくだけでなく、実際に味わっていただく事で当時の料理に対する情熱や工夫など、より身近に感じていただけます。墨田区内にはこだわり珈琲を扱うCaféが多く集まっているため、当館近隣のCaféにご協力をいただき開催の運びとなりました。江戸のレシピを基に専門の先生に監修していただいた本格的なお料理をランチとしてご提供いただけるCaféや、江戸のスイーツを現代風にアレンジした甘味など、それぞれのCaféの特徴を活かしたメニューを開発していただきました。当館としても新しい試みとなりますが、“食”という身近なテーマの拡がりを楽しんでいただければと思います。

~すみだ北斎美術館「大江戸グルメと北斎」展コラボCafé展開内容(予定)~

■「江戸飯を再現」したランチが登場! 提供店舗:ORI TOKYO
展覧会で展示する江戸時代の食品のレプリカから、いくつかのメニューを再現。本展の講演会にも登壇予定の江原絢子氏(東京家政学院大学名誉教授)監修のプレートを提供します。

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■江戸っ子も甘いモノ好き?!「江戸のスイーツ」を現代風にアレンジ!
干し柿の種を取り除き栗の実を入れてあげた“柿衣”、小麦にくるみ、黒ゴマ、砂糖、しょうゆを加えた焼き菓子“けんぴん”、寒天の中に豆腐を閉じ込めた“こおり豆腐”。現代に合わせたスイーツをお楽しみください。
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