ケテルワンはバーテンダーに持続可能カクテルの創作促す

ケテルワンはバーテンダーに持続可能カクテルの創作促す

AsiaNet 75591 （1801）

【ベルリン2018年10月6日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊よりよい行いが味をよくする理由

今週末開催される世界最大のバーテンダー大会で、バーテンダーが愛用するウォッカ（注1）であるケテルワン（Ketel One）は、飲料界をより持続可能で優れた場にする可能性を紹介した。世界には持続可能なストローが広まっているが、家族企業のウォッカは飲料業界ができることはもっとあると考えている。

Photo: リンク
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今年ベルリンで開催される名高い「ワールドクラス」コンペティションで、再生材とリサイクル家具－再利用のペットボトル、ごみ廃棄場行きの古いDVDや解体されたモバイルフォンの椅子、圧縮されたヨーグルト容器の机、そしてもちろん、輸入物でない現地素材による地元産ケテルワン・ブラッディメアリー（Bloody Mary）－で構成されるバーは、飲料の作り方がよりよい行いに役立つことを考えるよう入場者やバーテンダーに奨励する。

「よりよい」に対するコミットメントはそこにとどまらない。ケテルワンは、世界中のバーテンダーが人気飲料のレシピについて、コミュニティーにもっと前向きの影響を与えるよう再考を促すことにしている。エスプレッソ・マティーニ（Espresso Martinis）、ブラッディメアリー、ウォッカ＆ソーダ（Vodka and Sodas）、ダッチ・ミュール（Dutch Mules）はいずれも廃棄物を削減し、天然素材とフレーバーを強める地元ガーニッシュを使って再構築されたものである。

この動きは、人々が飲む量を減らす一方、よりよく飲み、周囲の世界に前向きの影響を与える持続可能な、あるいは努力するブランドを求めるという文化の大幅シフトを反映している（注2）。

ケテルワンのグローバル・ブランド・ディレクター、アレクサンダー・ロドリゲス氏は、彼らがこれほどこのシフトに投資する理由について「人々は次第に、現実的にシンプルで正直な高級精製、品質を求めるようになっている。『よりよい』の探求は素材にとどまらず、体験やブランドの社会全体への影響が含まれている」と説明した。

また「文化意識はケテルワンの核心にあり続けた。だから、よりよい飲料体験も提供できる方法について、世界のバーテンダーやバーに刺激を与えることを決めた」と述べた。

本当のサプライズは、工芸プロジェクトと大きく様相を異にし、飲料と持続可能なバーが世界一流のどのバーでも場違いではないということである。ケテルワンをつくり出したノレット一族の11代目、ボブ・ノレット氏は、この運動でバーテンダーやバーに刺激を与えるのに懸命な理由を説明した。

ノレット氏は「一族は1691年から蒸留酒を製造しており、われわれは当時から常に、テイストへのコミットメント、バーテンダーへのコミットメント、周囲の世界に対するコミットメントの間で完全なバランスを追求してきた」と語った。

また「われわれは蒸留所に供給する電力を補完する世界最大の風車を建造し、家族は今でも、蒸留所から出荷するウォッカのバッチひとつひとつをテイスティングして承認し、最高の品質水準を確保している。われわれはバーテンダーに同じ姿勢を持つよう勧めたい。できうる最高の飲料を常に提供し、彼らのコミュニティーに前向きの影響も与える－これこそが毎日、私と家族を動機付けているものである」と述べた。

ケテルワンの持続可能バー開設に協力したPentatonicのヨハン・ボーデッカー創業者兼最高経営責任者（CEO）は「Pentatonicは世界の消費者ブランドと協力している。家電であろうとファッションや自動車であろうと、廃棄を避けて使用済みの素材を再利用する循環モデルへのシフトは、進歩的思考の消費者ブランド全体の優先事項である」と語った。

また「われわれはブランドパートナーとともに、素材、加工、そして最も重要な慣行を変えることによって、真の進歩を遂げる。それをするためだけにケテルワンに協力することは素晴らしい。飲料業界は急成長しており、廃棄物を顧客体験や商慣行を向上させるものにいかに転換するか、われわれが率先してほかの業界に見せられれば、違いを生み出し始めることになる」と述べた。

ケテルワンの持続可能バーと「よりよい」提供はともに、来年にかけて世界中のバーテンダーを刺激するために利用される。

（注1）Drinks International Brands Report 2018 (リンク)

（注2）Neilson (リンク)

Forbes (リンク)

ソース：Ketel One