Veloce BioPharmaが化学療法関連の爪周囲炎の被験者でVBP-926の良好な第2相b試験結果を発表

Veloce BioPharma, LLC 2018年10月04日 11時06分
From 共同通信PRワイヤー

Veloce BioPharmaが化学療法関連の爪周囲炎の被験者でVBP-926の良好な第2相b試験結果を発表

AsiaNet 75556 (1788)

【フォートローダーデール(米フロリダ州)2018年10月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*Veloce BioPharmaのVBP-926(ポビドンヨード)は、化学療法関連の爪周囲炎に対する第2相b試験で統計的に有意で臨床的に有意な結果を示す

*良好な結果は重要な第3相臨床試験の基礎を提供

皮膚科・眼科疾患のまだ見つかっていない局所治療法の開発を専門とする臨床段階バイオ医薬品企業Veloce BioPharma, LLC(「Veloce」)は3日、化学療法関連の爪周囲炎(化学療法の副作用で起こる爪部の痛みを伴う炎症)に用いる新しいDMSO溶媒系の希釈ポビドンヨードの良好な第2相b試験結果を発表した。

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複数の医療機関にまたがる無作為、二重盲検、ビヒクル制御第2相試験は、化学療法関連の爪周囲炎の被験者102人に対して2種の濃度のVBP-926(1% PVP-I、2% PVP-I)対ビヒクルの安全性、認容制、有効性を評価するためのものである。試験結果では、VBP-926(2%)は爪周囲炎のSeverity Grading Scale(重症度評価尺度)で等級改善の主要有効性評価項目を満たした。既に報告されていた症例集積結果と整合し、VBP-926はどちらの用量でも認容制は良好で、罹患(りかん)した爪に形態上の消散と症状の緩和をもたらした。

Veloceの社長兼皮膚科学プログラムディレクターのカラ・カプリオッティ医学博士は「この試験は明白にVBP-926 2%ソリューションの臨床的利点を証明している。VBP-926の第3相展開に前進し、未承認の治療法の適用を目標とする商品を推進し続ける好位置にある。化学療法関連の爪周囲炎の患者の苦痛と不快に取り組むことは、まだ満たされていない大きなニーズであり、当社はこの問題を解決できる局所治療法に近づいていることに自信を得た」と語った。

第2相の結果は、高い濃度のVBP-926が主要有効性評価項目を満たしたことを示す。2%の用量は爪周囲炎のSeverity Grading Scale(p=.0003)で基線から治療終了までの爪の症状の改善で統計的有意に達した。治療に関連した重大な有害事象は報告されなかった。治療を停止した場合の有害事象は軽度で、回復可能だった。

メモリアル・スローンケタリングがんセンターのオンコダマトロジー・プログラム・ディレクターで、この試験の研究主任のマリオ・ラクチュール医学博士は「化学療法関連の爪周囲炎はがん治療でよくある副作用で、生活の質とがん治療の管理を損ないかねない。この研究は高濃度のVBP-926ソリューションで爪周囲炎の有意な等級改善を示しており、興味深い」と論評した。ラクチュール博士の研究はVeloce BioPharmaの資金提供を受けている。

▽VBP-926について
VBP-926は細菌、ウイルス、酵母菌、カビ、菌類、原生動物など知られている全ての微生物を根絶できる広域抗菌活性のある耐性のない殺菌性局所ソリューションである。

▽化学療法関連の爪周囲炎について
多様な一般的悪性腫瘍の治療に利用される全身化学療法は、一部の患者に雑多な多菌性感染症を伴う痛みのある爪の異常を引き起こし得る。医原性の爪周囲炎は明らかに多くの種類のがん化学療法に関係してきた。表皮成長因子受容体阻害剤、タキサン、MEK阻害剤、mTOR阻害剤、アントラサイクリン、DNA/RNA合成阻害剤は、誘発する薬剤として知られている。爪の異常は爪周囲の紅斑、浮腫、滲出、化膿性の爪剥離症、爪周囲または爪下の化膿性肉芽腫などの高い罹患率を伴う。

▽Veloce BioPharmaについて
Veloce BioPharma, LLCは、皮膚科・眼科のまだ見つかっていない局所治療法の開発を専門とする株式非公開の臨床段階医薬品企業である。

▽詳細情報問い合わせ先
Veloce BioPharma
Kara Capriotti, MD
President, Veloce BioPharma LLC
kcapriotti@velocebiopharma.com

▽事業開発関係問い合わせ先
Triad Securities Corp.
Mark Palmer
Managing Director
mpalmer@triadsecurities.com

ソース:Veloce BioPharma, LLC

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