グリーンオークが仏、西、伊、蘭での資産取得で欧州における物流プラットフォームを拡大

グリーンオークが仏、西、伊、蘭での資産取得で欧州における物流プラットフォームを拡大

AsiaNet 75362 （1683）

【ロンドン2018年9月24日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊グリーンオークはフランスの主要物流回廊沿いとスペインの中核物流市場で22の資産を取得
＊グリーンオークが引き続き、欧州物流部門の発展を確信し、成長見通しを誇示
＊プラットフォームはスペイン、イタリア、フランス、オランダでの合計180万平方メートルの資産で構成される

不動産投資運用会社、グリーンオーク（GreenOak）は24日、フランスとスペインで合計72万平方メートルの22の物流資産を購入したと発表した。今回の投資は、欧州の主要物流ノードでの資産を取得し、グリーンオーク・ヨーロッパFund IIの一部を形成するとのグリーンオークの戦略を反映している。グリーンオーク・ヨーロッパFund IIは、締め切り時点での調達資金はエクイティ・コミットメントで6億5600万ユーロに達し、グリーンオークは共同投資資本とともに9億ユーロ超のエクイティを欧州の不動産資産に投資することができる。

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2件のポートフォリオ取引を通し取得したフランスでの投資は、主としてパリ－リヨン－マルセイユ間の南北主要物流回廊沿いの主要ハブ周辺にある20の倉庫および冷凍資産で構成されている。グリーンオークはCarrefour（カルフール）、Easydis、CDiscount、Dachser（ダクサー）などのフランス・ビジネス界の様々なグループをテナントとしている。

スペインでの投資はバルセロナ、バレンシア周辺のスペイン中核物流市場に位置する2つの冷凍資産から成っている。この資産は近代的な物流資産で、食料品物流部門の大手スペイン企業にすべてリースされている。

これらの最新の資産取得により、Fund IIの欧州大陸の物流資産プラットフォームおよび開発プロジェクトは約180万平方メートルで、グリーンオークの欧州物流部門への投資は合計約220万平方メートルとなる。

グリーンオークの欧州物流プラットフォームはフランス、オランダ、イタリア、スペインに資産を保有している。これらは優良テナント・顧客の多様なリストを抱え、主要なゲートウェイ物流ノードと欧州の各首都に位置し、その大半は大規模（建物当たり平均3万7000平方メートル）のモダンな施設である。グリーンオークは、短期間開発および計画プロセスにある28万5000平方メートル超の資産を保有し、欧州大陸ロジスティクス市場で最も活発な企業の1つとして認識されている。

グリーンオークのジョン・カーラフィエル共同創設者は「大型で立地が良く、モダンで高品質の物流施設は、今日の経済にとり重要な不動産資産である。欧州大陸は物流施設の供給で米国や英国の後塵を拝しているため、借り手需要を推進するファンダメンタルズは強い。われわれのチームとパートナーは、そのような施設だけに注力することにより、成長しつつあり、適切な立地に質の高いスペースを求めている同部門の様々な企業のニーズに応えることができる。グリーンオークの重要なプレゼンスと開発活動は、欧州大陸最大の経済全体で実質的な競争相手がほとんどない状況で、当社のプラットフォームを同部門における主要な投資家と開発者としてまさに位置づけている」と語った。

▽グリーンオーク（GreenOak）について
グリーンオーク・リアル・エステート（GreenOak Real Estate、以下「グリーンオーク」) は、独立し、パートナー所有で、不動産に特化したプリンシパル投資・貸付企業で、戦略的アドバイスを提供し、顧客および投資家の長期的価値を創造することを目指している。

グリーンオークは2011年以来、欧州、米国、アジアにおける不動産融資・投資のため機関投資家から83億ドルの裁量的エクイティを調達し、124億ドル超の資産を取得、現在の運用資産総額は約99億ドル。

グリーンオークはロンドン、マドリード、ミラノ、ルクセンブルク、ニューヨーク、ロサンゼルス、東京、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、それぞれの市場で現地の知識、経験、幅広いネットワークを持つ100名以上の専門家からなる専属のローカルチームを擁している。

▽メディア問い合わせ先
Harriet Sloane
Prosek Partners
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hsloane@prosek.com

ソース：GreenOak Real Estate