ソーラーストラトスがSunPower(R)のソーラーテクノロジーを用いて成層圏への到達を目指す

サンパワー社(SunPower Corp.) 2018年06月20日 16時10分
From 共同通信PRワイヤー

ソーラーストラトスがSunPower(R)のソーラーテクノロジーを用いて成層圏への到達を目指す

AsiaNet 74034

ソーラーストラトスがSunPower(R)のソーラーテクノロジーを用いて地上8万フィートを超える高さにある成層圏への到達を目指す

--2人乗りソーラー航空機が2020年までに世界初の有人成層圏太陽光発電飛行で記録を塗り替える見込み

2018年6月20日、カリフォルニア州サンノゼ –カリフォルニア州シリコンバレーに本社を置き世界で最も革新的かつ持続可能なエネルギー企業の1つであるSunPower ( リンク )社(NASDAQ: SPWR)は、ソーラーストラトス ( リンク )探査ミッションに参画し、航空機に使用する全ての太陽電池セルを供給します。ソーラーストラトスは、今後2年のうちに地球対流圏上を飛行し成層圏へ突入する初のソーラー航空機となる見込みです。つまり、化石燃料を一滴も用いずに民間航空機の標準巡航高度の2倍の高さを飛行します。

ロゴ -  リンク

ソーラーストラトスプロジェクトの企画者でパイロットでもあるRaphael Domjan氏は、「ソーラーストラトスは、人間が実現可能であると考えていることの限界を押し広げ、再生可能エネルギーには私達の生活に電気を供給すると同時に地球環境を守る力があることを証明するチャンスです。ソーラーストラトスの動力にSunPower社の業界最高レベルのソーラーテクノロジーを用いることができて幸運に思いますし、革新的で信頼性のあるソーラーソリューションを全世界にお見せできることを楽しみにしています。」と語っています。

いくつもの記録的プロジェクトを成功に結び付けた経験を有し、受賞歴を持つ情熱的な冒険家であるDomjan氏は、同じくSunPower社のソーラーテクノロジーを搭載し、2012年に太陽光エネルギーだけで世界一周を成し遂げた史上初のソーラー船、プラネットソーラー ( リンク )プロジェクトの発起人であり探査リーダーでもありました。Domjan氏は、今年の9月にソーラーストラトスの試作機で高度33,000フィートに達する世界記録飛行に初挑戦する予定です。

SunPower(R)Maxeon(R)太陽電池セルは、高効率で高耐久、かつ軽量で人間の髪の毛ほどの厚さしかないことからソーラーストラトスの航空機に採用されました。次世代ソーラーストラトス航空機にはSunPower社の24%高効率太陽電池セルが翼と水平安定板に搭載され、電気エンジンへの電力供給に加え、太陽が見えない時のエネルギー供給のために20kWhリチウムイオン電池の充電を行う予定です。

次世代ソーラーストラトス航空機の概要
-   全長:8.5m‐約30フィート。アメリカンフットボールのフィールドのエンドゾーンから10ヤードラインまでの距離。
-   翼長:24.8m-約81フィート。標準的な路線バス2台分の長さ。
-   重量:450kg‐グランドピアノとほぼ同じ重さ。ソーラーストラトスの最軽量化を図るために機内を加圧しないため、パイロットは太陽光エネルギーで加圧される宇宙服の着用が必須。
-   エンジン:32kWの電気エンジン。電気自動車の電気エンジンの約1/3のサイズ。
-   エネルギー:22m2のSunPower社Maxeon(R)太陽電池セルを使用。セル当たり22~24%の効率を実現。
-   バッテリー:20kWリチウムイオンバッテリーを1個搭載。
-   自律性:太陽光で自家発電を行うことで、12時間以上にわたり航空機に電力を供給可能。

SunPower社のCEO取締役会長のTom Werner氏は、「これほど高度な飛行をするには、前例にないレベルの高性能と耐久性が求められます。そのため、ソーラーストラトスチームにSunPower社独自のソーラーテクノロジーが選ばれたことは自然な選択です。ソーラーストラトスに使用されている太陽電池セルは、地上で住宅や産業に対しクリーンなエネルギーを提供しているサンパワーの高効率パネルに使用されているのと同じ、高性能太陽電池セルです。これこそがサンパワーが太陽光業界のリーダーとして革新し続けているという真の証です。」と語っています。

SunPower ( リンク )社には、ソーラーストラトスやソーラー船・プラネットソーラーの支援だけでなく、幾つもの先駆的な太陽光プロジェクトで電力供給を行った経験があります。1993年に、SunPower社の高効率太陽電池セルがホンダ社のソーラーカー ( リンク )に搭載され、オーストラリアのダーウィンからアデレードまで走るワールドソーラーチャレンジにおいて2位に丸1日の差をつけて優勝しました。また、NASAと共同でヘリオス無人ソーラー航空機を開発して高度96,863フィートへの飛行を実現しました。この無人ソーラー航空機への電力供給にも、SunPower社の高効率太陽電池セルが用いられました。最近では、1人乗りソーラー航空機であるソーラーインパルス2 ( リンク )の支援を行い、この種の航空機では初となる画期的な無燃料での世界一周飛行に成功しました。

サンパワー社について
SunPower Corporation(NASDAQ:SPWR)は、世界で最も革新的で持続可能なエネルギー企業の一つとして、完全な太陽光発電ソリューションとサービスを様々なお客様に提供しています。住宅を購入する個人顧客をはじめ、企業、政府、学校および公共事業会社は、サンパワー社の30年以上にわたる経験値と実績を信頼しています。サンパワーは最初のスイッチを入れた瞬間から、全ての太陽光発電システムで長期間に渡り、最大の価値と優れた性能を提供しています。シリコンバレーに本社があるサンパワー社は、アフリカ、アジア、オーストラリア、欧州、北米および南米に顧客第一志向の従業員を擁しています。世界のエネルギーのあり方をサンパワーがどのように変えようとしているか、についてはwww.sunpower.com  ( リンク )をご覧ください。

サンパワー社の将来の見通しに関する記述
本プレスリリースは、1995年米国証券民事訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)において定義される“forward-looking-statement”を含んでいて、それらは、プロジェクト計画や製品性能、推定されるエネルギー出力などに関する記述を含むが、これらに限定されません。この将来の見通しに関する記述は当社の現在の推定や予測、確信に基づくものであり、それらが表すものや意味するものと著しく異なる結果や性能、業績となる可能性がある相当のリスク及び不確実性が内在しています。そうした差異を引き起こす、またはそれに寄与しうる要因としては、ソーラーエネルギーの利用を促進する経済的インセンティブに対する法規の変更や適用の可否、当社の大規模プロジェクトを建設し、確実に維持する際に内在する課題、ソーラー及び一般的エネルギー業界における競争や市況、当社ソーラーパネルその他の製品やソリューションの性能の変動や低下などがありますが、これに限定されるものではありません。当社の事業に影響するこれらの要因やその他のリスクについての詳細な検討は、最新のForm 10-K報告書など米国証券取引委員会(SEC)に定期的に届け出る報告書、特に「リスク要因」という見出しの部分に示しています。これらの報告書はSECより、もしくは当社の投資家情報ウェブサイトinvestors.sunpowercorp.comのSEC報告書のセクションでオンラインによる入手が可能です。本プレスリリースの将来の見通しに関する記述はいずれも当社が現在入手できる情報に基づくものであり、当社はこれらの記述を新たな情報や将来の出来事に照らして更新する義務を負いません。

(C) 2018 SunPower Corporation. All Rights Reserved or licensed. SUNPOWER, the SUNPOWER logo and MAXEON are registered trademarks in Japan, the U.S. and other countries as well.

問い合わせ先:  Amy Smith, SunPower Corp., amy.smith@sunpower.com, +1 408-457-2718 OR Bernard Schopfer, SolarStratos, bernard.schopfer@maxcomm.ch, +41-22-735-55-30

(日本語リリース:クライアント提供)

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]