「LEX3851-1F」はEthernet OAM(IEEE802.3ah, IEEE802.1ag, ITU-T Y.1731)機能でインバンド設定監視・導通確認に対応したメディアコンバータです。LEX1000シリーズで培った小型化、省電力化、耐久性の技術を更に発展し、Ethernet OAM対応メディアコンバータとして世界最小サイズ(*1)を実現したハイエンドモデルです。
「LEX3851-1F」はEthernetOAMに対応し、隣接する装置間を接続している回線の状態監視をはじめ、複数の装置間の接続障害の監視、スループット測定、フレームロス測定、フレーム遅延測定など、イーサネット網上での運用、管理、保守機能を有し、故障要因の特定化、切り分けの容易さで高いコストパフォーマンスと安定した伝送品質を提供いたします。
「LEX3851-1F」の筺体はヒートシンクを使わない特殊な材質の熱伝導シートを使用し、熱を分散させる自然空冷を採用しております。また、ラックマウントした際に上段の機器やケーブルに干渉しないよう抜去時にネジを横に倒す構造になっており、安全性、信頼性を確保しております。
本製品を皮切りに「LEX3000シリーズ」として、2Uラックマウントサイズでラインカードを20台搭載できる集合型シャーシ「LEX3020」、SNMP管理カード「LEX3930-00」をはじめ、電源モジュール、ファン、管理モジュール、インタフェースカードを順次リリースを予定しております。
今後、道路、防犯、医療、交通などインフラ整備が広がり、通信網の多様化、大容量化、高速化する中、メディアコンバータの需要はますます拡大することが見込まれ、FXCは通信事業者、エンタープライズ、ファクトリーオートメーションなどのアプリケーションに高密度メディアコンバータモジュールでマルチサービスシャーシプラットフォームとして信頼性の高いソリューションを提供して参ります。
(*1)Ethernet OAM対応 スタンドアローン(単体)型ギガメディアコンバータにおいて、 2018年4月18日現在。当社調べ。
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