Doctor Web : 見えない広告を使用してウイルス作成者に収益をもたらす、Google Play上のAndroidトロイの木馬

Doctor Webのスペシャリストは、トロイの木馬 Android.RemoteCode.152.origin の埋め込まれたアプリケーションをGoogle Play上で発見しました。この悪意のあるプログラムはアドウェアプラグインを含んだ追加のモジュールを密かにダウンロードし、起動させます。それらを使用して、 Android.RemoteCode.152.origin は見えない広告をダウンロードし、それらをクリックすることでウイルス作成者に収益をもたらします。

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Android.RemoteCode.152.origin は、2017年より知られているトロイの木馬 Android.RemoteCode.106.origin の新しいバージョンです。Doctor Webでは Android.RemoteCode.106.origin について11月に記事を発表しています。この悪意のあるプログラムはソフトウェアモジュールであり、ソフトウェア開発者が自分たちのアプリケーション内に埋め込んでGoogle Play経由で拡散していました。 Android.RemoteCode.106.origin の主な機能は、広告Webページをダウンロードしてそこにあるバナーをクリックするよう設計されている、補助プラグインを密かにダウンロード・起動することです。 Android.RemoteCode.106.origin の新しいバージョンも同様の動作を行います。

トロイの木馬が埋め込まれたアプリケーションが初めて起動された後、 Android.RemoteCode.152.origin は一定の間隔で自動的に動作を開始し、デバイスの再起動後に自動的に起動します。したがって、 Android.RemoteCode.152.origin が動作するために、モバイルデバイスのユーザーが感染したアプリケーションを絶えず使用する必要はありません。

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