HEVC Advanceがコンテンツ配信への特許料廃止、特定の特許料とキャップを減額
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*この変更は、消費者がどこにいようが、どのような手段を選ぼうが、最高のビデオ体験へのアクセスを加速する
【ボストン2018年3月16日PR Newswire】
独立系ライセンス供与会社のHEVC Advanceは14日、HEVC Advance の特許ライセンス対象から「サブスクリプション」と「タイトルごと」のコンテンツ配信を除外することにより、HEVCの普及を更に加速し、ストリーミング、ケーブル、オーバー・ジ・エア・ブロードキャスト、衛星配信事業者をサポートして、最高のビデオ体験を消費者に提供すると発表した。今回の発表によって、HEVC Advanceは、インターネット・ストリーミング、ケーブル、オーバー・ジ・エア・ブロードキャスト、衛星を含む非物理的なHEVCコンテンツ配信にライセンスを供与しないし、特許料を求めない。
HEVC Advanceのピート・モラー最高経営責任者(CEO)は「HEVC Advanceは創業以来、HEVCの普及を促進し、消費者が最高のビデオ体験を楽しめるよう努力してきた。当社のライセンス対象から非物理的HEVCコンテンツ配信を除外することによって、われわれはHEVCを採用し、4K UHDの大幅な帯域幅の節約と鮮明さを消費者に提供することを目指すディストリビューターのニーズに応えるように変革している」と語った。
HEVC Advanceは更に(i)Region 1 地域における Connected Home and Other Devicesカテゴリーの低価格製品向けの特許料減額対象を拡大し、ユニットあたり最大80米ドルまでの製品を割引対象に含め、(ii)デバイス分野のキャップとコンテンツ分野のキャップを合わせて4500万ドルであったエンタープライズキャップを4000万ドルの単一エンタープライズキャップだけとし、(iii)商標プログラム割引を拡大し、物理媒体も含めることとした。
物理コンテンツ配信(すなわち、ブルーレイディスクやその他のタイプの物理媒体)とデバイスは今後もライセンス供与される。詳細および最新のRoyalty Chartはウェブサイトリンク を参照。
▽HEVC Advanceについて
HEVC Advanceは規格必須特許をライセンス供与し、HEVC/H.265パテントプールの発展、運営、管理を進めるために設立された独立系ライセンス供与会社である。HEVC AdvanceはHEVC特許技術のための透明でかつ効率的なライセンス制度を提供している。HEVC Advanceの詳細はウェブサイトリンク を参照。
▽問い合わせ先
press@hevcadvance.com
ソース:HEVC Advance
(日本語リリース:クライアント提供)
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