【2018年3月5日、さいたま】グローバルで自動車部品を提供し、今年創業80周年を迎えるカルソニックカンセイ株式会社(本社:さいたま市北区、社長:森谷弘史)は、本日、ベダ・ボルゼニウス氏を代表取締役社長兼CEOに任命したことを発表しました。同氏は2018年4月1日付けで着任します。現在CEOを勤める森谷弘史は代表権を持つ会長に就任、ボルゼニウス氏はCEOの職務を引き継ぐこととなります。両氏ともに日本本社を拠点に活動していきます。
ボルゼニウス氏は次のように述べています。「世界トップクラスのチームが活躍する業界大手のカルソニックカンセイに参画できることを光栄に思います。カルソニックカンセイは、世界最大手の著名な自動車メーカーからの信頼を得る極めて革新的な自動車部品メーカーです。世界の自動車産業が大きな変革を遂げる中、森谷氏率いるカルソニックカンセイが培ってきた実績を礎に、グローバル規模のチームとお客様と共に、新たな機会を捉えていく所存です。」
ボルゼニウス氏は世界的な自動車部品メーカーであるジョンソンコントロールズにて素晴らしい功績を収めました。直近では、同社のアジア太平洋事業のヴァイス・チェアマンを務めると同時に、オートモーティブ・エクスペリエンスのプレジデントを兼任しました。また、200億米ドルの売上を誇るジョンソンコントロールズの自動車部門にて、中国やドイツ、米国などグローバル市場における様々な要職を歴任しました。
ジョンソンコントロールズにて10年間勤務する以前は、ロバート・ボッシュに約20年間勤め、同社ドイツにあるエレクトロニクス事業の部門統括者を務めました。
カルソニックカンセイはコックピットシステム、サーマルシステム、排気システムや電子部品などを製造する大手自動車部品メーカーです。同社の主要顧客であるルノー・日産・三菱自動車アライアンスの他、ホンダ、いすゞ、マツダ、GM、ジャガー・ランドローバー、VAGなど多くの自動車メーカーとの取引があります。カルソニックカンセイは世界各地で事業展開をしており、79の製造拠点で従事する22,000人超の従業員を擁しています。
森谷現CEOの在任中、カルソニックカンセイは急速な成長を遂げ、収益性の向上を果たしました。森谷CEOのリーダーシップの下、売上高は2015年度にはじめて1兆円を超え、また2013年4月の就任以降、最高益を更新し続けています。
森谷現CEOは次のように述べています。「カルソニックカンセイは他に類のない実績と素晴らしい成長ストーリーを持つ真のグローバル企業です。従業員と共にカルソニックカンセイのイノベーション文化の養成に取り組めたことを誇りに感じております。今後は会長として、カルソニックカンセイを発展と成長の新たなフェーズに押し進めていくボルゼニウス氏他、経営陣を支援していく所存です。」
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