CEMが新型ペプチド合成装置Liberty PRIMEをリリース

CEM Corporation 2018年01月26日 10時06分
From 共同通信PRワイヤー

CEMが新型ペプチド合成装置Liberty PRIMEをリリース

AsiaNet 72004 (0162)

【マシューズ(米ノースカロライナ州)2018年1月26日PR Newswire=共同通信JBN】CEM Corporationは新型自動マイクロ波ペプチド合成装置、Liberty PRIME(TM)の発売を発表した。Liberty PRIMEはこれまでで最も効率的なペプチド合成装置で、固相ペプチド合成の新手法を利用している。前例のない完全サイクルタイム2分(0.1ミリモルスケール)が特徴で、CEMの効率が高いLiberty Blue(TM)ペプチド合成装置に比べて、サイクルあたりの無駄はわずか50%にとどまっている。Liberty PRIMEは最大24ペプチドを自動合成し、標準および複合体ペプチドのハイスループット合成に最適である。

Photo - リンク

Logo - リンク

Liberty PRIMEの効率向上は、「ワンポット」カップリングとSPPS(ペプチド固相合成法)脱保護処理の開発に基づいている。脱保護措置は脱水しないカップリングソリューションで直接開始される(注1)。この処理は時間と溶剤の大幅節約をもたらし、極めて正確、迅速に試薬を提供する新統合非加圧ポンプシステムによって達成された。

Liberty PRIMEで製造されるペプチドは、高温のCEM新特許カップリング手法CarboMAX(TM)を使用しており、その純度は最高水準にある(注2)。CarboMAXは迅速な活性化、低エピマー化、酸敏感リンケージ(リン酸、グリコ、超酸敏感レシンリンケージなど)の安定性向上によって、標準カルボジイミド化学を改良している。Liberty PRIMEで使われる標準手法は、ヒスチジン、システインを含んでも、セ氏100度で標準アミノ酸全20種の最小エピマー化を可能にする。これによって、ルーティン・シーケンス最適化の必要もなく標準手法を使うことができる。ジョナサン・M・コリンズ副社長(事業開発担当)は「Liberty PRIMEは、SPPSの方法論とわれわれがこれまで成し遂げたエンジニアリングの大きな前進を示している。この技術が市場で利用され、増大する合成ペプチドのニーズに対応できることを期待したい」と語った。

▽CEMについて
CEM Corporationは、米ノースカロライナ州マシューズを本拠とする株式非上場企業であり、実験室用機器の有力プロバイダーである。英国、ドイツ、イタリア、フランス、日本に子会社を擁し、世界中に代理店ネットワークを展開している。CEMは世界のライフサイエンス、分析実験室、処理プラント向けのシステムを設計、製造している。製品は学術研究のほか、製薬、バイオテクノロジー、化学・食品加工など多くの産業で使用されている。

(注1)Patent Pending: US20170226152; WO2017070512
(注2)US20160176918, EP3037430, JP2016138090, CN105713066, AU2017204172

▽問い合わせ先
CEM Corporation: Michael Karney, Product Manager
michael.karney@cem.com
+1 (704) 821-7015 ext. 1370

ソース:CEM Corporation

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]