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タンパク質の見えなかった部分を見る -- 遺伝子発現スイッチのオンオフ機構を活写する~『Nucleic Acids Research』に掲載(1月4日付オンライン)~横浜市立大学

横浜市立大学 2018年01月22日 14時05分
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立命館大学の笠原浩太助教、大阪大学の肥後順一特任教授(常勤)、中村春木教授、および横浜市立大学の椎名政昭助教、緒方一博教授らの研究グループは、タンパク質の天然変性領域の翻訳後修飾(リン酸化)によってタンパク質機能のON/OFFのスイッチが切り替わる機構について、コンピューターによる構造シミュレーションと生化学実験による機能・構造解析によって、原子レベルで明らかにしました。




◯研究成果のポイント
 実験的に観測が難しく、その振る舞いが不明であった天然変性領域の振る舞いをコンピューターシミュレーションと生化学機能実験によって明らかにしました。


◯研究の内容
 天然変性領域は従来の実験による構造決定法では解析が難しいため、立命館大学の笠原浩太助教、大阪大学の肥後順一特任教授(常勤)、中村春木教授らが独自のシミュレーションプログラムmyPrestoを用い、Ets1の天然変性領域の振る舞いをシミュレーションで明らかにしました。続いてシミュレーション結果を基に、横浜市大では、天然変性領域に半網羅的にアミノ酸置換を導入して試験管内でリン酸化し、Ets1のDNA結合を速度論的に解析しました。その結果、天然変性領域がリン酸化されると、DNAとの結合部分をふさぐ構造が現れ、DNA結合が阻害されることがわかりました。従来、特定の構造を形成しないと考えられていた天然変性領域が化学修飾を受けることによって限定された種類の構造を形成することが、天然変性領域の翻訳後修飾によるスイッチ機構であることが明らかになりました。



※研究成果の詳細は添付のPDFをご覧ください


<お問い合わせ先>
◆公立大学法人 横浜市立大 
(研究内容に関するお問い合わせ)
・学術院医学群 生化学 助教 椎名 政昭
 TEL: 045-787-2590
 E-mail: mshiina@yokohama-cu.ac.jp
・学術院医学群 生化学 教授 緒方 一博
 TEL: 045-787-2590
 E-mail: ogata@yokohama-cu.ac.jp
(プレスリリースに関するお問い合わせ、取材対応窓口、資料請求等)
 研究企画・産学連携推進課長 渡邊 誠
 TEL: 045-787-2510
 E-mail: kenki@yokohama-cu.ac.jp

◆立命館大学
(研究内容に関するお問い合わせ)
 生命科学部 生命情報学科 助教 笠原 浩太
 TEL: 077-566-1111(研究室代表)
 E-mail: ktkshr@fc.ritsumei.ac.jp
(プレスリリースに関するお問い合わせ、取材対応窓口、資料請求等)
 広報課長補佐 池田 真
 TEL: 0075-813-8300


◆国立大学法人大阪大学
(研究内容に関するお問い合わせ)
・蛋白質研究所附属蛋白質解析先端研究センター 蛋白質情報科学研究室
 特任教授(常勤) 肥後 順一
 TEL: 06-6879-4311
 E-mail: higo@protein.osaka-u.ac.jp
・蛋白質研究所附属蛋白質解析先端研究センター 蛋白質情報科学研究室
 教授 中村 春木
 TEL: 06-6879-4310
 E-mail: harukin@protein.osaka-u.ac.jp

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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