新華社常山ツバキ油価格指数が正式スタート
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【北京2018年1月12日新華社=共同通信JBN】新華社通信傘下の中国経済情報社(China Economic Information Service、CEIS)と浙江省常山県政府が共同で算出する「新華社常山ツバキ油価格指数(Xinhua-Changshan camellia oil price index)」が1月6日に公表開始された。
CEISのスー・ホイチ副総裁は「新華社常山ツバキ油価格指数は、ツバキ油産業チェーン全体に影響する要因の変動を反映する。世界における中国ツバキ油業界の影響力と価格決定力の向上に役立つとともに、ツバキ油農業関係者の所得も押し上げる」と話した。
この指数は常山にあるツバキ油会社の生産者価格に基づき、原材料(上流)、ツバキ油製品(中流)、二次製品(下流)の価格動向を全面的に反映する。指数は2015年11月の価格を基準データとして1000からスタートする。
指数は基準期間以降、対前年比で上昇している。2017年12月に総合価格指数は基準期間と比べて79.25%高。一方、原材料価格指数、ツバキ油価格指数、二次製品指数はそれぞれ63.37%高、72.68%高、183.72%高だった。
中国林業協会木質油部門のリュウ・チーウエイ事務局次長は、新華社常山ツバキ油価格指数が市場資源の配分で決定的な役割を果たし、市場稼働の効率を改善し、高品質なユチャ(ツバキの一種)種油の開発を促進すると語った。
新華社通信の完全子会社であるCEISは、Xinhua Finance、Xinhua Silkroad、Xinhua Credit、上海石油天然ガス取引所(SHPGX)、Xinhua Think Tankという全国規模の5組織を誇る。CEISは2016年4月の組織再編以来、影響力の大きい一連の商品を公表している。
ソース:China Economic Information Service (CEIS)
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