マグナス・カールセンとナナ・ザグニゼ、早指しチェスで栄冠を獲得
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マグナス・カールセン(Magnus Carlsen)とナナ・ザグニゼ(Nana Dzagnidze)、早指しチェスで栄冠を獲得
リヤド、サウジ・アラビア、2017年12月31日/PRNewswire/ --
世界第一位 (リンク )のプレイヤー、サルマン王世界ラピッド/ブリッツ・チェス・チャンピオンシップ(King Salman World Rapid and Blitz Championships、リンク )にて、1ラウンドを残して2017年のブリッツ・チェス、世界チャンピオンへ。同大会女子部門ではグルジア出身のプレイヤーが他を圧倒し、優勝。
本調子が出るまで数日かかったものの、劇的な展開を経て最終日に、マグナス・カールセンは2017年サルマン王世界ブリッツ・チェス・チャンピオンシップにて、栄冠を取り戻しました。女子部門では、グルジア出身で2児の母でもある、ナナ・ザグニゼが優勝しました。
参加プレイヤー達が記憶に残る大会、と評する世界オープン・ブリッツ・チェスチャンピオンシップとその女子大会が開会し、サウジ・アラビアが55ヵ国から男女のプレイヤー達を歓迎したのはわずか6日前のことでした。世界中からやってきた観客が、トーナメント期間中に様々なエキサイティングな対戦や、意外な展開を目の当たりにしました。
カールセンとザグニゼは共にラピッド・チェス部門では敗北を喫しました。ブリッツ・ラウンドは金曜日に、アイコニックなエーペックス・コンベンション・センター(Apex Convention Centre)で第一戦が行われて開始しましたが、誰が優勝するかは全く分かりませんでした。
カールセンはウクライナ出身のアントン・コロボフ(Anton Korobov)を下し、グルジア出身のヨーロッパ・チェス・チャンピオンで2児の母でもあるナナ・ザグニゼは、ブリッツ・ラウンドで素晴らしい成績を維持し、80%近い勝率で優勝しました。
「ものすごく嬉しいです」というのが、ブリッツ部門の世界王者に返り咲くのに3年を要したカールセンの、最初の言葉でした。一方ザグニゼは、このタイトルを勝ち取るのは並大抵のことではなかった、と思い返しています。「とても難しいイベントで、このタイトルは私にとって非常に重要なものです。これは、私の夢でした。」と、ザグニゼはコメントしています。
ザグニゼは賞金6万4,000ドルを、カールセンは20万ドルを獲得しました。
本イベントは、スポーツのハブになることを目指しているサウジ・アラビアにとって重要な一歩でした。また、このような注目される公的イベントに女性を含めたという点で画期的でした。世界中から240人以上の選手が集まり、同国のプレイヤー達にとって目指すべき理想像を提供しました。
スポーツ庁(The General Sports Authority)長官のツルキ・ビン・アブドルモーセン・アル・アルシェィク(Turki bin Abdulmohsen Al-Sheikh)閣下はスピーチの中で、このトーナメントの成功がサウジ・アラビア国内におけるチェスの人気を後押しし、国民がもっとこのスポーツへ参加するようになることを願っている、と述べました。
サウジ・アラビアで行われた第一回目のチャンピオンシップは、記憶すべき素晴らしい大会となりました。一つ確実なのは、期待通りの大会であったと、世界中のチェスファンが認めていることです。
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情報源:サルマン王世界オープン・ブリッツ・チェス・チャンピオンシップ
(日本語リリース:クライアント提供)
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