ポールスターが初となるポールスターワンを発表、新たな高性能電気自動車のブランドを目指す

ポールスター(Polestar) 2017年10月18日 10時23分
From 共同通信PRワイヤー

ポールスターが初となるポールスターワンを発表、新たな高性能電気自動車のブランドを目指す

AsiaNet 70584

上海、2017年10月17日/PRニュースワイヤー/ --

ボルボ・カー・グループ(Volvo Car Group)の高性能ブランド、ポールスター(Polestar)は本日、独立した高性能電気自動車ブランドとしての今後を明らかにしました。ポールスターは最初の3車種、中国の専用生産施設、高性能車の新たな業界基準を打ち立てる顧客重視の販売ルートを発表しました。

ポールスターは、2019年半ばに生産開始が予定されている第1号車、600馬力のポールスターワン(Polestar 1)の発表も行いました。ボルボ・カー・グループの相乗効果やスケールメリットの恩恵を受け、ポールスターの技術と製品サービスは他の新規参入者の何分の一かの短期間にデザイン、開発、生産プロセスを行うことができました。

ポールスター最高経営責任者のトーマス・インゲンラートは、次のように述べました;「ポールスターワンはボンネットにポールスター(北極星)を飾る初の車です。最新技術を装備した美しいGTは、新しいポールスターのブランドにとって素晴らしい第一歩です。ポールスターの未来の車はすべてフル電気駆動で、独立した高性能電気自動車ブランドになるという当ブランドのビジョンを実現するものになります」

ポールスターワンは、将来のポールスターブランドに力を与えることでしょう。ポールスターワンは「高性能電気ハイブリッド」駆動で2ドア、2プラス2シーターのグランツアラークーペです。内燃エンジンを持つ電気自動車である同車種は、電力だけでの走行距離が150キロ、市販のハイブリッドカーで最長の電気走行距離となっています。600馬力、トルク1000Nmは明らかに高性能車に分類されます。

ポールスターワンは、ボルボのスケーラブル・プラットフォーム・アーキテクチャ(SPA:Scalable Platform Architecture)に基づいていますが、およそ50%はポールスターのエンジニアが作った新しいカスタムメイド品です。ダイナミックな運行性能強化のためポールスターワンは、真にドライバーのための車にすることを目的とした多くの新技術を使用しています。ポールスターワンは全く新しい、クラスでトップのオーリンズ(Öhlins)連続制御電子サスペンション(CESi:Continuously Controlled Electronic Suspension)の最新シャーシ技術を装備しています。車体をカーボン・ファイバーにすることで車両重量を軽量化、ねじり剛性を45%アップ、重心を低くしました。さらに、ポールスターワンはトルクのベクトル化を可能にするダブル電動後軸を使用。これにより各車輪を少しずつ加速できるので、ドライバーは路面グリップを最大に保ち、コーナリングでスピードを維持できます。

ポールスターワンは、中国成都にある最先端の専用ポールスター・プロダクション・センター(Polestar Production Centre)で製造されます。現在建設中ですが、2018年中頃完成の予定です。

ポールスターはまた、現在の従来型オーナーシップ・モデルから脱却します。車は100%オンラインで注文、2-3年のサブスクリプションを前提に受注します。デポジットなし、すべて込みのサブスクリプションでは、引き取り、配送サービスやボルボとポールスターの代車貸し出しが追加され、すべてまとめて月払いになります。

定額サブスクリプションは、ポールスターの車を所有することが手間のかからない顧客体験になることを意味しています。これはフォン・アズ・キー(Phone-As-Key)技術で容易になります。オーナーは第三者とバーチャル・キーを共有したり、他の多くのオンデマンド機能にアクセスしたりできるようになります。このコンシェルジュ・サービスがあれば、顧客は運転を楽しむことに集中できるのです。

ポールスターの未来の車はすべてフル電気駆動です。ポールスターツー(Polestar 2)は、その後2019年に生産開始、ボルボ・カー・グループ初のバッテリー式電動自動車(BEV)となります。テスラ・モデル3(Tesla Model 3)をめぐる競争に加わり、結果的にはポールスターワンよりも大量生産することになる中型BEVです。ポールスターの初期段階の生産はその後の大型SUVのBEV、電気的性能とドライビングダイナミクスを現代的に表現するポールスタースリー(Polestar 3)で完了します。

ポールスター車の発注とコンフィギュレーションはポールスターのアプリかオンライン・ポータルを使ってオンラインで行います。しかし、それでも顧客がブランドと直接関わりたいと望んでいることをポールスターは認識しているので、世界中でポールスター・スペーシズ(Polestar Spaces)のネットワークを開設します。ここで未来のポールスターの顧客は製品やブランドと関わることができるのです。ポールスター・スペーシズは独立型の施設となり、既存のボルボ販売店ショールームにはありません。

新しいポールスターワンの受注は、2017年10月17日開始、ポールスターは潜在顧客の関心度を即座に知ることができます。

詳しくは、ricky.vazquez@rvicommunications.com までお問い合わせください。

動画と写真については、リンク をご覧ください。

編集者への注

・ボルボ自動車は親会社浙江吉利控股集団(Zhejiang Geely Holding)の投資会社2社との合弁事業を始めました。この合弁事業には50億人民元(6億4000万ユーロ)の株式が投資されています。ポールスターは引き続きボルボ・カー・グループの子会社となり、ボルボ・カー・グループに完全統合されます。

・20年以内に、世界の自動車販売台数の40%以上は電気自動車となることが予想されます。


ソース: ポールスター


(日本語リリース:クライアント提供)


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