キャロライン・ニーブリング氏が第3回「ウブロ・デザイン・プライズ」を受賞

キャロライン・ニーブリング氏が第3回「ウブロ・デザイン・プライズ」を受賞

AsiaNet 70373 （1534）

【ロンドン2017年9月29日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊時計メーカー、ウブロ（Hublot）がデザイン界の希望の星に脚光

第3回「Hublot Design Prize（ウブロ・デザイン・プライズ）」は、キャロライン・ニーブリング（Carolien Niebling）氏の傑作プロジェクト「The Future Sausage（未来のソーセージ）」に授与された。審査団はまた、ジェシー・リーブス氏の作品に賞金2万5000スイスフランの特別賞を授与した。この賞は、すでに業績のあるデザイナーが将来、巨匠と肩を並べるために必要なエクスポージャー（メディア露出）を与え、その才能に脚光を当てるキャリアブースターと見なされている。ウブロ精神のデザインを表彰する賞は、革新的な思考・創造法を持ち、反体制派で表現形態を開発し、常に境界を押し広げる熱望があり、既存のものを乗り越えるデザイナーを求めている。

（Photo: リンク ）
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ウブロのリカルド・グアダルーペ最高経営責任者（CEO）は次のように語った。

「私が『デザイン』という言葉を使うと、皆さんはル・コルビュジエ、スタルク、ディクソン、ウルキオラ、プットマン、あるいはニーマイヤー、ラポ・エルカーン、フェラーリを思い浮かべるだろう。アイコニックなものになった彼らの作品、形、個性はわれわれを魅了、誘惑し、その名は誰にも知られている。これが彼らの成功を運命づけたもの、共通して持っているもの、デザインである。ウブロは、デザインが中心的な位置を占めることを確信している。素材と創造性を結びつけたデザインには際限がないようだ。ウブロにとってデザインは極めて重要であり、『Big Bang（ビッグバン）』モデル発売10周年の3年前にわれわれ独自の賞を創設したのは、これが実際の理由である。Hublot Design Prizeは、すでに業績のあるデザイナーの作品がいつか巨匠デザイナーに伍するとみられるように、エクスポージャーとブーストを与えて、サポートすることを目指している」

歴史と成功の中で、デザインは中心的な位置を占めている。カルロ・クロッコ氏が1980年にウブロを創業したとき、時計に独特のデザインと革新的な天然ゴムのラバーベルトを施した。ジャンクロード・ビバー、リカルド・グアダルーペ両氏は2004年にBig Bangを生み出し、そのアイコニックなデザインは最高級のものに上り詰めた。それから10年余り、Big Bangと各種素材をカットした紛れもないケース、その合成“サンドイッチ”構造、ベゼル全体のH型ねじはいつも驚かせ、限界を押し広げる。革新性と大胆さを特徴に、ウニコ（Unico）機械式ムーブメント精度の最良の素材を合わせたBig Bangウオッチは、大胆なデザインと限りない創造性で魅惑する。直ちに識別できるこのウオッチは、デザイン重視のブランド精神を体現している。

ウブロはデザインとBig Bangモデルを記念して、2015年にこの賞を創設した。今年のHublot Design Prize表彰式は、これまでに英国で仕事をしたことがない建築家、デザイナー、著名クリエーターが毎年設計し直すサマーパビリオン、サーペンタイン・ギャラリーのパビリオンが会場になった。今年はブルキナファソの受賞歴ある建築家、フランシス・ケレ氏がパビリオンを設計した。これまでの例をいくつか挙げると、ザハ・ハディッド、フランク・ゲーリー、ジャン・ヌーベル、ピーター・ズントー、ヘルツォーク、ド・ムーロンの各氏がサマーパビリオンの設計ビジョンと建築を担当している。ウブロのグアダルーペCEOがキャロライン・ニーブリング氏に2017年のHublot Design Prizeを授与したのは、まさにこのビルである。受賞者には、デザイナーをサポートし、作品の完成に資する10万スイスフランの小切手が贈られた。デザイナーがエクスポージャーを手に入れる特異な機会である。

2017年Hublot Design Prizeは、キャロライン・ニーブリング氏の傑作とその遊び心に満ちた独自の手法を顕彰するものである。彼女の洗練された極めて包括的な調査は、二股の科学技術手法をとり、今年最高の出版の1つである著作「The Future Sausage」につながった。

審査団は今回、ジェシー・リーブス氏の革新的で実験的な作品に特別賞を授与することを決めた。彼女は全く新しい眺めを切り開き、アートとデザインの間を浮遊する風変わりなビジョンを主張している。

ソース：Hublot