査読済みの研究論文がGFSIの集団的業界成果を高く評価
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【パリ2017年9月25日PR Newswire=共同通信JBN】世界食品安全イニシアチブ(GFSI、The Global Food Safety Initiative)は、Journal of Food Protection(ジャーナル・オブ・フード・プロテクション)で新たに公表され、査読された研究論文「Impact of the Global Food Safety Initiative on Food Safety Worldwide: Statistical Analysis of a Survey of International Food Processors」(世界の食品安全における世界食品安全イニシアチブの影響:国際食品加工業者の調査に関する統計分析)(リンク )の対象として取り上げられた。
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この論文の結論は、GFSIの創設と継続的発展の背景にある論理的根拠を確認するとともに、この業界団体がいかなる場所の消費者にとっても安全な食品を追求して食品安全管理システムを継続的に改善するという目標をどのように実現しているかを示している。
これは、GFSIの構築に時間と精力を注ぎ、非競争的問題として食品安全に貢献することに同意した多くの業界リーダーにとって有意義な成果である。
▽広範な集団的努力の集大成
この科学論文は、GFSIによって認定された認証プログラム(リンク )の認証を受けた加工業者に対するこれまでで最大かつ最も包括的な公式調査の結果について説明している。これは数年前に「GFSI Efficacy Study」で始まり、多数の食品安全専門家の貢献から恩恵を受け、第三者認証の価値をしっかりと確立したこの最終的なホワイトペーパーに結実した旅の結果である。
個々の企業がGFSIアプローチの恩恵の測定を試みる一方で、これは北米、メキシコ、西欧、オーストラリア、ニュージーランドの組織を含む21カ国の834社の食品メーカーを含む広範な多国間にわたる研究であった。
▽研究が食品安全の上でのGFSIの役割を確認
調査回答者の大多数によれば、この研究の重要な成果の1つは、GFSI認定の認証プログラムに対する認証が安全な食品を製造する能力を強化したことである。
この研究では、大多数の回答者によると「GFSI認証」により運用面で既存の規制の順守が向上するとともに、将来の規制変更に備えやすくなったことも明らかにされた。これはGFSIの現在の戦略的優先事項である官民連携とパートナーシップを強化し、世界中の規制当局との協力を拡大させる(リンク )。
他の注目すべき成果は、食品安全文化などのさらなる恩恵である。大多数の回答者は、訓練の強化、コミュニケーションの増進、より良い測定、マネジメントコミットメントの強化により、認証が食品安全文化を強化していると述べた。
ウォルマートの食品安全担当上級ディレクターでGFSI理事会メンバーのケリー・ブリッジェズ氏は「この画期的な研究は、GFSI認定の認証プログラムに対して認証されることの恩恵のさらなる証拠を提供している。研究の結果によれば、認証によって食品加工業者が自らの食品安全管理システムを強化し、規制順守を向上させ、最終的に顧客と消費者に利益をもたらす食品安全文化を促進することが示されている」と語った。
▽GFSIの包括的なアプローチと一致
GFSIは、オープンなコンサルテーションからパリティーベースのマルチステークホルダー・ミーティングやワーキンググループまで、常に参加型で透明性の高いアプローチを維持してきた。この研究も例外ではない。協力的なアプローチ、包括的なスコープ、査読の提出は、このコミットメントに沿ったものである。世界有数の食品安全誌への掲載は大きな成果であり、これが実現するために関与した全ての人々に非常に感謝している。
この論文はJournal of Food Protectionの9月号に掲載されており、オンラインではリンク のIssue in Progress(リンク )にアクセスすれば閲覧できる。
▽報道関係問い合わせ先
Lisa Prévert
l.prevert@theconsumergoodsforum.com
ソース:Global Food Safety Initiative
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