Doctor Web:銀行ドメインの約9%が誤ったDNS設定を使用

Doctor Webでは、誤ったDNS設定が、他の要因と併せてWebサイトを感染させてしまう原因の1つになり得るという点について過去にも報告しています。Doctor Webのアナリストによって行われた研究の結果、この問題はロシアの多くの金融機関や一部の政府機関にとって重大な懸念事項であるということが明らかになりました。

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DNS (ドメインネームシステム) はドメインに関する情報の取得を可能にし、インターネットアドレスを提供します。クライアントソフトウェア、中でも特にブラウザは、入力されたURLに基づいてインターネットリソースのIPアドレスを取得するためにDNSを使用します。通常、DNSサーバーはドメイン所有者自身によって管理されます。

インターネットリソースの多くは、メインとなる第2レベルドメインに加えて第3レベルドメイン、第4レベルドメインといった追加のドメインを複数使用しています。例えば、drweb.comドメインは、ユーザーがリンクやファイルを検査したりウイルスに関する説明を確認したりすることのできるWebサイトを含んだドメイン vms.drweb.ru、 Dr.Web CureIt!のWebページ用ドメイン free.drweb.ru、 Dr.Webシステムアップデートページ用ドメイン updates.drweb.com などのサブドメインを使用しています。様々な技術的サービスやサポートサービスは、多くの場合このようなドメインを使用することで実現されています。そのようなサービスとして、Webサイト管理やマネジメントシステム、オンラインバンキングシステム、メールサーバーのWebインターフェース、社員向けのあらゆる社内Webサイトが挙げられます。そのほか、サブドメインは、バージョン管理システム、バグトラッカー、様々な監視サービス、wikiリソース、およびその他のニーズに対応する目的でも使用されます。

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