高速でコンパクトなA4対応ドキュメントスキャナー2機種とA4対応フラットベッドスキャナーユニットを発売

キヤノンMJ 2017年07月25日 14時00分
From PR TIMES

キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノンMJ)は、キヤノン電子株式会社(代表取締役社長:酒巻久)製のドキュメントスキャナー「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品としてコンパクト設計と高速スキャンを両立した“DR-M260”と、フラットベッドモデル“DR-F120”および、imageFORMULAシリーズ専用オプションの“フラットベッドスキャナーユニット102”を2017年8月上旬より順次発売します。




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“DR-M260”は「DR-M160II」(2014年6月発売)の後継機で画像処理の高速化、高品質化を実現したシートスルースキャナーです。“DR-F120”は自動原稿送り装置(ADF)を搭載したエントリーモデルのフラットベッドスキャナーです。これらのラインアップにより、金融機関や医療機関、官公庁、流通業などの文書管理、窓口業務、発注業務などの幅広いニーズに対応します。

■ 分散処理に最適なコンパクトな筐体と高速スキャンを実現した“DR-M260”
デスクサイドやカウンターでの業務を考慮した小型ボディーでありながら毎分片面60枚、両面120面(A4タテ、200dpi時)の高速スキャンと80枚(80g/m²紙)の大容量給紙による高い生産性を実現しています。また新開発のDRプロセッサーにより画像処理の高速化、高品質化を実現しています。

■ ADF搭載のフラットベッド一体型エントリーモデル“DR-F120”
エントリーモデルでありながら、モノクロは毎分20枚、カラーは毎分10枚のADFの高速スキャンが可能です。フラットベッドで厚みのある原稿にも対応し、ADFでは表裏面の同時読み取りに対応するなど、1台で多様な原稿をスキャンできます。

■ 小型化とスキャン速度向上を実現した“フラットベッドスキャナーユニット102”
imageFORMULAシリーズ※1に接続して利用するオプションで、従来機種※2に比べて質量は約30%軽量化、体積は約40%小型化を実現しています。普通紙や薄紙はスキャナー本体で連続スキャン、冊子資料などは本製品でスキャンし、それぞれ読み込んだデータを同一ファイルにするなど、スキャナー本体と連携させることで活用の幅が広がります。

※1  一部機種を除く。
※2  フラットベッドスキャナーユニット101(2010年10月発売)。


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<imageFORMULA DR-M260の主な特長>

1.毎分60枚、120面の高速スキャン
・デスクサイドやカウンターでの業務を考慮した小型ボディーに、USB3.1 Gen1インターフェースを採用し、毎分片面60枚、両面120面の高速スキャンを実現。
・原稿積載量を80枚とし、大量スキャン業務にも対応。

2.PC処理に依存しない高速・高画質スキャン
・新開発「DRプロセッサー」の採用により、PC環境に依存しない画像処理速度を実現。また色むらを軽減し、OCRに適した画像を出力できる新たな画像処理技術にも対応。

3.信頼の給紙性能と堅牢な筐体
・搬送力を向上させた大径の給紙ローラーと原稿に対して常に均一に力を加えるフロート式の分離ローラーを採用し、信頼性の高い給紙を実現。
・給紙時に原稿が搬送されなかった場合に機能する「給紙リトライ機能」と、給紙された原稿の先端で重送を検知した場合に、原稿を給紙口まで戻し再度給紙を行う「分離リトライ機能」を組み合わせ、スキャン業務の生産性を向上。
・搬送時にダメージを与える可能性のある薄い原稿のスキャンを可能にした「薄紙モード」を搭載したほか、パスポート※や長尺原稿など、さまざまな種類の原稿の搬送に対応。
・業務での大量スキャンにも耐えられるよう、本体内部の搬送路には上位機種に採用されているステンレスを採用。給紙トレイ、ペーパーガイドの稼働部の強度にも注意を払い、幅広いビジネスシーンに対応。
※ 専用キャリアシート使用の場合。

4.便利な本体操作パネル
・5行表示の大型LCDパネルにより操作部の視認性が向上。頻繁に利用するモード・操作を最大99件までジョブ登録することで、本体操作パネルのボタンより実行可能。電源OFFにした時点のジョブを記憶する機能を搭載しており、より効率的なスキャン業務が可能。
・操作パネルにDFR(DoubleFeedRelease)機能を搭載。付箋紙の貼られた原稿や封筒など、本来、重送と検知する必要のない原稿を重送検知した際に、パネルのメニューを選択することでスキャンを継続可能。

5.高機能スキャニングソフトを同梱
・高機能スキャニングソフト「CaptureOnTouch」を同梱。「3ステップスキャン」、「お気に入り」スキャンの簡単操作を実現。ビジネスニーズに応える高機能が、データの生成・仕分け・編集までを効率化。
・オプションのバーコードモジュール(1次元バーコード)または2Dコードモジュール(2次元コード)と連携することにより、バーコード/2Dコードの読み取りに対応。バーコード/2Dコードデータのファイル名への付与やフォルダ仕分けに活用が可能。
・ファイル形式は、PDF、PDF/A、JPEG、TIFF、BMP、PNGに加え、PowerPoint形式に対応。PDFは、「高圧縮」「テキスト検索」に対応。

6.開発ツール「imageFORMULA Web Scan SDK(以下、WSS)」に対応
・Webアプリケーションでスキャン機能を呼び出すことを可能にする開発ツールWSSに対応。
・お客さまが利用するWebアプリケーション上にスキャンボタンを表示できるため、スキャン操作をシームレスに行うことが可能。スキャナーを利用する業務の生産性向上に貢献。
* WSS対応製品:DR-M260/ DR-M140/ DR-C240/ DR-C225W/ DR-P215II
* ディベロッパーサポートプログラム(DSP)でDSP会員向けに無償で提供します。
* 開発サポートサービスは、別途有償(3か月開発サポート29,800円)で提供します。
* WSS対応スキャナードライバーは、2017年9月リリース予定です。


<imageFORMULA DR-F120の主な特長>

1.毎分20枚/36面の高速スキャン
・「1パス両面スキャン」に対応し、最速で毎分片面20枚、両面36面(モノクロA4タテ・200dpi)のパフォーマンスを実現。ADFとフラットベッド一体型で、ADFでは名刺や長尺用紙の連続スキャンに対応、フラットベッドでは厚紙やパスポートなど幅広い原稿に対応。
・高速スキャンに合わせてADFの原稿積載量を50枚とし、大量スキャン業務にも対応。

2.信頼の給紙性能
・上位機種と同様に重送防止用のリタードローラーを搭載。重送のリスクを最小限に抑えた、スムーズでトラブルのないスキャンを実現。

3.長尺原稿、カードスキャン - エンボスカードにも対応
・ADFでは、最長1,000mmまでの長尺原稿、名刺などもスキャンが可能。
・フラットベッドでは、最大A4サイズまでの原稿のほか厚紙や名刺、免許証、プラスチックカードなどもスキャンが可能。
[画像2: リンク ]


<フラットベッドスキャナーユニット 102の主な特長>

1.ADF搭載スキャナーとの連携を実現するフラットベッドスキャナーユニット
・imageFORMULAシリーズに接続して利用するユニバーサルフラットベッドスキャナーユニット。コンパクトクラスからハイエンドクラスまで11モデルに対応。
<対応機種>
 DR-C225W/DR-C240/DR-M260/DR-M140/DR-M1060/DR-6010C/DR-6030C/
DR-G1100/DR-G1130/DR-X10C/ScanFront 400

2.ADFスキャナーとのシームレスなスキャンを実現
・普通紙や薄紙などはADFにて高速スキャンし、ADFでスキャンできないブックタイプの原稿やパスポートなどは、フラットベッドスキャナーユニットにてスキャンを行い、同一のファイルに統合するなどADFスキャナーとの連携がスムーズ。

3.筐体のコンパクト化と軽量化を実現
・CISセンサーの採用により、従来機種から体積は約40%削減、質量は約30%削減し、スマートボディーを実現。デスクの上にスキャナーを置いて、作業スペースを効率的に使用できるよう省スペース化を実現。
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<ドキュメントスキャナーの国内市場動向>
企業でのデータの有効活用気運が高まるなか、発生する紙文書のファイリングや文書情報の共有化のニーズが高まっています。そのような中で、オフィスでのスキャンは、従来の集中入力から分散入力への移行が進み、コンパクトで高性能なスキャナーへのニーズが高まっており、ミドルレンジクラスのドキュメントスキャナーは、今後も順調に推移することが見込まれています。このクラスの2016年の国内市場規模は約2.9万台でした。2017年は約3.0万台と予想しています。(キヤノンMJ調べ)

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