グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第15回 1Pbpsのデータセンターネットワークを実現したJupiter(パート3)

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー > 第15回 1Pbpsのデータセンターネットワークを実現したJupiter(パート3) 」を公開しました。

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はじめに
 2015年に公開された論文「Jupiter Rising: A Decade of Clos Topologies and Centralized Control in Google's Datacenter Network」をもとにして、Googleのデータセンターで利用されるネットワーク技術を紹介していきます。今回は、ネットワークスイッチの物理構成を中心とした、ハードウェアアーキテクチャーを解説します。

Firehoseのアーキテクチャー
 前述の論文では、第13回の図1に示した、5つの世代のネットワークスイッチが紹介されています。その中でも、最初の世代にあたるFirehose 1.0は、サーバーハードウェアを用いて実装したとの記述があります。これまで、ネットワークスイッチを独自設計した経験がなかったため、サーバーハードウェアの設計経験を活かして、まずは実験的に、サーバーハードウェアのPCIボード上にスイッチチップを搭載した構成を試したそうです。しかしながら、ハードウェアの故障率や再起動にかかる時間、あるいは、サーバー間の配線の複雑化など、さまざまな問題に直面することになり、結局、Firehose 1.0は本番環境で利用されることはありませんでした。

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