ULパフォーマンスマテリアル部門、積層造形用プラスチックを対象とする「ブルーカードプログラム」導入

UL 2017年04月21日 11時07分
From 共同通信PRワイヤー

ULパフォーマンスマテリアル部門、積層造形用プラスチックを対象とする「ブルーカードプログラム」導入

AsiaNet 68242

ULのパフォーマンスマテリアル(機能性材料)部門、積層造形用プラスチックを対象とする新サービス、「ブルーカードプログラム」を導入

米国イリノイ州ノースブルック、2017年4月21日 - 世界的な安全科学機関であるUL (リンク )は本日、積層造形用プラスチックを対象とする新サービス(ブルーカードプログラム - リンク )を発表しました。この新しいプログラムは、3Dプリンティング用材料をターゲットとしており、ULの既存のプラスチック認証プログラム(イエローカードプログラム - リンク )を拡充したプログラムです。

Photo - リンク

射出成形などの従来の成形方法とは異なり、3Dプリンティング工程は多岐にわたり、サンプルの造形方法によって、その特性や性能は大きく影響されます。積層造形用プラスチックを対象とするこの新しいプログラムでは、3Dプリンティング用のプラスチック材料および3Dプリンティングで作成された部品や製品の認証のための要求事項が新たに規定されています。

ブルーカードプログラムは、材料が特定の3Dプリンティング技術の用途に適していることを認証し、部材または最終製品の製造業者が、独立した試験機関による定期的監視を受けている製造業者で試験された材料を使用していることを確実にするものです。

「ULは積層造形に関する人材の育成、施設の安全、および機器の認証に関して様々なソリューションを提供して顧客のニーズに応えてきました。機能性材料関連サービスにブルーカードプログラムを追加することは、課題の多い積層造形分野において顧客が問題を解決し、成功できるよう支援するという弊社のコミットメントを示しています」とUL R&DマネージャーであるDr.トーマス・ファビアンは述べています。

ULが認証した3Dプリンティング材料は、UL iQ(TM) for Plastics (リンク ) およびPROSPECTOR(R) (リンク )データベースに掲載されます。これは、3Dプリンティングで使用する材料をマーケティングしたいプラスチック製造業者にとって有効なツールであるだけではなく、自社の3Dプリンティング部品への認証取得に関心がある部材製造業者にも便利なツールです。また、ブルーカードプログラム (リンク )は、3Dプリンティング部品や部材の自社製品への採用を検討している最終製品の製造業者を支援するサービスでもあります。

【UL機能性材料部門の概要】
UL機能性材料部門は、75年以上にわたってプラスチックの試験と認証を行ってきました。プラスチック業界の関連ステークホルダーと密に連携して、既存のUL規格を向上させるだけでなく、新しい要求事項の策定や認証・試験プログラムの開発に取り組むことで、新しい技術やその製品展開に寄与しています。

【ULの概要】
ULは、科学の活用によって安全、セキュリティ、サステナビリティ(持続可能性)における課題を解決し、世界中の人々のために安全な生活/職場環境を推進します。ULマークがもたらす信頼が、先進的製品及び技術の安全な導入を可能にします。ULのスタッフは世界をより安全な場所にするという情熱を共有しています。その提供サービスは、試験・検査・監査・認証・検証・アドバイザリー/トレーニング・サービスなど多岐にわたります。また、安全とサステナビリティに関するソフトウェア・ソリューションを提供することで、これらの活動を支援しています。詳細はウェブサイト(リンク )をご参照ください。

連絡先: ダグマー・エボー
グローバルPR &ソーシャルメディアマネージャー
ULコマーシャル&インダストリアル
電話: (678) 872.0320  携帯: (404) 216.4354  dagmar.ebaugh@ul.com 

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(日本語リリース:クライアント提供)


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