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アジア太平洋地域のサイバー攻撃が前年比35%増加、グローバル規模のネット犯罪組織の新たな狙いは新興の金融サービス

ThreatMetrix 2017年03月10日 11時50分
From JCN Newswire


HONG KONG, Mar 10, 2017 - ( JCN Newswire ) - アジア太平洋地域の企業や団体を狙ったネット詐欺攻撃が増加しており、全世界のサイバー犯罪者は攻撃対象にオルタナティブレンディングや決済モデルなどの金融サービスセクタを選ぶようになっています。

最新のThreatMetrix(R)サイバー犯罪レポートによれば、アジア太平洋地域の攻撃レベルは前年比35%で増加しています。ThreatMetrixネットワークで不正として拒絶された取引件数は、アジア太平洋地域の取引件数の増加のペースを上回っています。

取引の3分の1はモバイル機器から行われており、世界平均の44%より少ないものの、モバイル取引は四半期ごとに増加しています。

現四半期は特に、アジア太平洋地域でのデバイスなりすまし攻撃が大幅に増加しました。攻撃の発信地は主にオーストラリア、インド、中国およびシンガポールで、ネット詐欺師は異なるデバイスや新しいデバイスと見せかけて不正を行います。

「アジア太平洋地域ではデジタル革命が起きており、人々の生活がオンラインに移行しているため、サイバー犯罪が大幅に増加しています。」と、ThreatMetrixフィールド業務担当SVPのPascal Podvinは述べました。「この地域では特に、クロスボーダー取引が定常的にネット詐欺師のターゲットとなっていますので、企業は正規のユーザーとサイバー犯罪者をリアルタイムに正確に見分ける洗練された方法を探しています。」

2016年にはオンライン貸借取引に対して100万件のグローバルサイバー攻撃が発生

オルタナティブレンディングおよび決済モデルにつきものの、信用調査所へのローン契約報告の際の遅延を悪用して、大金を儲けようとするオンライン詐欺師による攻撃が増えています。

ThreatMetrix(R) 2016年第4四半期サイバー犯罪レポートによれば、2016年にはオンライン貸借取引に対するサイバー攻撃が100万件発生し、2017年にはさらに増加を続けています。このような取引の全世界での推定損害総額は100億米ドルです。

オンライン貸借取引での不正増加は、もっとも新しいサイバー犯罪者の攻撃戦略であり、全世界で金融サービスセクタでのサイバー犯罪が大量に発生しており、急激に増加しています。特にオルタナティブレンディングを狙った攻撃の件数は、2016年第3四半期から150%増加しました。

さらに銀行と金融サービス会社の脆弱性も増しています。ThreatMetrix Digital Identity Network(R)は2016年に金融セクターだけでも毎月20億件のトランザクションを分析し、偽造または窃盗したクレデンシャルを使用した攻撃を8000万件検知しています。他に重要な業界動向として、モバイルトランザクションの量は前年比で250%増加しており、金融サービスのトランザクションの約55%はモバイル機器から来ています。

「オンライン貸借は人気急増とトランザクションサイクルの速さから、サイバー犯罪者の第一の標的になっています。オンラインレンダーは、正規のローンを迅速に行い、不正を防ぐために、リアルタイムに行動に基づいたインテリジェンスを活用したスマートな認証手法を採用する必要を強く感じています。これは、競合の激化する市場で成功する唯一の方法です。」と、ThreatMetrix最高製品責任者のAlisdair Faulknerは述べました。

新興国がサイバー犯罪の最前線に

ThreatMetrixによって判明した不正な攻撃の発信地は、ブラジル、エジプト、ガーナ、ヨルダン、ナイジェリア、マケドニアなどの発展途上国でした。新興国はその発展につれて、すべての業界でオンライン詐欺に関わるようになってきています。ブラジルは第4四半期に攻撃の発信地の上位となり、ThreatMetrixではマレーシア、バングラデシュ、パキスタンなどのアジア諸国と、チュニジア、ウクライナ、セルビア、モロッコ、グアドループ、カタール、キューバなどの新興国で攻撃が大幅に増加していると見ています。これらの国で最多の攻撃ベクトルは、なりすましです。

「オンライン不正行為の攻防において、発展途上国の存在が大きく浮上している事実は、漏えいした識別データが全世界に広まっていることを示しています。」と、Faulknerは続けました。「現在当社のネットワーク上のトランザクションの4件に1件がクロスボーダーとなっている事実は、『経済で世界がひとつの村になる』という概念が現実になりつつあることを示しています。グローバル規模のデータ窃盗では、盗まれたデータは闇ウェブを通じて全世界に出回り、その情報が組織的な犯罪集団のネットワークによって取引されます。」

その他の2016年第4四半期レポートの発見事項

2016年のクリスマス商戦ではかつてないほど大規模なオンラインショッピングが行われ、第4四半期はネットワーク上でも史上最大のデジタル情報が飛び交いました。2016年第4四半期サイバー犯罪レポートの発見には、次のものがあります。

- 約1億2200万件の攻撃が検知され、リアルタイムに抑止されました。これは前年比35%以上の増加です。
- 攻撃増加率は総トランザクション増加率を上回っており、拒絶されたトランザクションの総数の増加率は15%で、リスク水準が高まっていることを示しています。
- どの業界グループでもモバイルのみを使用するユーザーは増加しており、金融サービスの増加率は40%です。モバイル製品およびサービスの種類や機能が拡大し、モバイルだけで利用できるようになったため、少数派として比較的多いデスクトップは時代遅れになりつつあります。
- クロスボーダートランザクションは広く普及し、今やネットワーク上のトランザクションの4分の1以上がクロスボーダーですが、これらは依然として注意深く取り扱われ、国内トランザクションの2倍以上が拒絶されています。

2016年第4四半期サイバー犯罪レポートはここからご覧いただけます。 リンク

4月開催予定:第1回アジア太平洋地域デジタルアイデンティティサミット

デジタルアイデンティティの保護と不正撲滅を目指す当社の施策の一環として、ThreatMetrixでは4月6日にハイアットリージェンシー香港で開催される第1回アジア太平洋地域デジタルアイデンティティサミットを主催します。デジタル、リスクおよび不正防止分野のソートリーダーやシニアエグゼクティブが、今年のテーマの「信用の通貨」に絡めて、アジア太平洋地域の企業がいかにして信頼性の高いアイデンティティを確立しインターネット上のトランザクションを保護するかを論じます。デジタルアイデンティティサミットの詳細と参加登録については リンク をご覧ください。

ThreatMetrixについて

デジタルアイデンティティ企業のThreatMetrix(R)は、インターネット上でデジタル人格とトランザクションを認証する市場トップクラスのクラウドソリューションです。ThreatMetrixでは、ThreatMetrix Digital Identity Network(R)を通じて世界各国の4,500社のお客様の30,000か所のウェブサイトを支えるトランザクションを年間200億件以上検証し、マルウェアやデータ漏洩によるアカウント乗っ取り、振込詐欺、不正なアカウント登録から企業とエンドユーザーを保護しています。主なメリットには、カスタマーエクスペリエンスの向上、紛争の減少、収益の獲得、不正の減少、運用コストの節約などがあります。ThreatMetrixソリューションは金融サービス、電子取引、決済および貸借、メディア、政府自治体、保険などさまざまな業界で活用されています。

詳しくは www.threatmetrix.com をご覧いただくか、1-408-200-5755までお問い合わせください。ThreatMetrixのブログ、Twitter、LinkedInおよびFacebookページではサイバーセキュリティについて意見交換をしていますので、ぜひご参加ください。

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