日米人工知能ベンチャー2社がタッグ、不正利用検知サービス実用化へ向け大手金融機関と実証実験開始

株式会社Nextremer 2017年01月18日 14時00分
From PR TIMES

 人工知能(以下、「AI」)テクノロジーを用いた対話システム開発を手掛ける株式会社Nextremer(以下、「Nextremer」)は、米サンフランシスコを拠点に、Deeplearning4j(※1)をはじめとするオープンソースの分散型ディープラーニング・プロジェクトを牽引するSkymind.Inc(以下、「Skymind」)と、《金融機関向けアプリケーションによる不正利用検知サービス》事業において共同研究を開始したことをお知らせします。

 さらに、国内大手金融機関における実環境での実証実験も決定し、サービス実用化を目指した開発及び連携を強化して参ります。(本事業は、日本貿易振興機構のグローバルイノベーション拠点設立等支援事業にSkymindが申請し、採択されたものです)

(※1) Deeplearning4j(以下、「DL4J」)とは:Java, Scalaで書かれた世界初商用グレードで、オープンソースの分散ディープラーニング・ライブラリで、世界で初めとなるJavaを用いたディープラーニング用ソフトウェアのこと



[画像: リンク ]

【事業概要】

 Fintechが世界的なブームとなり、メディアで目にしない日はないほど急速な広がりを見せています。ユーザーの利便性が高まる一方で、情報セキュリティ対策が大きな課題の一つになっています。本事業は、AI技術を用いた不正利用検知システムを日本国内金融機関に導入し、その導入効果や課題の整理を行い、実用化の可能性を検証することを目的としています。


【今後について】

 Nextremerは、これまでも多くの事業者と協業し、各々が持つ強みを活かした共同研究・開発および実証実験等を行ってきました。本事業でも、専門的な技術・知見を核とした、不正利用検知技術向上への取り組み、そして新たな価値の共創を推進して参ります。

 また、DL4Jを活用すれば、より大きなデータ、大きなネットワークを扱うことが可能になるため、分散学習における大量データ処理を、自然言語処理技術の分野で応用できると考えています。本事業の成果を活用し対話システムのさらなる発展につなげて参ります。


【会社概要】

■Skymind.Inc
設 立:2014年11月
本 社:1328 Mission St, San Francisco, CA
事業内容:企業向けのオープンソースディープラーニングフレームワーク提供
詳 細:リンク

■株式会社Nextremer
設 立: 2012年10月
本 社: 東京都板橋区成増1丁目30番地13号
事業内容: AIを活用した対話エンジン開発・サービスの提供並びにオープンイノベーション事業(他企業との共同開発/共同研究)
詳 細: リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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