MedImmuneとAbproが新しい二重特異性抗体の開発で業務提携契約を締結
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【ゲイザースバーグ(米メリーランド州)、ウーバン(マサチューセッツ州)2016年11月29日PR Newswire=共同通信JBN】
*契約の結果、Abproの系列会社としてAbMedが誕生
アストラゼネカの世界的な生物製剤の研究開発部門であるMedImmune(メディミューン)と合成生物学の最前線にある総合ライフサイエンス企業のAbproは11月29日、アンジオポイエチン2と血管内皮細胞増殖因子(Ang2-VEGF)を標識にする前臨床の新しい二重特異性抗体の開発を前進させる業務提携契約を締結したことを発表した。この契約はスピンアウトとして構成されている。つまり両社の科学的専門知識の恩恵を受けるとともに、新会社AbMedはAbproの日々のリーダーシップの下で運営される。
この独創的な二重特異性抗体が臨床的利益をもたらす可能性があるAng2とVEGF経路の抑制において、いくつかの潜在的な治療分野が探求される予定である。
MedImmuneの科学者は、二重特異性抗体の開発における深い経験を活用し、要求レベルを満たすまでに至っていない病気の兆候を標識するのに有望である新しい二重特異性抗体を開発している。これは動物モデルでは有効であることが証明されている。Abproは強力で科学的、技術的そして臨床的専門知識を新会社に提供し、中核的なテクノロジー・プラットフォームであるDiversImmuneは抗体のさらなるリファインに使用される。
契約によると、Abproの系列会社として事業展開するAbMedは本プログラムの世界的な開発権と商業化権の過半数を持つ。MedImmuneはAbMedの少数株式を保有するとともに、開発、規制、販売のマイルストーンとロイヤルティーを受け取る。
MedImmuneのR&D担当副社長ジェーン・オズボーン氏は「この契約はMedImmuneの文化である科学とビジネス両方における起業家精神と革新によって締結したものだ。Abproはパートナーとして、患者の治療を進歩させるというわれわれの広範な前臨床ポートフォリオ最大化に貢献してくれると信じている」と述べた。
Abproのイアン・チャン最高経営責任者(CEO)兼共同創立者は「AbproのMedImmuneとの業務提携契約は、臨床に新しい治療法を展開するうえで、世界の主要な生物薬剤企業の1つと協業するチャンスをもたらした。この提携により、以前から困難だった標的に対する治療抗体を開発するというわれわれのプラットフォームの能力がさらに証明されることになる。それは潜在的な臨床的実用性という素晴らしい見通しとともに、だ」と述べた。
▽MedImmuneについて
MedImmuneは低分子化合物およびバイオ製剤の医療用医薬品の研究、開発および商業化に特化するグローバルなイノベーション志向のバイオ・医薬品企業アストラゼネカのバイオ医薬品研究開発部門。MedImmuneは革新的な研究を先駆的に進めており、がん、呼吸器、循環器および代謝疾患、感染症そしてワクチンの新規標識経路の探求に取り組んでいる。MedImmuneの本社はアストラゼネカの3つのグローバルR&Dセンターの1つであるメリーランド州ゲイザースバーグにあり、さらに英国ケンブリッジ、カリフォルニア州マウンテン・ビューにも施設を持つ。さらに詳しい情報は(リンク )を参照。
▽Abproについて
Abproは産業生化学のパイオニアである。中核的テクノロジーであるDiversImmune(TM)プラットフォームを通し、ライフサイエンス産業においてAbproは合成生物学と免疫学を活用し、抗体の発見と開発を加速する。Abproは新たな生体分子を作り、研究、診断、治療マーケットにおける商品を開発することにより人間と動物の健康を改善する。Abproは主要なバイオテクノロジーと製薬のいつくかの企業とグローバルにパートナーを組み、治療プログラムで幅広い独自のパイプラインを持つ。さらに詳しい情報は(リンク )を参照。
▽メディア問い合わせ先
MedImmune:
Rebecca Einhorn, MedImmune
einhornr@medimmune.com
+1 (301) 398-1802
Abpro:
Vivian Chen, Citigate Dewe Rogerson
abpro@citigatedr.com
+1 (347) 481-3711
ソース: Abpro and MedImmune
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