尿と便を分ける、新しい非常用トイレ 「UDドライトイレ」発売

株式会社ホクコン 2016年09月30日 08時00分
From 共同通信PRワイヤー

2016年9月30日

株式会社ホクコン

株式会社ホクコン 
非常用し尿分離型トイレ『UDドライトイレ』発売
水も電気も無い災害時に安心・安全を提供
第14回日本水大賞受賞

1、開発背景
(1)京都大学の清水芳久教授が代表の「トイレの未来を考える会」では長年に渡り、水を使用しないし尿分離型のトイレの実用化に取り組んでいました。そうした中、2011年3月11日に東日本大震災が発生し、「トイレの未来を考える会」がこれまでの研究の成果を形にしたポータブル型のし尿分離トイレを企画製作し、水も電気も無い環境でトイレに困っている被災地で緊急対応しました。またこの成果は『第14回の日本水大賞』に輝きました。
(2)一方、ホクコンは防災・水利用事業を立ち上げ、清水教授の研究を知るところとなり、し尿分離トイレをもっと世に中に普及していきたいと考える清水教授の意向を側面から支援する形で、今回、ホクコンが『UDドライトイレ』の製造販売を全面的にプロデユースする運びとなりました。

2、商品概要
(1)この商品はurine diversion(し尿分離:尿と便を分ける)が特徴で、プラスチックダンボール製の組み立て式の簡易型のトイレです。
(2)既存のトイレの個室をそのまま活用できます。洋式にも和式にもそのまま被せるだけで使用できます。
(3)臭気が軽減されます。通常、体内から排泄される尿にはほとんど病原菌はいませんが、病原菌の塊である臭い大便と合わさることでより臭気が発生します。それぞれの排泄物を分けて、消石灰でアルカリ環境にすることで腐敗臭と病原菌の増殖による悪臭の発生を防止します。
(4)し尿を分離することで処理量が激減します。分離した便は可燃ごみとして焼却処分、もしくは土に戻せます。尿は消石灰の添加により土壌に浸透させたり、水と薄めて肥料としてもご利用できます。
(5)トイレ1回あたりの処理コストが安くなります。ホームセンターなどで入手できる消石灰を使用するので、従来の凝固剤と比べて約1/10の処理コストです。
(6)BCP対策中の企業から災害に備える一般家庭まで、また公共・高齢者向けの施設や病院でご使用になれます。エレベーターが停止した高層階に住む災害弱者の方に最適です。

■商品概要
名  称       :『UDドライトイレ』
発売日        :2016年10月3日(月)
販売 地域      :全国
販売 価格      :20,000円/セット(税抜き)
販売 目標      :10,000セット
構造         :プラスチックダンボール製
お客様お問い合わせ先 :株式会社ホクコン 環境事業部 TEL0776-38‐4017




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