グローバル・イノベーション・インデックス2016:スイス、スウェーデン、英国、米国、が上位に
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グローバル・イノベーション・インデックス2016:スイス、スウェーデン、英国、米国、フィンランド、シンガポールが上位に、中国がトップ25に入る
ジュネーブ(スイス)、2016年8月15日/PRニュースワイヤー/ --
コーネル大学、欧州経営大学院(INSEAD)、世界知的所有権機関(WIPO:World Intellectual Property Organization)が本日発表したグローバル・イノベーション・インデックス(GII)において、中国が世界で最も革新的な25の経済圏に加わり、スイス、スウェーデン、英国、米国、フィンランド、シンガポールが2016年ランキングの上位を占めています。
中国のトップ25入りで、100以上の経済圏の革新能力を調査するこれまでの9版のGIIでトップを占めていた高度先進経済圏に中所得国が初めて加わったことになります。
中国が上昇したものの、革新を促すことは活気と競争力のある経済にとって不可欠であるとの認識が高まる中、先進国と発展途上国との間の「イノベーション・ディバイド」(イノベーション格差)は根強く存在しています。
「現在の経済情勢において、新たな発展の源を発見しグローバル・イノベーションがもたらした機会を活用することは、全ステークホルダーにとっての優先事項です」と、WIPO事務局長フランシス・ガリは述べています。
GIIでは、経済圏トップ25のうち15がヨーロッパです。スイスが6年連続で首位を保っています。地域のリーダーであるスウェーデンと英国に続くのは、フィンランド(5位)、アイルランド(7位)、デンマーク(8位)、オランダ(9位)、そして2016年にトップ10に入ったドイツ(10位)です。
北米では、米国(4位)が引き続き世界で最も革新的な国家の一つとなっており、カナダは15位です。
アフリカでは、モーリシャスが53位でトップ、以下南アフリカ(54位)、ケニア(80位)、ルワンダ(83位)、モザンビーク(84位)、ボツワナ(90位)、ナミビア(93位)、マラウイ(98位)と続きます。
中南米およびメキシコでは、チリ(44位)が同地域の経済圏でトップを占め、以下コスタリカ(45位)、メキシコ(61位)、ウルグアイ(62位)、コロンビア(63位)と続きます。ブラジルは69位です。
66位のインドが、中央・南アジアの経済圏ではトップとなっています。
イスラエル(21位)とキプロス(31位)は、北アフリカおよび西アジアの地域において4年連続で首位を占めています。トルコは4位で地域のトップ5に入っており、アラブ首長国連邦(41位)とサウジアラビア(49位)の2か国はGCC(湾岸協力会議)加盟国です。
シンガポール(6位)、韓国(11位)、中国の香港(14位)、日本(16位)、ニュージーランド(17位)は東南アジア、東アジア、オセアニア地域で首位についています。GIIでイノベーションをリードするのは、大半がこの地域かヨーロッパです。中高所得国のうち、中国(25位)、マレーシア(35位)、タイ(52位)が地域の上位を占めています。
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(日本語リリース:クライアント提供)
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