【ネット炎上速報2016年5月版/「ネット炎上」について毎月レポート】前年同月比 約31%の増加5月の炎上件数は93件

株式会社エルテス 2016年06月08日 13時00分
From PR TIMES

今月の解説:“公務員の女性が停職中に蟹を食べたなど旅行中の様子をFacebookに投稿し炎上”

リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションを手掛ける株式会社エルテス(代表取締役:菅原貴弘、東京都港区)は、2016年5月のネット炎上についてまとめた、「ネット炎上速報2016年5月版」を発表いたします。
ネット炎上速報とは、リスクに特化したビッグデータ解析を得意とする当社が、前月のネット炎上件数を独自に算出し発表するマンスリーレポートです。本レポートを毎月公開していく事で、企業や社会が抱えるデジタルリスクへの意識喚起を行ってまいります。
※ネット炎上とは…現時点において、ツイッターで50回以上のリツイートがされ、特定のまとめサイトにまとめられたものから当社が“炎上”としたもの



■2016年5月の概況
5月のネット炎上件数は前年同月比31%増の93件となりました。炎上の発生主体として多かったのは、一般人が35%と最も多く、企業(23%)、政治家(11%)と続きました。また、熊本震災の報道に対する批判などが増加していることから、マスコミの炎上が9%と、テレビ番組の内容が原因で炎上するケースが増加しました。
[画像: リンク ]

<今月のTOPICS>

・公務員の女性が停職中に蟹を食べたなど旅行中の様子をFacebookに投稿し炎上
副業が発覚して停職処分となった公務員の女性が停職中に「ママ友と海鮮ざんまい」など旅行先で食べたものの写真等を自身のFacebookに投稿したところ、「停職中なのに不謹慎だ」などと住民らから批判が寄せられたのを受け、懲戒免職処分となりました。

【解説】
この炎上には次の側面があります。

議論型炎上
議論型炎上とは、炎上のもとになった内容に対する意見がインターネット上で分かれることでさらに炎上が過熱するタイプのものです。批判する人・擁護する人に分かれる内容は、誰が見ても批判される単純な内容よりも激しく炎上、長期化する傾向があります。今回のケースの場合、停職中に遊んでいることが「不謹慎」だとして批判する声も大きかったものの、一方で「懲戒免職は不当」「停職中であって自宅軟禁ではない」などと対抗する声も大きかったため、両社が対立して盛り上がる形で炎上が膨れ上がりました。

<解説者>
株式会社エルテス ソーシャルリスクアナリスト 清澤 秀彰
プロフィール:
東京大学法学部卒業後、株式会社エルテスに入社。予防ソリューショングループで数多くの案件のリスク分析を行う。特に炎上案件の分析を得意とする。


■株式会社エルテスについて
リスクに特化したビッグデータ解析を強みに、ソーシャルリスクを中心としたデジタルリスクを検知・解決するテクノロジー企業です。デジタルリスクとは、インターネット上の風評・情報漏洩・従業員の不正・産業スパイ等、企業の競争力にも影響を与える重大なリスクを指し、当社ではそのデジタルリスクを分析する事で、企業が抱える課題を解決するサービスを300社以上に提供しています。

[会社概要]
社名 :株式会社エルテス
代表者 :代表取締役 菅原貴弘
所在地 :東京都港区新橋五丁目14番10号
設立 :2004年4月28日
資本金 :504,890,400円 (2016年3月末日現在。資本金準備金を含みません。)
URL :リンク
主要株主 :菅原貴弘、株式会社産業革新機構、株式会社電通、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズ等
事業内容 :リスク検知に特化したビッグデータ解析によるソリューションの提供

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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