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元Yukos多数株主、オランダの裁判所の決定でも500億ドルの裁定金を追求

GML Ltd 2016年04月21日 17時42分
From 共同通信PRワイヤー

元Yukos多数株主、オランダの裁判所の決定でも500億ドルの裁定金を追求

AsiaNet 64169 (0497)

【ロンドン2016年4月20日PR Newswire=共同通信JBN】ハーグ地方裁判所は2016年4月20日、ロシア連邦に元Yukos Oil Company多数株主への500億ドルの支払いを命じた2014年の画期的な仲裁裁定を不服とするロシア連邦の申し立てを認める決定を下した。

地方裁判所は決定で、エネルギー憲章に関する条約の第45条に基づく仮申請にロシアは同意していたが、仲裁提案を含む同条約第26条の仮申請にロシア連邦は拘束されないとの理由で、仲裁裁定は成り立たないと認定した。

Yukosの多数株を間接的に保有するGMLのディレクター、ティム・オズボーン氏は決定について「Yukosの破綻は政治的に仕組まれたという2014年の全員一致の仲裁裁定を、われわれは完全に支持する。ハーグ裁判所のこの予想外の決定に対して控訴し、最終的には法に基づく正義の審判が下ると信じて疑わない」とコメントした。

ハーグ裁判所の訴訟の原告を代表してアムステルダムに本社を置く企業De Brauw Blackstone Westbroekのパートナー、マルニクス・ライテン氏は「地方裁判所はエネルギー憲章条約の仮申請制度とロシアの関連法規の項目を誤って適用した。この決定は将来是正されると確信する」と述べた。

シャーマン・アンド・スターリング(Shearman & Sterling LLP)の国際裁定グループのヘッドで、裁定手続きの主任弁護士を務めるエマニュエル・ガイヤード氏は「裁定裁判は3人の最高峰の国際法専門家で構成され、裁定は全員一致だった。今日の決定が控訴によって覆ることに自信がある」と付け加えた。

シャーマン・アンド・スターリングのパートナーで国際公法弁護士のヤス・バニファテミ氏は「ロシア連邦に国際的義務を果たさせることは仲裁裁定で認められており、原告は世界中でこの取り組みを追求し続ける。1958年のニューヨーク条約の下では、オランダの裁判所がこの問題で何か言わざるを得ないとしても、執行裁判所は自由に自ら仲裁判断を評価できる」と強調した。

原告は決定後直ちに、ハーグ控訴裁判所へ控訴する方針を示すとともに、米国と英国、フランス、ドイツ、インドを含む法管轄地域で仲裁判断の確認と執行手続きを進めることを決めた。

編集者注意

2014年7月18日、ハーグ常設仲裁裁判所の支援の下で開かれた仲裁裁判は、ロシア連邦がYukos Oil Companyを破壊し、その資産を接収することでエネルギー憲章条約の下での国際的義務に違反したと全員一致で認定し、元Yukosの多数株主に500億ドルを支払うよう命じた。裁定裁判が言い渡したこの裁定額は当時も今も過去最高額である。

Yukosの接収は数段階に分けて行われた。同社を機能不全にし(特に経営陣や従業員の逮捕、拘束、嫌がらせを通じて)、同社の資産を取り上げる口実を作り(特に240億ドル以上の税額未納のでっち上げ)、Yukosの資産を一つずつ取り上げる口実を設け(最初はYukosの珠玉資産のYuganskneftegaz)、その後、同社の全ての価値ある資産をロシアの国有企業Rosneftへ移した。ロシア連邦の行為は2007年11月のYukosの清算と、Yukos原告の投資の全てを完全に奪取することで完結した。

仲裁裁判は「Yukosはロシア当局の一連の政治的に仕組まれた攻撃の標的にされ、最終的に破壊された」、ロシア連邦の目的は「Yukosを破綻させ、その資産を国有企業に割り当て、政敵に浮上する兆しを見せていたロシアの実業家で元Yukos会長のミハイル・ホドルコフスキー氏を投獄することだった」と述べた。

仲裁裁判にはカナダの元国連大使で、安保理議長も務めた有名な裁定人のイブ・フォルティエ氏と、ロシア連邦が指名した元国際司法裁判所長のスティーブン・シュウェーベル判事、原告が指名したジュネーブのCMS von Erlach Poncet Ltdのパートナー、シャルル・ポンセ氏が加わった。

ソース:GML Ltd

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