オリックス、インドで合計1,004MWの大型風力発電事業に参入


オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、当社の出資先であるインフラ開発・投資会社INFRASTRUCTURE LEASING&FINANCIAL SERVICE LIMITED(本社:インド、Chairman:Ravi Parthasarathy、以下「IL&FS」)と共同で、インドで発電容量合計1,004MWの風力発電事業を展開しますのでお知らせします。
IL&FSの風力発電事業子会社に対して49%出資することで合意し、既に運転を開始した発電容量775MWの発電事業への出資を完了しました。229MWについては、2016年9月の運転開始時に出資する予定です。

本事業は、インドの中でも風況が良い南西部の7州に合計26カ所の風力発電所を設置します。発電した電力は、主に州電力会社へ固定価格買取制度に基づいて売電するとともに、一部は大口需要家へ売電します。

IL&FSは、1987年にインフラ事業への資金供給を目的とした政策金融機関として、中央銀行や国営保険会社などの出資により設立されました。現在では、エネルギー、交通などのインフラサービス事業や、証券、投資銀行などの金融サービス事業を多角的に展開しています。オリックスは、インドでの事業展開における戦略的パートナーとして1993年に資本参加し、現在IL&FS株式の23.5%を保有しています。

温室効果ガスの排出量が世界第3位のインドは、COP21において、2030年までに発電量に占める再生可能エネルギー割合を40%に増やす公約を掲げました。その達成に向けて、2022年までに100GWの太陽光発電を、60GWの風力発電を導入する目標を掲げており、今後も再生エネルギーのさらなる拡大が見込まれます。

オリックスは、国内において発電容量合計約850MWの太陽光発電事業や、風力、地熱、バイオマスなどの再生可能エネルギーによる発電事業を積極的に推進しています。これまでに培った経験や専門性をもとに、今後もIL&FSとインドにおいて風力発電や太陽光発電事業の推進を図るとともに、アジアでのエネルギー事業を強化してまいります。

■「IL&FS」概要 
会社名 :INFRASTRUCTURE LEASING&FINANCIAL SERVICE LIMITED
所在地 :The IL&FS Financial Centre Plot C22,G Block Bandra Kuria
Complex Bandra East
代表者 :Ravi Parthasarathy
設立 :1987年
事業内容 :インフラ投資、投資銀行業務
営業収益(連結):116,405百万インド・ルピー (2015年3月期、約1,967億円(*))
総資産 (連結) :818,000百万インド・ルピー(2015年3月期、約13,824億円(*))
拠点数 :6拠点(Mumbai、Bengaluru、Chennai、Delhi、Gurgaon、Kolkata)
ホームページ :リンク
(*)1ルピー≒1.69円(2016年3月15日現在)にて換算

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<本件に関するお問い合わせ先>
グループ広報部 堀井・中村 TEL:03-3435-3167
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