「構造物・設備資産管理ソリューション」を販売開始

公共構造物や設備の維持管理に加え、保守点検作業などのフィールド業務全体をサポート

株式会社日立システムズ(代表取締役 取締役社長:髙橋 直也、本社:東京都品川区/以下、日立システムズ)は、公共構造物や設備・機器の資産管理・維持管理に加え、保守点検作業などのフィールド業務全体をサポートする「構造物・設備資産管理ソリューション」を本日から販売開始します。

橋梁・トンネル・道路などの公共構造物の維持管理では、各種構造物の台帳管理や長寿命化を目的とした補修計画の策定、設備・機器の稼働情報の収集・可視化、さらにそれらに基づいた各種点検や修繕などのフィールド業務が行われています。上下水道設備などの設備・機器においても同様に台帳による情報管理や可視化、フィールド業務を日常的に行っています。これらは人命に関わるなど重要性が高いため、確実かつ効率的な実施が求められていますが、近年、少子高齢化や熟練者の退職等に伴う現場の慢性的な人手不足により、若手への技術伝承が十分できないという課題や、作業者に依存せずに質の高いレベルで作業の均一化を図るにはどうしたらよいかが課題となっています。

日立システムズでは、これらの課題解決を支援するため、公共構造物の台帳管理機能や長寿命化計画、補修計画策定支援機能を備えた「CYDEEN社会インフラ維持管理システム」や、さまざまな設備・機器の稼働情報を各種センサーなどから収集・蓄積・可視化する「ファシリティ・モニタリングサービス」を提供してきました。これらのサービスを提供していく中で、さらにフィールド業務の改善を行いたいというニーズの高まりを受け、新たに保守や点検を行う現場作業者を支援する「CYDEENフィールド作業支援サービス」を開発しました。
このたび販売開始する「構造物・設備資産管理ソリューション」は、この「CYDEENフィールド作業支援サービス」と、「CYDEEN社会インフラ維持管理システム」と「ファシリティ・モニタリングサービス」を組み合わせ、さらにコンタクトセンターによる問い合わせ対応支援や全国約300か所のサービス拠点からの点検業務オンサイトサポート(現場でのタブレット端末を利用した点検情報の登録代行や、点検箇所の写真撮影など)も活用可能な構造物や設備資産の管理を幅広くサポートするソリューションです。

本ソリューションにより、構造物や設備資産のデータベース化と一元管理、点検や補修修繕の履歴管理、稼働状況の可視化を実現し、公共構造物や設備資産の管理充実や省力化が図れます。さらに、各種計画に基づく適切な予防保全による長寿命化やダウンタイムの短縮、熟練者のノウハウ伝承、現場作業の品質向上と負担軽減、効率化により、高い信頼性が要求される事業をサポートすると共に、中長期的な運用コストの低減を実現します。
日立システムズは、自治体や公共構造物などを管理する企業向けに「構造物・設備資産管理ソリューション」を拡販し、関連ソリューションと合わせて2018年度末までに累計300億円の販売をめざします。

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