Mercatorがコーマック・ウェラン氏をCEOに任命

Mercatorがコーマック・ウェラン氏をCEOに任命

AsiaNet 63310（0144）

【ドバイ（アラブ首長国連邦）、ロンドン2016年2月3日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊業界革新者がテクノロジーとマネージドサービス大手のトップに

成長に特化した大手未公開株式投資会社ウォーバーグ・ピンカス（Warburg Pincus）に支援されている旅行、輸送、物流（TTL）業界向けテクノロジー主導ソリューションの大手プロバイダーMercator Solutions（Mercator）は3日、コーマック・ウェラン（Cormac Whelan）氏が最高経営責任者（CEO）として加わったと発表した。

（Logo: リンク ）

ウェラン氏は革新的製品・サービスで知られる市場大手企業を設立、発展させた羨望（せんぼう）の実績、および航空、旅行市場における広範な経験と専門知識をMercatorにもたらす。同氏は現在、急成長のデータ分析・顧客情報プラットフォームのBoxeverの会長であり、以前はグローバル航空業界向けデジタルリテール・プラットフォームプロバイダー最大手Datalex PLCのCEOを務めた。

ウェラン氏はDatalexで、旅行者5億人以上の旅行および旅行関連製品・サービスの購入方法を転換したチームを率い、旅行業者の発想と顧客対応のやり方を変えるうえで一役買った。米国西海岸を拠点にする新興企業や上場企業から、欧州の株式未公開あるいは上場企業に至る主要な組織は、同氏の革新、指導性、販売、マーケティング、財務専門知識から恩恵を受けている。

ウェラン氏は「ウォーバーグ・ピンカスと提携しているMercatorは、世界の旅行・輸送業界の破壊者になる特異な位置におり、テクノロジーの力を利用して乗客体験と貨物管理・配送手段を変革する手つかずの機会がある。われわれのビジョンは、Mercatorの市場ポジション、そのソフトウエア・プラットフォーム、製品、マネージドサービスの力をフルに生かし、旅行者、荷主、航空会社の革新と関与を次のレベルに引き上げることである」と語った。

Warburg Pincus International LLCのジョゼフ・シャール会長は「コーマックは、昨年のエミレーツ・グループからのMercatorの離脱成功に続いて、われわれの成長を促すのに適任のCEOである。既存業界の思考に挑戦するビジョンと適切なソリューションの設計・提供チームを率いる能力を持つリーダーを招聘（しょうへい）できて喜んでいる」とコメントした。

▽Mercatorについて
Mercatorは世界の旅行、輸送、物流業界向けのソフトウエア・プラットフォームとテクノロジーをベースにしたソリューションの大手プロバイダーで、顧客が世界中で人と貨物の移動を簡略化することを可能にする。航空会社向けITソリューションの開発経験で長年培った航空業界における伝統を誇り、他社にはない知見を備えている。特別専門チームは特定のソリューション・ポートフォリオを開発し、それを実世界で厳格にテストしてきた。主要なソリューションおよびサービスには、貨物&物流管理、収益管理、顧客体験、配送サービスがある。これらのテクノロジーはTTL業界のすべてのセグメントにとって極めて重要なプロセスを管理する。詳細はウェブサイトリンク を参照。

▽ウォーバーグ・ピンカス（Warburg Pincus）について
ウォーバーグ・ピンカス（Warburg Pincus LLC）は、成長投資に特化した大手グローバル未公開株式投資会社で、400億ドル以上の資産を管理している。120社を超えるアクティブポートフォリオは、ステージ、部門、地理で多彩をきわめている。ウォーバーグ・ピンカスは、持続価値がある恒久的企業の構築を目指す経営陣にとって、経験を積んだパートナーである。1966年創業のウォーバーグ・ピンカスは15件のプライベートイクィティ・ファンドを立ち上げ、35カ国、720社余りの企業に500億ドル以上を投資した。主要な投資先テクノロジー、ビジネスサービス企業はCoyote、EFS、Endurance International Group、FIS、インコム、PayScale、Wall Street Systems、Yodleeなど。ニューヨークに本社を構え、アムステルダム、北京、香港、ロンドン、ルクセンブルク、ムンバイ、モーリシャス、サンフランシスコ、サンパウロ、上海にオフィスがある。詳しい情報はリンク を参照。

ソース：Mercator Solutions FZE