マクロジェンがEdico GenomeのDRAGENプロセッサーを採用 

Edico Genome 2016年01月12日 13時50分
From 共同通信PRワイヤー

マクロジェンがEdico GenomeのDRAGENプロセッサーを採用 

AsiaNet 63045(0032)

マクロジェンがEdico GenomeのDRAGENプロセッサーを採用 大規模ゲノム分析と臨床シーケンス解析サービスを加速

【ソウル(韓国)、サンディエゴ(米カリフォルニア州)2016年1月11日PR Newswire=共同通信JBN】世界的なゲノムシーケンス解析サービス大手、マクロジェン(Macrogen、リンク )とEdico Genomeは11日、マクロジェンが大規模ゲノム解析と臨床シーケンス解析サービス向けにビッグデータのプロセシング・解析機能を強化するため、DRAGEN(TM)バイオITマルチプロセッサー(リンク )を選定したと発表した。マクロジェンは、イルミナのHiSeq(TM)X Ten、HiSeq 2000、HiSeq 2500、HiSeq 4000、およびMiSeq(R)シーケンス解析システム、サーモフィッシャーのIon PGM(TM)およびIon Proton(TM)システム、ロシュのGS-FLXシステム、PacBioの機器に実装された国際レベルの次世代シーケンス解析(NGS)設備を抱えている。マクロジェンのITインフラストラクチャー性能は11ペタバイトを超えるストレージ、3000以上のコアクラスターを含む。マクロジェンはDRAGENを利用して高い感度と特異度を維持しつつ、HiSeq X Tenシーケンス解析システムがつくる各ゲノム(30xカバレッジ)をわずか26分で解析することができる。この解析はシーケンス機器が生み出すBCLファイルの転換からバリアントコールフォーマット(VCF)まで及ぶ。

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マクロジェンは、Xゲノム(Xpressway to Genome)としても知られるHiSeq X Tenプラットフォームベースの大規模なヒトゲノムのシーケンス解析などさまざまなゲノム解析サービスを提供している。マクロジェンの子会社、Macrogen Corp(USA)は現在、CLIA認定の臨床研究所を通じて、医師と患者に臨床シーケンス解析ベースのヘルスケアサービスを提供している。マクロジェンはさらに、Asian Genome Projectと国際ゲノムネットワークから得たゲノムビッグデータを使って、ヘルスケア情報・コンテンツ事業の開始も計画している。

マクロジェンの会長兼創設者、ソ・ジョンソン博士は「われわれには1日当たり500ギガバイト以上のNGSデータを生み出す能力があり、このビッグデータ解析の加速のおかげでわれわれはNGS設備を最大限運用し、顧客満足度をさらに増大させることが可能である。いくつかのデータ解析オプションを評価して、われわれは時間を大幅に節約できるDRAGENの能力を発見した。それはインフラコストを削減して高精度を維持すると同時に、個人化医療とゲノム研究の前進を目指す顧客に最高のソリューションになる」と語った。

DRAGENは、NGSデータ解析用に設計された世界初のプロセッサーである。このプロセッサーはPCIeカードに組み込まれ、構成済みサーバーとしても入手可能で、バイオインフォマティク・ワークフローに完全一体化できる。

Edico Genome最高経営責任者(CEO)のピーター・ファンルーエン博士(リンク )は「世界有数のシーケンス解析センター、および1000ドルのゲノムを提供する商業組織としてとして、マクロジェンはゲノミクスの真のリーダーであり、最先端テクノロジーを顧客に提供し続ける。DRAGENはハイスループットのシーケンス解析機器によって高コスト効率、高精度かつ迅速に生まれるビッグデータをプロセスするように設計されており、マルチサイトでDRAGENを実装し、バイオITプロセッサーが世界1万7000の顧客に利益をもたらすマクロジェンとの協力に期待している」と語った。

DRAGENは最近、ヒトゲノムのシーケンス解析を使い、99.5%という高い精度と特異性を達成しつつ、重体の新生児に対し26時間という記録破りの診断を実施することができた。その結果はGenome Medicine 誌(リンク )に掲載されている。それ以来、DRAGENのゲノムパイプラインはBCLからバリアントコールフォーマットまでヒトゲノム解析をわずか26分に加速した。

DRAGENは、フィールドプログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)を利用して、BCLの転換、圧縮、解読、配置、分類、複製マーキング、ハプロタイプ・バリアントコールなどゲノムパイプライン・アルゴリズムのハードウエア加速実装を提供する高度な再構成が可能である。柔軟なDRAGENプラットフォームによってEdicoはカスタムアルゴリズムを開発し、従来のパイプラインを洗練、改善する。顧客向けのアップデート版は容易なリモートダウンロードで入手可能である。

▽マクロジェンについて
韓国のソウルに本社を置くマクロジェン(Macrogen, Inc.、リンク )は高品質遺伝子解析の世界の大手サービスプロバイダーであり、1997年以来堅調な成長を享受している。同社の多様なポートフォリオは、DNAシーケンス解析、次世代シーケンス解析、マイクロアレイ解析、オリゴヌクレオチド合成、遺伝子組み換えマウスに及ぶ。マクロジェンはまた、事業範囲を分子診断学、消費者ゲノミクスなど他分野にも拡大している。マクロジェンは米国子会社を通じてロックビル、ニューヨーク、ケンブリッジ、欧州のオランダ、日本の東京に国際展開し、韓国の証券市場KOSDAQに上場している(ティッカーシンボル:A038290)。

▽Edico Genomeについて
Edico Genomeは、次世代シーケンスデータ解析用に設計された世界初のバイオインフォマティクプロセッサー、DRAGEN(TM)(リンク )を開発した。次世代シーケンスデータ解析の利用は従来にないペースで伸びており、このビッグデータを迅速かつ正確にプロセスするテクノロジーのニーズを生み出した。Edico Genomeのコンピュータープラットフォームは高精度を維持、コストを削減しながら、ゲノムデータ解析全体にかかる「時間」を「分」に短縮し、臨床医や研究者のより速い回答明示を可能にしている。詳しい情報は以下を参照。
www.EdicoGenome.com
@EdicoGenome

ソース:Edico Genome

▽問い合わせ先
JinSoo Yang, Macrogen, General Manager of Corporate Communication
+82-2-2113-7034
jasonyang@macrogen.com

Gavin Stone, Edico Genome, Vice President of Marketing
(858) 699-1212
gavins@edicogenome.com

Monica May for Edico Genome, Canale Communications
(619) 849-5383
monica@canalecomm.com

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