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消費財・小売業界の新リポート、バリューチェーンの再考を訴える

The Consumer Goods Forum and Capgemini 2015年12月14日 10時10分
From 共同通信PRワイヤー

消費財・小売業界の新リポート、バリューチェーンの再考を訴える

AsiaNet 62840 (1623)

【パリ、ニューヨーク2015年12月14日PR Newswire=共同通信JBN】
*Consumer Goods Forumとキャップジェミニは、長期的な持続的成長のために必要な業界改革を呼び掛け。現バリューチェーンは消費者主導のバリューネットワークに発展させる必要

Consumer Goods Forum(CGF)とキャップジェミニは14日、「Rethinking the Value Chain (リンク ): New Realities in Collaborative Business(バリューチェーンの再考:協力ビジネスの新しい現実)」と題する最新リポートの成果を公表した。リポートは消費財・小売業(CPR)の未来トレンドを解き明かし、従来のバリューチェーンがもはや維持できないと結論付けた。そのうえで長期成長を確保するために、ビジネス遂行に「value network」のアプローチを取り入れるよう勧告した。リポートはアムステルダムで開かれたCGF理事会(リンク )に提出された。理事会で特に注目されたのはThe Coca-Cola Companyのムーター・ケント社長兼最高経営責任者(CEO)、イオンの岡田元也社長兼グループCEO。2人は理事会でこのプロジェクトを手掛け、プロジェクトの基になったCGFのEnd-to-End Value Chain & Standards Pillar(エンドツーエンド・バリューチェーンおよび基準綱領)の長期共同スポンサーである。

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このバリューチェーンに対する斬新な見方はメーカーと小売業者、その他の利害関係者を結び付けると思われる。業界はこれまでのように、バリューチェーンが製品と情報をサプライヤーから小売業者、消費者へと順次一方的に流す直線的な行程と考えるべきではない。今後サプライチェーンは有機的な構造に進化し、消費者を中心にしたネットワークがあらゆる価値付与課程や企業を相互に結び付ける。最終的には消費者の裁量権が高まり、バリューネットワーク全体に直接影響を与える決定を下し、逆に業界がそれに応えていくことになる。

ムーター・ケント氏は「今日の消費者はかつてないほど強くなっている。たくさんのソーシャル・デジタルチャネルを通して、多くの人々と意見や不安を共有する力と手段を持つようになった。消費者の期待が高まり、ビジネス環境が急速に変化するこの時期に、われわれ自らが答えを出すべきひとつの重要な問題は、いかにわれわれの業界を強化し、前途にある未体験の試練を打開して、消費者の役に立てるかである。CGFが手掛けたこのリポートはそうした広範な変動を想定し、対処する本質的な方法を考察している」と述べた。

リポートは拡大作業部会での話し合いや、CPRに所属する世界的企業のソートリーダーと関係分野の専門家に対するインタビューをまとめた。いかにして産業界がすべての利害関係者との協力態勢を根本的に変えるかを提言している。

岡田元也氏は「CGFのメンバーとわが業界は、世界の消費者のより良い未来へ向けて協力する責任がある。この未来のバリューネットワークのリポートは新しいチャンスを提示している。それは価値と信頼の責任を果たしつつ、消費者の生活を良くする上で、多くの変化と業界への影響があり、われわれ全員がもっと向上することだ。われわれは今までよりもっと効率的に協力すれば、こうした目的を達成できる。世界は大きく変わっている。われわれも変わらなければならない」と強調した。

リポートは投資の成果につながる産業界の協力に関して3つの包括的な優先事項を提案している。

*消費者とのかかわり:消費者と真摯に対話し、産業界への信頼をつなぎ止める。産業界は消費者のデータに一貫して責任を持つ必要があり、そうすることで消費者サービスの価値を高め、つなぎ止めることができる。企業としては消費者とのかかわりで共通する明確な原則を持つべきである。

*透明性:製品の原料や栄養素、産地の特質や追跡について消費者に十分知らせる。業界内での効率を高めつつ、製品の成分や安全性、環境・社会的影響を周知するためである。単なる追跡調査や監査ではなく、世界での製品のデータ定義、データの質、データの共有での協力で改革が必要になる。

*供給のラストマイル:店舗や消費者への供給は企業が別個に行うという考え方を改める。環境への影響を最小限にしつつ、スピードや効率、消費者の満足度を高めるため、一定の状況で協力する機会を探る。こうした機会を完全に把握するために、業界は柔軟な技術や新方式の相互運用、開かれた企業文化に取り組む必要がある。

CGFのマネジングディレクター、ピーター・フリードマン氏は「CGFは絶えずビジネスの効率の向上を支援し、消費者の信頼を得る方法を探ってきた。このリポートはその両面の機会に対応する行動の重要性を訴えている。われわれの現行課題の多くを補強する一方、協力態勢への全く異なるアプローチで緊急性を持って課題に取り組むようわれわれ全員を促している」と話した。

キャップジェミニのCPRグローバル・セクターリーダーのテッド・レビン氏は「業界としてわれわれは、ビジネスアプリケーションとビッグデータサービスへプラグ・アンド・プレイでアプローチできるモジュール式テクノロジーを採用することで合意する必要がある。それによって市場に達する時間が早まり、革新の文化が生まれる。キャップジェミニはCGR企業が消費者主導のサプライチェーンに向かうことが有望とみている。それによってあらゆるチャネルでローカル化が進み、デジタル能力のある消費者の需要に応えるスピードと革新性を推し進めることを視野に入れた徹底したエンドツーエンド・バリューネットワークが構築される」と語った。

詳しい情報とリポートのダウンロードは以下参照。
リンクリンク

▽Consumer Goods Forumについて
Consumer Goods Forum(CGF)は、世界の消費者向け製品業界に役立つ事例と標準の世界的採用を奨励するため、会員によって運営されているグローバルなパリティを基礎とする業界ネットワークである。世界70か国から約400の小売業、製造業、サービスプロバイダーや業界関係の最高経営責任者(CEO)、上級管理職が参加し、地理的にも規模として、また製品分野や形態として業界の多様性を反映している。フォーラム参加企業全体としての売上高は2兆5000億ユーロに達し、直接雇用の従業員は約1000万人、さらに9000万人がバリューチェーンに関係している。製造・小売業のCEO 50人からなる理事会が運営している。

詳細はリンク を参照。

▽キャップジェミニについて
キャップジェミニは、世界40か国以上に18万人の従業員を擁するコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング・サービスの世界有数のプロバイダーである。グループによる2014年の世界総売上高は105億7300万ユーロ。キャップジェミニはクライアントとともに、彼らのニーズに合った事業、テクノロジー、デジタルソリューションをつくりだして提供し、クライアントが革新と競争力を達成することを可能にしている。キャップジェミニは多文化に根差す組織として、独自の業務方式Collaborative Business Experience(TM)
リンク )を開発し、世界的なデリバリーモデルRighshore(R)(リンク )を適用している。

キャップジェミニの詳細はリンク を参照。

Rightshore(R)はキャップジェミニの登録商標である。

ソース:The Consumer Goods Forum and Capgemini

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