【エステー】埼玉大学・王青躍准教授に聞いた「凶悪化しやすい秋花粉に注意すべきこれだけの理由」

エステー株式会社 2015年11月02日 18時51分
From PR TIMES

エステーオフィシャルサイト「空気チャンネル」で公開

エステー株式会社は、自社のオフィシャルサイト内「空気チャンネル」で、『凶悪化しやすい秋花粉に注意すべきこれだけの理由』を公開しました。
春先だけでなく、年間を通して花粉症が発症する可能性のあることは、広く認知されてきています。埼玉大学の王青躍准教授は、さらに「秋から冬にかけて、花粉のアレルゲンが凶悪化する条件がそろっている」と指摘します。



■空気チャンネル「凶悪化しやすい秋花粉に注意すべきこれだけの理由」
リンク

■スギ花粉症患者は高い確率で秋も花粉症になる!?
花粉症の原因は、スギだけではありません。スギやヒノキなど樹木の花粉のほか、イネ、ヨモギ、ブタクサなど草の花粉もアレルギーを引き起こします。

[画像1: リンク ]

スギ花粉症患者のうち、およそ70%の人がヒノキ花粉でもアレルギー症状を起こすことがわかっています。スギとヒノキの花粉アレルゲンとなるタンパク質の構造がよく似ているからです(共通抗原性)。
同じ理由で、スギ花粉症患者のうち50%の人がイネやヨモギでも、同じく50%がブタクサ、オオブタクサでも発症する可能性があります。
さらに、スギ花粉症は春だけのものだと考えるのは大きな間違い。実は、スギ花粉は秋にも飛散します。2~3月に十分成長できなかった花粉が、雄花の中に残り、それらが「熟成」して秋にも飛ぶのです。

空気チャンネルでは、主な植物の花粉が飛散する時期を月ごとのカレンダー形式でまとめました(「鼻アレルギー診療ガイドライン2013年版」より編集)。
[画像2: リンク ]

全国の花粉カレンダーは以下からご覧ください。
リンク


■自動車の排ガス、大気汚染物質で花粉のアレルゲンは強力になる

自動車の排気ガスやPM2.5など大気汚染物質が花粉と結びつくと、花粉の粒子が壊れます。内部に隠れていたアレルゲン物質が外に放出され、人間が吸い込みやすくなります。また、アレルゲン物質も壊れて小さくなるため、人間の呼吸器系の奥に入り込みやすくなります。血液に入り、花粉症を重傷化するのです!

気温が下がると、化石燃料をたくさん使うので、その分大気汚染物質がたくさん発生します。11~12月は、大陸から飛来するPM2.5も非常に多くなります。PM2.5の数値だけ見れば、春先や真夏にも上昇しますが、問題はその中身。化石燃焼から排出された黒い煙の中には、人体に悪影響の大きい重金属や芳香族炭化水素などが含まれます。花粉のアレルゲンを凶悪化させる物質でもあります。

おまけに、この季節は大気が安定し「逆転層」という特殊な気象条件になることがあります。通常は、暖かい空気の上に冷たい空気が流れているのですが、その上下が逆転した状態。冷たい空気の上に、暖かい空気がふとんのようにかぶさります。空気が入れ替わらず、地表付近に汚れた空気がたまると花粉症の悪化も懸念されるのです。


詳しくは以下の記事で紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
■空気チャンネル「凶悪化しやすい秋花粉に注意すべきこれだけの理由」
リンク

プレスリリース提供:PRTIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]