■背景
これまで当社が提供した顧客の声を分析する「VoC分析AIサーバ」は、大量の顧客の声や大量のソーシャルメディアの書き込みから人名を漏れなく拾い、非常に批判的な発言(-3)から非常に好意的な発言(+3)までの7段階の比率を円グラフにまとめるなど、顧客の声を分析するツールとしてご活用いただいてまいりました。さらに発展させたのが、「つぶやき分析放題」です。ユーザ側の入力がしやすくなり、ユーザが自分で対象データをインポートしたつぶやきを全自動で解析、集計するため、人は高度な分析に専念できることになりました。
このような分析をフルに、思い立ったときに、自分で収集したつぶやき(外部評)に対してもっと気軽に行えるウェブアプリのリクエストが、マーケティング関係者から多く寄せられていました。
■「つぶやき分析放題」の機能
「つぶやき分析放題」の特長は、人工知能型のアルゴリズムを駆使した機械学習と高精度APIでネガポジ感情の階層意味分類を活用した全自動テキスト分類です。5階層、約1万種類の意味カテゴリが解析結果抽出されたほとんどの単語に付与され、共通単語は1語もなくても、あるいは表記が違っていても、意味が近ければ同じ分類にできる点が使いやすく、コメントの内容を分析する業務の手助けとなることでしょう。
「つぶやき分析放題」では、下図のように、アイコンをわかりやすくし、ユーザが収集したい対象範囲を自分で適切に指定できます。分析した結果は、CSV形式で保存できます。
主な機能として、下記があります。
[相関分析]顧客属性や選択回答や回答の属性等またがって分析
[意味カテゴリ認識]表現の違う同意見を同一カテゴリに判定
[ネガポジ・感情解析]肯定的否定的・感情の度合いを7段階で高精度に判定
[AI型分析支援]意味的に類似したつぶやきを全自動分類
[頻出語・係受けランキング]絞り込んだ特定ジャンルでのテーマ発掘を可能
[類似度ランキング]フルテキスト類似検索機能で類似度判定を実現
[自由度の高いグラフ描画]各条件で絞り込んだ結果で相関関係図を生成
[実データへの楽々アクセス]図や件数等の注目箇所を1クリックして該当データを表示
[CSVエクスポート]各段階での絞り込み結果等をダウンロード・加工
■わかりやすい感覚的なUIで、つぶやき検索URLの生成をサポートする無料サーバ
例えば、民主党についてのつぶやきが欲しいとします。ところが、実際に民主党と検索キーワードを指定すると、自由民主党という文字列を含むつぶやきで、民主党については全く書かれていないものまで引っかかってきてしまいます。
意図通りのつぶやきを収集するには、
(民主党 –自由民主党) OR (民主党 自由民主党)
という、検索式を指定する必要があります(上図左側の緑と青の2つの円(ベン図)を参照)。「つぶやき分析放題」の無料サーバで、このような知識、ノウハウを参照し、すぐに使える検索式を作ることができます。
この他、一度に3200件までしか取得できない制約の下、検索対象期間を分けただけの複数の検索式を作ることで、欲しいだけのつぶやきを全数取得するのをサポートすることができます。このサポートにより、HTMLファイルとして保存した、合計数千、数万のつぶやきは、「つぶやき分析放題」本体にアップロードして解析させ、分析していただくことができます。
本体機能の中で特にお奨めなのは、「[AI型分析支援]意味的に類似したつぶやきを全自動分類」です。意味を手掛かりとした自動分類をすることによって、つぶやき分析に人員を割く手間がはぶけ、強力なマーケティング支援ツールとなり、ご活用いただけます。
当社は人間と人工知能の共存する社会ビジョンの下、人間の知識と人工知能の得意なタスクを有機的に組み合わせて多岐に渡る分野のデータ分析により問題を解決し、社会貢献につとめてまいります。
■ メタデータ株式会社について
メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、セマンティック技術の応用ソフトウェア会社として設立。以来、様々な人工知能エンジンを開発してまいりました。特に、文章の意味解析技術により、情報の漏えいを防いだり、ほしい情報を自動的に表示したりできるなどのコンテンツ連携に長けた「5W1H(個人情報)認識API(マイナンバー対応)」をはじめ、文章の評判分析(ネガポジ・感情解析)、Web対話ロボットなど、SaaS、クラウド向けアプリケーションを開発してまいりました。これにより、顧客企業様の合法的なソーシャル活用推進、CRM局面での情報セーフティネットの構築を行っています。また、申込から資料送信まで自動で行える対話ロボット「Web受付嬢」により、Webサイトを親しみやすく、ITを使いやすくすることを支援しています。2015年10月19日には意味解析技術によるマーケティング支援事業などの拡大に向けてエイジア社との資本業務提携を行いました。
■ 本件に関するお問い合わせ先
メタデータ株式会社
担当:大西 onishi@metadata.co.jp
TEL:03-3813-5447
FAX:03-3813-5447 リンク
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