G20エネルギー大臣会合、エネルギー分野での包括的提携で合意
AsiaNet 62101
イスタンブール、2015年10月8日/PRニュースワイヤー/--
第1回G20エネルギー大臣会合が10月2日イスタンブールで開催されました。また、G20サブサハラアフリカにおけるエネルギー・アクセストップ会談が10月1日に開催されました。
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エネルギー大臣は、昨年合意されたG20エネルギー原則に基づいて今日と将来のエネルギー課題に取り組む包括的エネルギー提携に重点を置きました。
G20議長国トルコの包括性、投資、実行の優先課題に沿って、下記の問題が取りあげられました:
万人のためのエネルギー・アクセス
現在電気を利用できずに暮らしている1億1000万人以上の人口のうちの大半が、サブサハラアフリカに集中しています。エネルギー・アクセスは、持続可能な開発のための2030年アジェンダで定義されているように、持続可能な開発にとって非常に重要です。このアジェンダへのG20の貢献の一環として、新しい「G20エネルギー・アクセス・アクションプラン:エネルギー・アクセスに関する自発的提携」が採択されました。SE4All(Sustainable Energy for All:万人のための持続可能なエネルギー)、アフリカのステークホルダーおよびその他国際機関のステークホルダーの支持を得て作成されたこのプランは、特にサブサハラアフリカを中心とした、調整・投資・地域統合・能力構築に重点を置いています。
市場の現況に沿ったエネルギー投資
エネルギー投資は、全投資需要において高い比率を占めています。IEA(国際エネルギー機構)によると、世界のエネルギー需要を満たすには、2035年までに及ぶ48兆ドルの投資が必要です。今日の市場状態の中で決定されたエネルギー投資は、将来の市場バランスと環境的成果に影響を及ぼすものと見られ、状況を監視・評価することが重要です。エネルギー大臣は、クリーンエネルギー技術へのエネルギー投資支援の重要性を強調しました。
再生可能エネルギー
再生可能エネルギーの高い成長可能性を鑑みて、エネルギー取り込み方策とその課題が大臣間で話し合われました。新たな「再生エネルギー開発に関する自発的選択肢のG20ツールキット」が採択され、IRENA (国際再生可能エネルギー機関)とその他国際機関の支援のもとで作成されました。このツールキットは、再生可能エネルギーの取り込みを推進するための今後の取り組みへの選択肢となります。
エネルギー効率:
会合では、昨年採択された新しい「G20エネルギー・アクセス・アクションプラン:エネルギー・アクセスに関する自発的提携」のもとで2015年に遂げられた重要な進歩がIPEEC(国際省エネ協力パートナーシップ)によって紹介されました。エネルギー大臣は、輸送・建物・製品・金融・産業・発電に関するワークストリームを歓迎し、この取り組みを促進する重要性を強調しました。
今回の会合で採択された大臣コミュニケ ( リンク )は、アンタルヤサミットのリーダーに紹介される予定です。
H.E. Ali Riza Alaboyun ( リンク )エネルギー天然資源大臣の記者会見でのスピーチ
情報源:G20議長国トルコ
(日本語リリース:クライアント提供)
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