SOASTA、デジタルビジネスの新しい鼓動 - Digital Operations Center™ を発表

業界初のWebパフォーマンス コマンドセンターが、どのようにユーザーを結びつけ、コラボレーションを促進し、24時間365日稼働し続ける自らのデジタルビジネスの健全性確保に役つのかについて、Nordstrom、SpeedCurve、IDCの３社が言及

カリフォルニア州サンタクララ発：2015年5月28日、サンタクララで開催されたVELOCITY カンファレンスにおいて、パフォーマンス アナリティクス分野のリーディングカンパニーであるSOASTAは、新たなデジタル パフォーマンス管理時代の幕開けとなる「SOASTA Digital Operations Center™ (DOC™)」を発表しました。

SOASTA DOC™ は、24時間365日稼働し続けるデジタルビジネスの視覚化と管理を、一箇所に集約した形で実施することができる業界初のパフォーマンス コマンドセンターです。組み込まれたパフォーマンス アナリティクスエンジンにより、リアルタイムにパフォーマンスデータを統合し、関連付けることができます。DOCは、革新的なビジュアル表示テクノロジーを使って、大型ディスプレイ、デスクトップ、あるいはモバイル端末など、あらゆるメディアに対して、コンテキストに応じたインテリジェントな統合ビューを提供します。

SOASTAのCEOであるトム・ルニボスは、「スポーツ選手にとっては、単に心臓が動いているだけではなく、どれだけその鼓動が健康的であるかということが問題になります。そのため、細かなバイタルサインから総合的な健全性を読み取らなければなりません。同じことが今日のデジタルビジネスにも当てはまります。もはやサイトのパフォーマンスは、IT部門だけの関心事ではありません。パフォーマンスは、デジタルに特化したビジネスを形成する上で欠かすことのできない重要な要素なのです。SOASTA DOC™ によって、デジタルビジネスに関わるすべての部門は、新たな戦略的優位性を手にし、直ちに問題を把握し、情報を共有しながら対策を実施できるようになります。技術的な問題、ビジネスKPI、顧客満足度などの情報を、ユーザー体験と完全に紐付けて視覚化することによって、初めてパフォーマンス競争おける勝者の輪の中に入ることができるのです」と語ります。

SOASTA DOCは、既にユーザーから高い評価を得ています。例えば、顧客満足度を重視することで知られるNordstrom社においてパフォーマンスエンジニアリング部門の上級マネージャーを務めるアシュウィン・コサーリ氏は、次のように話します。
「私達は、毎年、顧客体験の向上を第一目標に掲げ、お客様に選ばれる店舗でありたいと願っています。素晴らしいEコマース体験を提供できるかどうかが、お客様の期待に応える重要なポイントとなっています。お客様が期待する体験を提供するためには、パフォーマンス、顧客体験、ビジネスに関するデータを俯瞰的に関連付けて視覚化し制御するための新しいアプローチが不可欠でした。SOASTAのDigital Operations Center™ は、あらゆるデータを視覚化すると共に、必要な制御機能を提供してくれます。SOASTA DOCを活用することで、今後可能になる新たなデジタルビジネスの運用に大いに期待しています」


一方、Microsoftの主席パフォーマンス開発マネージャーであるポール・ロイ氏は、「MSN.comは、2014年、顧客体験を改めて見直すことによって劇的な変化を遂げ、Azure上に全く新しいバックエンド基盤を構築しました。サービスを世界中に提供するには、変化の激しいユーザーのパフォーマンスに対する期待に応えるため、新しいWebパフォーマンスソリューションが必要になりました。SOASTA DOCは、ビジネスメトリックとエンドユーザーに関する様々なデータを関連付け、洗練されたリアルタイム ダッシュボードに表示することができるユニークなソリューションです。問題を特定し、最高のパフォーマンスとビジネス的に好ましい結果を得るために、どこに労力を割くべきかについて、よりスマートに意思決定することができます。そして、今日の主要なWebサイトで発生し得る複雑なパフォーマンス障害を解決するために重要な、異なる部門間のコラボレーションを可能にします」

さらに、過去、Googleの筆頭パフォーマンス エンジニア、Yahoo!のチーフ・パフォーマンスという肩書を持ち、現在は、SpeedCurveで最高顧問を務めるスティーブ・ソウダー氏は、「今日の企業は、マーケティング部門、開発部門、そして運用部門など、部門によって情報が分断された状況を打ち破り、デジタルビジネスに必要な状況を一箇所に集めて、ユーザーに提供できるテクノロジーが必要です」と話します。

DOCはCDN、タグマネージャー、SNSフィード、Webおよびアプリケーションのパフォーマンス モニタリングツールなど、あらゆる測定、分析ツールから得られる情報を統合することができます。そして、これらのデータから、社内で共通理解が可能な情報を抽出し、データ主導の意思決定を支援します。ユニークな制御アプリケーションがDOCを駆動し、状況に応じて、役員、運用部門、エンジニアリング部門、マーケティング部門、営業部門など、それぞれの関係者が必要とする情報を表示するカスタマイズされたビューを、簡単に切り替えて提供することができます。


IDCでアプリケーション ライフサイクル マネージメントのプログラム マネージャーおよび戦略役員を務めるメリンダ・バロウ氏は、「顧客の行動、システム パフォーマンス、および競合企業の動向などをリアルタイムで把握しなければならないデジタルビジネスにおいて、システムを俯瞰的に視覚化することは、非常に重要となります。あらゆるリソースから情報を収集して紐付け、対応策を引き出し、相互関係性のある情報を活用することによって、迅速かつ有効なチームとしての意思決定が容易になります」と話します。


SOASTA DOC™ は、パフォーマンスの変化を、機能豊富なコンテキストベースのUI上で可視化し、分析および対策検討を可能にすることによって、3つの核となる機能、「データの関連付け」、「チーム コラボレーション」、「情報制御」を提供します。

データの関連付け: 部門のニーズに合わせ、デジタル パフォーマンスのあらゆる側面から必要とされる高レベルの視覚化データを、包括的に統合されたビュー上に表示し、コンテキストベースで関連付けすることができます。
コラボレーション: SOASTA DOCは、パフォーマンス主導の企業文化を醸成し、役員および各部門のリーダーや開発部門のメンバーが、ビジネス目標、リアルタイムおよびオフラインのパフォーマンス情報、現在の問題点とその改善に向けた優先順位を共通理解できるようにします。
情報制御: 役員、マーケティング部門、DevOpsといった、部門ごとに特化したデジタル パフォーマンスビューは、各チームがリアルタイムに必要とする情報に的を絞って表示することができます。

ご提供内容
SOASTA DOC™ には、SOASTA DOC™ ソフトウェア、統合負荷テスト ソリューションであるSOASTA CloudTest、リアル ユーザー モニタリング ソリューションであるSOASTA mPulse、およびインストールとコンサルティングサービスが含まれます。SOASTA DOC™に関するより詳しい情報については、リンク をご覧ください。

O’Reillyメディアご紹介
SOASTA DOCを有効活用するために必要な情報をまとめた、タミー・エバーツ著 “Getting Started with a Digital Operations Center” がO’Reillyメディアから出版されています。本書籍は、以下のWebページからダウンロードすることができます。
リンク



■米SOASTA 会社概要
社名：SOASTA, Inc.
所在地：米国カリフォルニア州
代表者：プレジデント 兼 CEO 　トム・ルニボス（Tom Lounibos ）
設立： 2006年
従業員数： 約250名
ウェブサイト：リンク

■SOASTA Japan概要
社名：SOASTA International, Inc. （米SOASTA社による全額出資）
所在地： 〒100-6510　東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング9F
代表者：秋山 英二（あきやま えいじ）
設立：2014年3月
ウェブサイト： リンク

■SOASTA, Inc.について
SOASTAはパフォーマンス アナリティクスにおけるリーダーです。SOASTAのプラットフォームを使うことで、デジタルビジネス オーナーは、モバイルおよびWebデバイス上でのユーザー体験に対して、継続的にパフォーマンスをリアルタイムで把握することができるようになります。これまでに1,000万回を超えるテストと1,000億を超えるユーザー体験の測定を行った実績により、SOASTAはExperian、Gilt Groupe、Hallmark、Intuit、Microsoft、Netflixを始めとする各業界のリーディング カンパニーから、デジタル パフォーマンス エキスパートとしての信頼を得ています。
より詳細な情報についてはリンクをご覧ください。

＜報道関係のお問合わせ先＞
SOASTA Japan　
テクニカルディレクター 村田達宣
E-mail：info_japan@soasta.com