ペンティオは、新暗号対応LGWAN認定ICカードPentio IC Card 3300CLを販売開始

~USBトークンもLGPKI新暗号対応。地方公共団体のLGPKI利用を可能に~

ペンティオ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:長谷川 晴彦、以下 ペンティオ)は、地方公共団体情報システム機構(以下「J-LIS」という)が認定する総合行政ネットワーク(LGWAN)用ICカード、Pentio IC Card 3300CL(以下 3300CL)を同日より販売開始します。
この3300CLは、暗号の危殆化で対応を求められる地方公共団体組織認証基盤(以下「LGPKI」という)新暗号の暗号アルゴリズムに対応します。

3300CLはLGPKI新暗号に対応した、RSA2048ビットの暗号アルゴリズムをサポートした、次世代のICカードです。また、暗号モジュールのセキュリティ要件を規定した米国連邦標準規格FIPS140-2 Level3を満たす認定を得ている安全なICカードです。
3300CLは高性能・高信頼性を持ちながら、安価にご提供いたします。
価格はペンティオ株式会社(電話:03-5919-0971、Email:sales@pentio.com)までお問い合わせください。
本製品の詳細は リンク をご覧下さい。

製品
ICカード Pentio IC Card 3300CL ※1 PIC-3364CL 1枚 オープン価格
USBトークン Pentio USB Token 3300AL ※1 PUB-3364SAL 1個 オープン価格

※1 Pentio IC Card 3300CL、Pentio USB Token 3300ALは、100枚/100個以上ご購入でボリュームディスカウントが可能です。営業までお問い合わせください。

このプレスリリースの付帯情報

Pentio IC Card 3300CL

(画像をクリックすると拡大画像をご覧いただけます。)

用語解説

LGPKIの新暗号移行
これまでLGPKI で使用している署名アルゴリズム(sha1WithRSAEncryption)及び鍵長(1024ビット)を総称して「旧暗号」という。また、暗号アルゴリズム移行後に使用する署名アルゴリズム(sha256WithRSAEncryption)及び鍵長(2048 ビット)を総称して「新暗号」という。
LGPKIでは、電子証明書の発行や証明書の有効性を検証するための仕組みについて、一部を除き、使用する暗号アルゴリズムを、旧暗号(SHA-1、RSA1024)から新たな暗号アルゴリズム(SHA256、RSA2048)に移行しました。(月刊J-LIS H27.1月に掲載)

暗号2010年問題
米国立標準技術研究所(NIST)は、より安全な次世代の暗号アルゴリズムへの移行を図るため、トリプルDESや鍵長1,024ビットのRSAやSHA-1などこれまで主流とされている暗号アルゴリズムを2011年以降米国連邦政府機関のシステムで使用しない方針を各種ガイドラインの中で示した。このことから、暗号アルゴリズムの移行が重要な問題となっており、この問題を総称して「暗号アルゴリズムにおける2010年問題(または暗号2010年問題)」と呼ばれる。
現在は旧来の暗号アルゴリズムから移行後の新暗号アルゴリズムへの移行期間でとして複数の暗号方式が混在している。

米国連邦標準規格FIPS140-2 Level3
FIPS(連邦情報処理規格)140-2とは、機密のデータを使用するIT製品が準拠する必要のある暗号化および関連する安全上の要件を示した米国政府が定める基準です。この基準は、認可された強力な暗号化アルゴリズムや方法など、健全なセキュリティ慣行を確実に使用するためのものです。また、製品を使用するにあたっての個人またはその他のプロセスに対する許可の方法や、他のシステムと安全に情報のやり取りを行うためのモジュールやコンポーネントの設計方法などを指定します。

*記載されている製品名、会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

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