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進化する電子お薬手帳 最前線 アイセイ薬局「おくすりPASS」 6月9日(火)よりVer.3.1版公開

株式会社アイセイ薬局 2015年06月09日 11時42分
From 共同通信PRワイヤー

2015年6月8日

株式会社アイセイ薬局

進化する電子お薬手帳 最前線 アイセイ薬局「おくすりPASS」服薬モニタリング機能の改善で薬物治療成績の向上に挑む 6月9日(火)よりVer.3.1版公開

 株式会社アイセイ薬局(東証JASDAQスタンダード3170 / 代表取締役社長 藤井江美)は、自社開発した電子お薬手帳アプリ『おくすりPASS』をユーザーの要望に応えるかたちで大幅にバージョンアップし、2015年6月9日より新たにリリースします。また、アプリと連動した『薬物治療管理プラットフォーム』のシステムを、7月よりアイセイ薬局グル―プの全店舗へ順次導入します。

■独自機能「服薬モニタリング」を実装した『おくすりPASS』の特長と進化

 2014年5月にリリースされた『おくすりPASS』が他社の電子お薬手帳アプリと一線を画すのは、「服薬モニタリング機能」で患者さまの服薬状況の可視化を試みていること。今回のメジャーアップデートにともない「服薬モニタリング機能」を中心に様々な機能改善を行いました。中でも「服薬アラームの設定を簡便化する自動解析技術」においては、ユーザーの声をカタチにしていく中で、特許出願にまで至りました。(特願2015-111797)

 忙しくて薬を飲み忘れたり、お子さんが嫌がって飲んでくれなかったりといった経験は、誰にでもあります。しかしながら、そうした服薬状況を正確に把握していなければ、医師は薬の効果が出ていないと判断して処方薬の量や種類を変更することもあります。
 飲み忘れ・飲み残しによる医療費のムダは日本国内で年間500億円規模と言われていますが、不安定な薬物治療と治療方針の変更で生じるさらなる医療費や、患者さまの身体的リスクははかり知れません。アイセイ薬局は、この漫然とした薬物治療の評価の領域にもう一歩踏み込み、治療成績の向上や薬の飲み残し撲滅などの課題にチャレンジします。

 最新バージョンのおくすりPASSでは、お薬手帳情報の登録時に服薬アラームを設定するフローが自動的に起動します。利用者は服薬アラームの利用を通じて、薬を「飲んだら→タップ」するアクションを推奨される設計になっています。服薬アラームによって薬を飲む時間をお知らせし、その際に表示された薬の画像をタップすることによって、服薬状況をクラウドサーバーに蓄積し、そのデータを次回処方時に薬剤師が参照することで患者さま個別の薬物治療に関する適切な評価を行うことを目的としています。
 また、服薬アラーム設定時に、薬の袋と同じインターフェイスで設定をわかりやすくし、同じタイミングに飲む薬をまとめて設定できるように改良したり、「服薬アラームの設定を簡便化する自動解析技術(特願2015-111797)」を採り入れたりして、極力患者さまの入力負荷を取り除くように工夫しています。
 一方で、ユーザー側には、蓄積したデータを「服薬達成率」と「飲み忘れ薬価総額」というかたちでグラフ表示し、一目で自身の服薬状況がわかり、服薬遵守を意識させるようなインターフェイスとなっております。

上記以外にも、多くのユーザーから『おくすりPASS』に対する要望・意見をいただき、以下の改善を行いました。

「アプリの使い方が分からない」
  ⇒ メニュー一覧に「アプリの使い方」を追加。操作マニュアルとFAQが参照可能に。

「ユーザー登録に時間がかかる」「登録する項目が多くてわずらわしい」
  ⇒ 登録項目の見直しと操作性を改善。初回ユーザー登録がよりスムーズに。

「お薬情報のQRコードを読み取りにくい」
  ⇒ QRコードの読取り精度と操作性改善。お薬情報の登録がよりスムーズに。

「お薬情報のQRコードがもらえない薬局がある」「自分の手で入力したい」
  ⇒ 手入力機能追加。QRコード未対応薬局を含め、すべての薬局でご利用可能に。

「服薬アラームをひとつひとつの薬単位で設定するのが面倒なんですけど・・・」
  ⇒ 設定フローと自動解析を改善。複数の薬をまとめて設定可能に。

「処方せんをFAXで薬局へ送りたいが撮影が上手くできない」
  ⇒ 処方せんFAX送信機能の操作性改善。撮影と送信がスムーズに。

「アイセイ薬局店頭でチェックインする時のQRコードはどこですか?」
  ⇒ メニュー一覧に「チェックイン」を追加。専用QRコードが取り出しやすく。

「頓服薬がどのくらい残っているか分かりにくい」
  ⇒ 頓服薬の管理機能追加。手持ちの頓服薬の数量を把握可能に。

「既往歴・アレルギー歴と過去の副作用歴はいっぺんにチェックしたい」
  ⇒ 既往歴・アレルギー歴・副作用歴の管理機能改善。情報を一覧でチェック可能に。

「健診一回ごとの検査値だけでなく中長期的にチェックしたい」
 ⇒ 健康診断の記録欄にグラフ化機能を追加。体調変化や経過を把握しやすく。

「アプリが常時ログインだとセキュリティが心配」
 ⇒ メニュー一覧に「ログオフ」を追加。アプリの利用後にその都度終了可能に。


■アプリと連動したシステム「薬物治療管理プラットフォーム」をグループ全店舗へ導入
 『おくすりPASS』のもうひとつの強みは、アプリと連動した『薬物治療管理プラットフォーム』のシステムを活用し、患者さまのデータを一元管理できることです。
 通常、患者さまの服薬状況や飲み残した薬の情報は、薬剤師が患者さまへ細かく質問することで把握していましたが、一方で、個々の患者さまの記憶や発言に依存する情報の不確かさや、対話による患者さま側の心理的負担やわずらわしさが現場で指摘されてきました。
 「薬物治療管理プラットフォーム」導入店舗であれば、来局時に患者さまがアプリを専用機へかざしてチェックインすることで、アプリ内のデータがこのシステムと同機され、薬剤師は服薬状況や残薬などの重要な情報をまとめて確認しながら処方薬をご用意できます。同時に、服薬や残薬の状況で気になる点があれば、医師にご相談のうえで処方内容を調整するなど、治療の質の改善も期待できます。
 また、処方薬をお渡しした後はその情報を薬局側からアプリへ送信できるため、患者さまが新たに入力する必要はありません。
 本システムは、昨年5月にまず日本橋室町店で運用を開始し、同年11月より関東エリア30店舗においても先行導入しており、今年7月からはアイセイ薬局グループ全店舗にて順次導入・運用する予定です。今後はアイセイ薬局グループのすべての薬剤師が、患者さまの薬物治療の質の向上にさらに積極的に関わってまいります。


■電子お薬手帳の現況と『おくすりPASS』の今後
 2010年、政府の高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT戦略本部)が、全国で自らの医療・健康情報を電子的に管理・活用することを可能にする「どこでもMY病院構想」を公表しました。
 以降、そのビジョンを具現化するものとして電子お薬手帳の開発・運用がスタートし、2015年5月現在、23もの企業や団体がお薬手帳関連のアプリを世に送り出していますが、各社の仕様や機能に差異があるため有用性や可能性はまだ未知数です。また、調剤報酬の算定要件を満たすのは紙のお薬手帳のみで、電子お薬手帳には適用されていないため、あくまでも付帯サービスとして運用されているのが現状です。
 2015年6月5日時点で『おくすりPASS』の総ダウンロード数は7131件、うち利用患者数は全国で5730名となり、順調に増加しています。アイセイ薬局では2016年4月に国が予定している「調剤報酬改定」を念頭に、電子お薬手帳の普及と加算算定をめざして以下の計画を実施します。


<電子お薬手帳全般 ならびに『おくすりPASS』関連の計画・目標>
2015年5月  政府「電子版お薬手帳の適切な推進に向けた調査検討会」(仮)発足
 電子お薬手帳の仕様実態の調査、標準フォーマット改善の検討。今夏をメドに標準仕様を策定し、 
 次年度の調剤報酬改定における評価導入を目指す。
 
2015年10月  アイセイ薬局『電子お薬手帳 実証レポート』の発表(予定) 
  『おくすりPASS』の活用状況ならびに残薬減少や医療費抑制の効果を検証したレポートを作成。
 同レポートを一般公開するほか、中央社会保険医療協議会へも提出。

2016年4月  政府「平成28年度 調剤報酬改定」
   電子お薬手帳の評価導入による加算算定化へ。

 アイセイ薬局では、2016年7月までにグループ全店舗の年間実患者数のおよそ1割にあたる12万人を『おくすりPASS』利用者にすることを目標としています。お薬を飲んでタップするシンプルな操作で治療と体調管理をサポートできる本アプリと、高度に構築された『薬物治療管理プラットフォーム』を活用し、まずは全国12万人の患者さま一人ひとりを適切な治療に導き、治療効果を最大限に高める実績をつくってまいります。


■ 『おくすりPASS』Version 3.1 概要
○価格無料 ○2015年6月9日公開 ○iOS対応 
○モバイル機器でApp Storeにアクセス、『おくすりPASS』を検索してインストール。
- iOS: App Store (※Andoroid用も現在準備中)
URL:リンク

■「おくすりPASS」の主な機能
(1)処方薬情報のQRコード*、または手入力ですべての処方薬を記録できます。
 また、服薬メモに文章や写真も追加することで副作用や懸念点も記載できます
(*業界標準フォーマットJAHIS Ver.1.0/1.1対応)
(2)頓服薬の記録と管理ができ、保管している内容を参照できます。
(3)個人のライフサイクルを設定でき、服薬時間にはアラームでお知らせします。
(4)服薬達成率や飲み忘れた薬の総額を表示。年・月単位の金額も確認できます。
(5)薬剤別に服薬タイミング毎の服薬状況が、グラフでより詳細に把握できます。
(6)1台のスマートホンで最大8名までの情報を登録可能。家族の服薬管理もできます。
(7)処方せんを撮影して薬局に事前にFAX送信し、薬局での待ち時間を短縮できます。
(8)既往歴・アレルギー歴・副作用歴を記録し、一覧で参照できます。
(9)健康診断の検査値が記録・参照できるほか、一定期間の変化をグラフで確認できます。
(10)登録情報をもとに、それぞれの方に合った健康関連情報が提供されます。



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