日本発のオープンアクセス学術誌を続々創刊―新たに3誌がSpringerOpenに加わる

シュプリンガー・ジャパン株式会社 2015年06月04日 14時37分
From 共同通信PRワイヤー

2015年6月4日

シュプリンガー・ジャパン株式会社

シュプリンガー 日本発のオープンアクセス学術誌を続々創刊
新たに3誌がSpringerOpenに加わる

2015年1月に創刊したオープンアクセスジャーナル「Surgical Case Reports」に続き、2015年後半に「JA Clinical Reports」および「IPSJ Transactions on Computer Vision and Applications」計3誌を創刊する運びとなりました。これらの学会誌がシュプリンガーのオープンアクセス・ジャーナルのプラットフォームであるSpringerOpenに加わることにより、臨床医学、生命科学および情報科学分野のプログラムがさらに発展・強化されることになります。すべての論文がオープンアクセスで出版され、掲載と同時に無料公開されます。

「Surgical Case Reports」は日本外科学会の英文誌で、編集長は熊本大学の馬場秀夫教授が務めます。本誌は外科医の貴重な経験や新たな治療法を幅広い読者層に広めるための教育的フォーラムであり、臨床医および研究者にそのような場を提供することで、外科学の進展に貢献することを目的としています。世界中の外科医が遭遇した興味深く希少な症例を出版する場となります。

「JA Clinical Reports」の編集長は、札幌医科大学の山蔭道明教授が務めます。同誌は、既に実績のある日本麻酔科学会「Journal of Anesthesia」(シュプリンガー発行)の姉妹誌として、2015年10月に創刊が予定されています。「JA Clinical Reports」は、医学文献としての重要な側面を保ちながら、症例報告の出版を中心に、麻酔科学のさらなる教育と知識の深耕を目指します。

また、情報処理学会(IPSJ)とのパートナーシップ提携により、情報科学分野の既存の学会誌「IPSJ Transactions on Computer Vision and Applications」を2015年後半にSpringerOpenで刊行します。編集長は大阪大学の八木康史教授が務めます。IPSJは、同誌をオープンアクセスに移行することにより、国際的知名度および発信力の強化を図ります。

さらに、シュプリンガー・グループのオープンアクセス出版社バイオメド・セントラル(BioMed Central)は今年に入り、「Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences」(日本医療薬学会)、「Zoological Letters」 (日本動物学会) の2誌を創刊し、続いて「Genes and Environment」 (日本環境変異原学会) および「Renal Replacement Therapy」(日本透析医学会)を年内に創刊予定です。

シュプリンガー・ジャパンの代表取締役社長である山下幸侍は次のように述べています。
「日本における学術出版をリードする出版社として、このような著名な学会と提携してオープンアクセスジャーナルの増進に貢献できることを大変誇りに思います。優れた研究成果が、世界中の研究コミュニティにより広く公開されることに、大きな期待を寄せています。これらの学会誌のさらなる発展のため、十分なサポートをしていきます。」

<シュプリンガー社について>
シュプリンガー(リンク )は、ドイツに本社を置く世界有数の国際学術出版社です。1842年の設立以来、革新的な情報プロダクトやサービスを通して、ハイクオリティなコンテンツを配信しており、出版物の中には、200人以上のノーベル賞受賞者の著作が含まれております。オープンアクセス出版社としては、世界最大規模を誇ります。

<本件に関するお問い合わせ>
シュプリンガー・ジャパン株式会社 
広報担当:川崎理恵子
ホームページ:リンク
電子メール:info@springer.jp
電話番号 : 03-6831-7000



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