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Eiger BioがHDV感染者にロナファルニブ(Lonafarnib)治験薬で中間報告

Eiger BioPharmaceuticals, Inc. 2015年04月28日 15時10分
From 共同通信PRワイヤー

Eiger BioがHDV感染者にロナファルニブ(Lonafarnib)治験薬で中間報告

AsiaNet 60296(0544)

【パロアルト(米カリフォルニア州)2015年4月28日PRN=共同通信JBN】
*研究結果はオーストリア・ウィーンで開かれた欧州肝臓学会議(EASL)で報告された

Eiger BioPharmaceuticals, Incorporatedは28日、慢性デルタ(D型)肝炎ウイルス(HDV)にかかった患者を治療する治験薬ロナファルニブ(lonafarnib)の第2相試験の中間結果をプレゼンテーションしたと発表した。このデータはHDVが流行している国トルコのアンカラ大学医学部で登録された治験者に対するLOWR HDVプログラムから発表された。

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LOWR HDV - 1(LOnafarnib単独およびRitonavir-1併合)は、並行服用比較対照試験であり、感染した患者に4週間から12週間にわたりリトナビル(ritonavir)もしくはペグインターフェロン(Pegylated Interferon)と組み合わせて異なる量を服用する無作為抽出感染者を対象としている。ロナファルニブ単独もしくはブースターとしてリトナビル併用もしくはペグインターフェロンとの組み合わせで、15人を対象者とする中間報告データは、すべて治験者のウイルス感染量が減った。ロナファルニブの高容量(1日2度200mgあるいは1日300mg)は、治療後4週間でウイルス量が それぞれ1.6ログおよび2.0ログ減衰する結果となった。ロナファルニブの低容量(1日2度100mg)は、リトナビル・ブースター100mgもしくは毎週1回ペグインターフェロン180mcgとの組み合わせで、それぞれ4週間で平均的ウイルス感染量が2.2ログおよび1.8ログ減衰した。その平均的ウイルス感染量は8週間では、それぞれリトナビルと合わせたロナファルニブあるいはペグインターフェロンと合わせたロナファルニブで治験者のそれは3.2ログおよび3.0ログ減衰した。

LOWR-1試験で最も良く現れた有害事象は、食欲不振、おう吐、下痢、疲労感、体重減少、服用依存で現れる症状であった。

LOWR HDV - 2(Ritonavir-2との併用)は最近、リトナビル・ブースターによるロナファルニブの一連の容量テストが開始され、来るべきより長期研究に対する最適の組み合わせを特定するのを目的としている。

アンカラ大学医学部の主任調査官であるチハン・ユルダイディン医博は「ロナファルニブの組み合わせを調査したこれまでの結果は、非常に有望なものである。感染者のウイルス感染量ゼロになるような効能と認容性の最適バランスを特定するため、われわれはリトナビルをブースターとするロナファルニブについて容量設定作業を続けていく」と語った。

▽ロナファルニブ(Lonafarnib)について
ロナファルニブはプレニル化(prenylation)と呼ばれるプロセスを通じて、タンパク質の変化に関係する酵素であるファルネシル転移酵素(farnesyltransferase)を標的とする十分に定性化された後期段階の経口活性阻害剤である。HDVは肝細胞内でこのホスト細胞プロセスを使って、そのライフサイクルの重要なステップを完了する。ロナファルニブは肝細胞内でのHDV複製のプレニル化ステップを阻害し、集合(アセンブリー)段階でウイルスの増殖能力をブロックする。プレニル化はホスト酵素によって実行されるので、ロナファルニブ療法によってウイルスに抵抗力のある突然変異の進展には論理的により高い壁もある。

ロナファルニブは米食品医薬品局(FDA)から希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)指定を受けており、またファストトラック(優先承認審査制度)の指定も受けた。ロナファルニブは治験薬品であり、その安全性と効能はまだいかなる処方についても確立してはいない。ロナファルニブはMerck Sharp & Dohme Corp(米国、カナダ以外の国ではMSDとして知られる)からライセンスされている。

▽HDVについて
D型肝炎は、デルタ(D型)肝炎ウイルス(HDV)の感染によって発症し、ヒトのウイルス性肝炎では最も重篤な形態であると考えられている。D型肝炎はB型肝炎(HBV)にかかったヒトの複合感染として起こり、HBVだけかかった人よりさらに重篤となり、肝線維症、肝臓がん、肝不全の悪化に関連する。HDVは世界の健康に大きな影響を与える病気であり、世界中に1500万人ほどが罹患している。HDVの罹患者は世界の場所によって異なる。HDV感染は慢性のB型肝炎ウイルス保持者の5-6%と報告されている。中国、モンゴル、ロシア、中央アジア、トルコ、アフリカ、南米の特定地域を含む世界の一部の場所では、HDV有病率はB型肝炎(HBV)感染患者の70%余りに報告されている。

▽Eigarについて
Eigarは株式非公開のバイオテクノロジー会社で、ウイルス性肝炎の革新的治療薬の研究、開発、商業化に注力している。同社はウイルス性肝炎ではもっと重篤な形であるD型肝炎ウイルス(HDV)の治療用としてロナファルニブ(Lonafarnib)の開発に注力している。Eigarおよびその研究開発パイプラインについての詳しい情報はwww.eigarbio.comを参照。

▽投資家向け問い合わせ先
Jim Shaffer, Eiger BioPharmaceuticals, Inc.
919-345-4256
jshaffer@eigerbio.com

ソース:Eiger BioPharmaceuticals, Inc.

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