SKA Africa、世界最大規模の電波望遠鏡建設向けにメラノックスの10/40ギガビットEthernetスイッチおよびケーブルを採用

画期的な科学的発見の実現を目指し、MeerKAT電波望遠鏡のデータネットワークにおいてメラノックスのEthernetソリューションを活用

データセンターにおけるサーバやストレージシステム向けにエンドトゥエンドのインターコネクトソリューションを提供するトップベンダーであるメラノックステクノロジーズ社(Mellanox Technologies, Ltd., NASDAQ: MLNX)は、本日、同社の南アフリカ地域のパートナーでハイパフォーマンスコンピューティングシステムに特化したインテグレータであるエクリプスホールディングス社(Eclipse Holdings(Pty)Ltd.)を通じて、南アフリカのMeerKAT電波望遠鏡建設プロジェクトでメラノックスSwitchX-2ベースの10/40ギガビットEthernetスイッチSX1012およびSX1710ならびにLinkXオプティカルケーブルが採用されたことを発表しました。メラノックスのEthernetスイッチおよびオプティカルケーブルは、SKAフェーズ1の中周波数コンポーネントへの統合が予定されているSquare Kilometre Array(SKA)望遠鏡の先駆けとなる、南アフリカMeerKAT電波望遠鏡の高速なデータ伝送を実現する大容量L3マルチキャストネットワーク構築に使用されます。

SKAプロジェクトは、世界最大規模でもっとも高感度の電波望遠鏡の建設に向けた国際的な活動です。このプロジェクトでは、3つのユニークな構成の電波望遠鏡を数千台規模で配備されることにより、天文学者はこれまでにない詳細な天空観測が可能になるとともに、現存する他のシステムの数千倍の速さで天空全体を調査できるようになります。

「MeerKATのアンテナによって生成されるデータ量は、1日あたり500万枚以上のDVDあるいは1秒あたり約64枚のDVDに相当する規模になります」と、SKA Africa副システムマネージャであるフランソワ・キャップ氏は語っています。「この莫大な量のデータを伝送するには、広帯域でジッターの少ないネットワークの採用が不可欠です。市場で提供されているさまざまな製品を総合的に評価した結果、当プロジェクトのあらゆる要件に対応し、最大のバリューがもたらされるエンタープライズクラスのEthernetインフラストラクチャを構築するためには、メラノックスのSwitchX-2 Ethernetスイッチおよびオプティカルケーブルが最適だと判断しました。」

「SKAが成し遂げようとしている研究は、人類の宇宙に対する理解の基礎となるものです」と、メラノックステクノロジーズ社マーケティング担当副社長ギラッド・シャイナーは述べています。「メラノックスは、SKA Africaが今回構築予定の大規模データセンター向けに当社の10/40ギガビットEthernetスイッチならびにオプティカルケーブルが採用され、この重要な研究ミッションにおいて大きな役割を担うことを大変光栄に思います。」

「SKAプロジェクトによって、今日の情報通信技術の限界は打ち破られることになります」と、エクリプスホールディングス社CEOのニコ・マインティス氏は語っています。「この画期的なプロジェクトに採用されたことは、当社およびメラノックスにとって極めて重要な出来事で、大変光栄に思うと同時に、南アフリカという国がこのような次世代テクノロジーのデザイン、構築および展開を支援する専門知識およびスキルを備えていることが実証されたものと言えます。」

関連情報

* メラノックス Ethernetスイッチシステム製品
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* メラノックス LinkXケーブルおよびトランシーバ製品
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メラノックスについて

メラノックステクノロジーズ社は、サーバやストレージを対象にInfiniBandならびにEthernetのエンドトゥエンドインターコネクトソリューションを提供するリーディングカンパニーです。メラノックス社の製品により、最高のスループット、最小のレイテンシーが提供され、データセンターの効率性が向上します、また、アプリケーションにデータが高速に伝達されるため、システムのパフォーマンスを最大限向上させることができます。メラノックスは、アダプタ、スイッチ、ソフトウェア、ケーブル、シリコンといった高速インターコネクト製品を提供しており、これらの製品により、アプリケーションのパフォーマンスが向上し、HPC、データセンター、Web 2.0、クラウド、ストレージや金融といったさまざまな市場において業績を最大化する一翼を担っています。
メラノックステクノロジーズに関する詳しい情報は、 リンク または リンク でご確認ください。

エクリプスホールディングスについて

エクリプスホールディングスは、南アフリカ地域でハイパフォーマンスコンピューティングシステムの構築を支援する南アフリカの企業です。エクリプスは、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、ビッグデータ/クラウドソリューション、高速EthernetおよびInfiniBandネットワークインターコネクト/ファブリックの提供に特化しています。独立系HPCシステムインテグレータとして、エクリプスはデザイン、インストール、継続的なサポート、投資収益率に関するHPCの複雑性の軽減を追求しています。エクリプスは、最新のハイパフォーマンスコンピューティングアーキテクチャおよびシステムの構築、配備、活用、保守に対応するコンサルティング、ソリューション展開、プロフェッショナルサービスをはじめ、豊富な実績のある方法論に基づく革新的かつダイナミックなインテグレーションサービスをHPCのライフサイクル全体にわたって提供します。

エクリプスは、南アフリカ政府によるBBBEE(Broad Based Black Economic Empowerment: 経済活動全般に適用される黒人優遇政策)レベル1認定企業です。
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【本プレスリリースに関するお問い合わせ】
メラノックス テクノロジーズ ジャパン株式会社
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Mellanox, ConnectX、SwitchX、Virtual Protocol Interconnect(バーチャルプロトコルインターコネクト)はメラノックステクノロジーズ社の登録商標です。記載されているその他の会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

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