日本の銀行がポテン&パートナーズの2015年LNGプロジェクトファイナンスのリーダーランキングで上位を獲得
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【ニューヨーク2015年4月20日PRN=共同通信JBN】日本の東京三菱UFJ銀行、みずほ銀行および三井住友銀行が、ポテン&パートナーズ(Poten & Partners)の2015年世界LNGプロジェクトファイナンスのリーダーランキングで上位3位を占めた。
このランキングは、4月17日に発行されたポテン&パートナーズの「世界市場におけるLNGファイナンス(LNG Finance in World Markets)」に掲載されている。
世界的なブローカー、コンサルタントおよびビジネスインテリジェンス提供の大手企業であるポテン&パートナーズが発表した初回ランキングでは、上位10行に日本の銀行5行がランクインした。オランダのINGが4位、フランスのソシエテ・ジェネラル(Societe Generale)が5位。
2014年には、15ヵ国の48金融業者が世界のLNGプロジェクトファイナンス資金の大半を供給した。今回のランキングに入った銀行からの2014年のプロジェクトファイナンス融資総額は122億8000万ドルに達した。
ランキングからは他に下記のような結果が得られた:
*2014年には日本の銀行11行がLNGプロジェクトに対して50億ドル以上を融資しており、それは融資総額の43%にあたる。
*ヨーロッパの銀行20行による融資は48億ドル。
*オーストラリア、シンガポール、韓国及び中国を含むアジア太平洋地域におけるその他金融業者からの融資は9億4100万ドル。
*2014年にアメリカは2つの最大規模のプロジェクトファイナンス、Cameron LNGおよびFreeport LNGを主導しているにもかかわらず、アメリカの金融業者からの融資はわずか7億8000万ドルであり、カナダ金融業者からの融資は5億1000万ドルだった。
*2014年におけるLNGプロジェクトへの銀行からの融資は、2013年の総額90億ドルを上回った。
ポテン&パートナーズ 上位LNG 融資元
順位 金融業者 金融業者本店所在地 金額
単位:100万ドル
1 三菱東京UFJ銀行 日本 1,583
2 みずほ銀行 日本 1,203
3 三井住友銀行 日本 1,072
4 ING オランダ 789
5 ソシエテ・ジェネラル フランス 547
6 HSBC イギリス 475
7 クレディ・アグリコル フランス 460
8 三井住友信託銀行 フランス 361
9 ナティクシス フランス 342
10 三菱UFJ信託銀行 日本 311
11 スタンダードチャータード銀行 イギリス 275
11 ロイズ イギリス 275
13 オーストラリア・コモンウェルス銀行 オーストラリア 237
14 ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行 スペイン 229
14 ドイツ銀行 ドイツ 229
総額 8,388
脚注正確な情報を提供するための最善が尽くされているが、一部ポテン&パートナーズによる推測が含まれる。
ランキング一覧、メディアのコメントについての問い合わせ先:
Melanie Lovatt メールmlovatt@poten.com、電話+357 22 770 735
このランキングは、2014年に決算処理が行われたLNGプロジェクトファイナンスに基づいており、下記が含まれる:
*総額5000万ドル以上の取引。
*ノンリコースあるいは制限リコースとして構築された、LNGプロジェクト(液化のみ、液化とアップストリーム)、LNG運搬船、FSRU、およびその他ターミナル。
*無担保融資および輸出信用機関による融資の両方。
▽ポテン&パートナーズについて
ポテン&パートナーズは、大手の商品・船舶ブローカー、コンサルタントおよびビジネスインテリジェンス提供企業である。当社のビジネスインテリジェンス部門は、液化天然ガス(LNG)、液化石油ガス(LPG)、船舶、アスファルト市場に対する洞察や分析を届ける幅広い製品・サービスを提供している。ニューヨーク本社に加えてヒューストン、ロンドン、パース、アテネ、シンガポール、広州に事務所を持つ当社の世界的なネット―ワークにより、独自にビジネスインテリジェンスと市場データを入手する力は群を抜いている。
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ソース:Poten & Partners
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