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ポール・G・アレン氏が第二次大戦の戦艦武蔵を発見

ポール・G・アレン 2015年03月05日 15時22分
From 共同通信PRワイヤー

ポール・G・アレン氏が第二次大戦の戦艦武蔵を発見

AsiaNet 59708(0327)

【フィリピン2015年3月4日PRN=共同通信JBN】慈善事業家で起業家のポール・G・アレン氏は、海軍史上最も先進的な技術で建造された2隻の巨大戦艦の1つである武蔵の沈没地点を探し当てた。ことしは第2次世界大戦が終了してから70年の節目にあたり、撃沈された戦艦が発見されたのは海軍史における素晴らしい成果である。

Photo: リンク
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アレン氏と研究者のチームは8年以上前に武蔵の船体捜索を開始していた。4カ国に残された歴史的な記録を利用しながら、海底の詳細なトポグラフフィックデータと先進的なテクノロジーを、自身の所有するヨット、M/Yオクトパス号に装備した。アレン氏とそのチームは2015年3月1日にシブヤン海で船体の位置を特定した。

目撃証人は数多く存在したが、船体の正確な位置はこれまで明らかでなかった。チームは歴史的なデータと先進的なテクノロジーを組み合わせて捜索海域を絞り込んできた。アレン氏はその地点を海底の面積高度比・水深測量調査を導入。広範囲の海域を捜索対象から除外するのに利用し、シブヤン海の海底の新しい地形を読み取ることに役立った。2015年2月、チームは捜索の最終段階を実行、blueFin-12自立型海底探査機(AUV)を投入して作業を開始した。事前調査によって捜索対象海域が絞り込めていたので、AUVはたった3回目の捜索で武蔵の船体を発見することができた。遠隔操作型無人探査機(ROV)に搭載された高細密カメラが武蔵の船体であることを確認した。

アレン氏は「自分は若い時から、米陸軍で働いていた父親の影響を受けて第2次世界大戦の歴史に大きな関心があった。武蔵は本当にエンジニアリングの驚異だった。わたしはエンジニアの1人として、建造のために注ぎ込まれた技術と努力とを深い敬意を払ってきた。海軍史に残る重要な艦船を発見することに1つの役割を果たせたことを誇りに思い、多大な勇気を持って乗艦した軍人を讃えたい」と語った。

武蔵は1942年に就役、総重量7万3000トンで海軍史上最大の戦艦だった。装甲18インチの厚さで、18インチ砲9門を装備、戦艦に搭載された装備では最大だった。長崎造船所で極秘に建造された。連合軍に建造が見つからないように艦船全体が覆い隠された。フィリピン海などいくつかの海戦に出撃した後、1944年10月24日にレイテ沖海戦で推定19発の魚雷、17発の砲弾を受けて沈没。2399人の乗組員のうち艦長猪口敏平少将を含む半数が戦死した。今日でも、武蔵とその姉妹艦大和は、海軍史上他に比べるものがないほどの設計と建造が施されたとされている。

アレン氏と調査チームは、武蔵の船体が戦没者慰霊の場として適切に取り扱われるべきと認識し、日本の伝統に従って敬意を持って対応すべく日本政府と協力する意向である。

M/Yオクトパス号は定期的に探索プロジェクトや科学調査、救援活動のために活用されてきた。2012年に、アレン氏と海底探査チームは英海軍と共に英巡洋戦艦「フッド」の船体探索に参加した。

武蔵探査に関する動画、写真、詳しい情報は以下を参照。
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▽Paul G. Allen氏について
ポール・G・アレン(Paul G. Allen)氏は投資家、 起業家、慈善事業家で、これまでに20億ドルを慈善活動に投じている。1986年にジョディー・アレン氏と共同でVulcan Inc.を設立し、事業と慈善活動を監査している。アレン氏はPaul G. Allen Family Foundationも設立している。今日、Vulcan Inc.は世界中でアレン氏の広範な投資イニシアチブを監査している。2003年にはアレン脳科学研究所(Allen Institute for Brain Science)を設立、健康ないし病気の人間の脳に関する理解を一般に広げるために活動。その10年後にはアレン人工知能研究所(Allen Institute for Artificial Intelligence)に発展して人工知能の分野での開発機会を追求した。2014年、アレン氏は1億ドルを投じて細胞科学研究のためのアレン細胞研究所(Allen Institute for Cell Science)、また別途1億ドルをエボラ出血熱の拡散防止のために出資する意向を表明した。アレン氏はマイクロソフトの共同創設者の1人でもあり、シアトル・シーホークス、ポートランド・トレールブレイザーのオーナーでもある。より詳しい情報は以下を参照。
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ソース:Paul G. Allen

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