QT Vascularがイスラエルから経カテーテル大動脈弁形成術向けJava技術取得

QT Vascular Ltd. 2014年10月24日 14時47分
From 共同通信PRワイヤー

QT Vascularがイスラエルから経カテーテル大動脈弁形成術向けJava技術取得

AsiaNet 58359 (1168)

【シンガポール2014年10月24日PRN=共同通信JBN】
*初の製品はイスラエルで開発された新しいテクノロジープラットフォームのJavaに基づくバルーン大動脈弁形成術

*Javaテクノロジーの取得は、低侵襲性血管形成術におけるQT Vascularの基本的な専門知識と極めて良く適合し、同社グループは新しい市場の機会で収益を上げることが可能

*それは有機的(社内)および非有機的(ライセンスと買収)を通じてパイプライン製品を進めるというQT Vascularの成長戦略の関連

シンガポール証券取引所のCatalistボードに上場している血管障害治療向け低侵襲医療器のデベロッパー兼メーカーであるQT Vascular Ltd.(以下QT Vascularもしくは子会社を含めて同グループ)は24日、同グループがイスラエルで独自に開発された「Java」と呼ばれる新テクノロジープラットフォームとすべての関連知的財産権を取得したと発表した。

Java製品ラインの同社初の製品は、経カテーテル大動脈弁置換(Transcatheter Valve Replacemetnt、TAVR)術あるいはTAVR術に適さない選択的患者のスタンドアロン治療に先立つ事前拡張機器として使われる大動脈弁形成バルーンである。同製品はどの部位にでも到達可能で抵抗性ある製品であり、安定性を支える独自の歯を持ち、術前心臓ペーシング(ペースメーカー)の必要性を減らす。低侵襲血管形成は今日のQT Vascularの基本的な専門知識であり、Java大動脈弁形成バルーンは、新しい治療指標に対する同グループのテクノロジー製品提供の自然の流れである。

グループの最高経営責任者(CEO)であるエイタン・コンスタンティーノ博士は「Javaテクノロジーの取得は、当社に新しい市場の機会を開くもので、高価値と他社とは差異化された製品の強力なパイプラインを維持するという企業戦略と一致する。TAVRの出現によって、これら非常に高額の施術の転帰を最適化する手段として、今や血管形成に対する関心が再来している。われわれはJavaの革新的デザインによって、TAVRが引き続き成長している時期に当たり、独自の役割を果たすことができると信じている」と語った。

この新しいテクノロジープラットフォームの取得は、この数カ月にわたり新製品パイプラインを増やそうというQT Vascularの努力に沿うものである。このテクノロジーの取得は、2014年12月31日までの現会計年度におけるグループの1株利益および1株当たり純有形資産価値に財務上の重要な影響は持たない見込みである。QT Vascularは、ドイツでのENDURE臨床試験で初の欧州患者を登録済みと発表している。ドイツとニュージーランドにおける患者の登録は迅速に進んでおり、グループの期待と一致している。グループはすでに今年7月24日、最新の薬剤コーティング・ペリフェラルバルーンであるChocolate(R)TouchについてCEマーク取得を申請した。QT Vascularはまた6月5日、全額出資した米子会社のTriReme Medical LLCが経皮的血管形成Chocolate(R)バルーンの販売で米食品医薬品局(FDA)の510(K)認可が認められたとの通知を得た。

冠動脈疾患に対する閉塞動脈の治療のための米国における冠動脈血管形成バルーンカテーテル(Chocolate PTCA)

▽大動脈弁疾患について
大動脈弁狭窄は、心臓の大動脈弁の狭窄である。それは時には、弁膜にカルシウムが沈着することが原因となる。弁は固くなり、開閉する能力が減殺する。弁が完全に開かなくなると、心臓は大動脈弁を通じて血液を押し出し、体のほかの部分に流し込む機能が困難になる。その結果、心臓は弱くなり、心不全になるリスクが高まる。そのような場合、患者は大動脈弁の拡張(弁形成)もしくは大動脈弁の交換が必要になり、それは外科手術もしくはTAVRとして知られる低侵襲カテーテルによる施術を通じて実施される。大動脈狭窄は75歳以上の人々の8人に1人に発症する(注)。

▽QT Vascular Ltd.について
QT Vascular Ltd(QT Vascular)は複雑な血管疾患を治療する次世代低侵襲製品の開発と商品化の新興リーダーである。同社は処置、臨床転帰を改善する差異化された機器をつくり出すため、世界各地の有力な医師、科学者と緊密に協力している。QT Vascularはシンガポールに本社を置き、米カリフォルニア州プレザントンに米国子会社のTriReme Medical LLCがある。同社の株式は2014年4月29日にシンガポール証券取引所(the Singapore Exchange Securities Trading Limited)の新興企業向け取引市場Catalist Boardに上場された。

詳しい情報はリンクを参照。

(注)Nkomo VT, Gardin JM, Skelton TN, et al. Burden of valvular heart
diseases: a population-based study. Lancet 2006;368:1005-11.

同社株式は2014年4月29日にシンガポール証券取引所(the Singapore Exchange Securities Trading Limited、SGX-ST)の新興企業向け取引市場Catalist Boardに上場された。同社の新規公募はPrimePartners Corporate Finance Pte. Ltd.(スポンサー)から支援された。

このプレスリリースは同社が準備したもので、その内容はSGX-STの関連規則に順守するようスポンサーが独自に検証した。

このプレスリリースはSGX-STによって検査もしくは承認されたことはなく、SGX-STはこのプレスリリースに含まれる声明あるいは見解もしくは報告内容の正確さを含めて、プレスリリースの内容に何らの責任を負うものではない。

ソース:QT Vascular Ltd.

▽問い合わせ先
Financial PR Pte Ltd, for and on behalf of QT Vascular Ltd.
Kamal SAMUEL
kamal@financialpr.com.sg

Mark LIN
marklin@financialpr.com.sg
Tel: +65-6438-2990
Fax: +65-6438-0064
or for the Sponsor

Mr Mark Liew, Managing Director, Corporate Finance
20 Cecil Street, #21-02
Equity Plaza, Singapore 049705
+65-6229-8088

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