両社が機能提携を開始した背景
これまで、Web制作を中心にしていたデザイナーが広告収益を目指して、iOSやAndroid向けにアプリをリリースしようすると、アイデアはあっても、その開発言語(Objective-C/Java)の習得、広告SDKの組み込みの知識が必要になるなどの高いハードルがありました。Monacaは、HTMLやJavaScriptの知識があればアプリを作成できる画期的なプラットフォームを提供しており、アプシークラウドの広告SDKとプラグイン連携させることで、SDKの組み込みを行うことなく、ソースファイルにメソッドを1行追加するだけで簡単にCPI型広告の実装を行うことが可能となりました。Monacaの利用者は、アプシークラウドのCPI型広告の導入により、1インストール誘導あたり200~500円の高い報酬を得る事が出来ます。
さらにMonaca利用者には、アプシークラウドの提供している各種PRサービス(レビュー掲載保証、app AdWords、100円出稿等)の利用も可能になるため、制作されたアプリのインストール数向上が実現します。*各種PRサービスはアプシークラウドの管理画面上での操作となります。
アプシークラウドCPI型広告実装までの流れ
Monacaで開発したアプリに専用のプラグインを組み込むことで広告実装が可能になります。
1)アプシークラウドでアカウント作成後、管理画面内でアプリ情報を登録しメディアキーを取得
2)Monaca IDE の「設定」→「Cordovaプラグインの管理」→「appC cloud」をインポート
3) アプリのHTMLにメディアキーを登録
4)各広告タイプを呼び出すメソッドをアプリのHTMLに追加してビルド
*1)はアプシークラウドの管理画面内、2)3)は、Monacaの管理画面内
*Monacaでの広告機能の利用にはアプシークラウドの登録が必要です。リンク
今後の連携機能について
今回の機能連携ではCPI型広告の連携にとどまりましたが、今後は、アプリ開発や広告実装の知識がなくてもアイテム課金が驚くほど簡単に実装できる「アイテムSTORE」や「PUSH通知」とのプラグイン連携を予定しており、優れたアプリアイデアを、より素早くリリースして、アプリ開発者が収益化できる環境を提供していきます。
「Monaca」はアシアル株式会社が提供するiOS、Android、Windows 8 に対応したクラウド型のモバイルアプリ開発プラットフォームです。開発者はHTML5を活用しながらワンソースで複数のOS向けのアプリを開発することができます。開発者はブラウザからMonacaにアクセスするだけで、プログラムコードの作成、デバッグ、およびアプリのビルドまでを一貫して行うことができます。これにより、従来のネイティブベースのモバイルアプリ開発手法と比べ、より効率的に開発を行うことができます。
Monaca リンク
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